靴下の足裏・かかと部分をダーニングしてみた

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色々なものをダーニングするのが大好きです。

決して貧乏性だからダーニングをしているというわけではなく、

ダーニングをすることが楽しくて、趣味としてダーニングをやっています。

1つとして同じように作れないのが、手作りの醍醐味。

色・サイズ・糸の素材や太さなどで、仕上がりが異なってきて、繕ってみないとその出来感がわからないので、繕いながらワクワクします。

そんなわけで、今回は靴下をダーニングしました。

両かかと、足裏親指付け根部分がかなりすり減っていたので、穴が開く前に補強しました。

総作業時間は、およそ3時間くらいですかね。

好きなアニメやライブ映像を見ながらなので、集中すればもっと手早く終わったかもしれません。

が、のんびり息抜きしながらダーニングをするのが好きなので、個人的にスピードは求めていません。

今回の記事では、これらのダーニングをどのようにしていったかご紹介します。

靴下かかと部分のダーニング

まずはかかと部分。

あと数回履いたら、穴が開きそうなくらいすり減っています。

ダーニングマッシュルームの代わりにマラカス笑 を使用していて、その赤い色が透けて見えています。

ちなみに、ダーニングマッシュルーム(もしくは代用品)はダーニングにはなくてはならないツールです。

これがダーニングマッシュルーム。

電球やボールなど、似たようなものであれば、 何でも代用できます。

私は、子供のおもちゃの木製マラカスで代用しています。

向きを変えるたびに、ひょうきんにシャカシャカ音が鳴るのが若干耳障りですが、気にせず使用しています。

刺繍糸2本どりで、ごま塩ダーニングで繕うことにしました。

とにかくひたすら半返し縫いをしていきます。

細かく、ランダムのように見えて一列縫ってはまた一列、という風に、なるべく真っ直ぐ縫っています。

ベージュの糸が短くなったので、濃いピンクに切り替えて、ひたすらごま塩を縫い付けていきます。

横が終わったら、縦も同様にごま塩ダーニング。

縦横と縫うことで、さらに強度が増します。

完成!

靴下の色と同じ暖色系にすると、落ち着いた感じのアクセントになって良い!

反対側のかかとは、基本のダーニング+周りにごま塩を施しました。

周りにごま塩をしておくことで、ダーニング部分をしっかり固定できるし、ダーニングの周り部分の補強も出来ます。

広範囲で生地がすり減ってきているときは、ごま塩をしておくと安心です。

糸は刺繍糸2本どりです。

消耗が激しい部分のみのダーニングなので、「コ」の字の逆のような形のダーニングになりました。

縦をカーキ、横をベージュでダーニングしてみました。

後半部分は、少し太めのアルパカ毛糸で縫ってみました。

太さをあえて変えることで、でこぼこ感を出すことができ、それもまた可愛いです。

完成!

ダーニングは大好きなんだけど、糸処理は大嫌い笑

糸をひとつひとつ裏へ持っていって、処理をする作業が地味で時間がかかってイライラしてしまいます。

でもこれも大事な作業ですからね、丁寧にやらないといけません。

足裏部分のダーニング

足裏部分の生地も、かなりすり減ってます。

穴開く寸前!が結構な広範囲だったので、大きめのダーニングを施すことにしました。

まずは、刺繍糸2本どりでざくざくダーニング部分を枠取っていきます。

ベージュの刺繍糸が途中でなくなったので、カーキに切り替えました。

まだカーキの刺繍糸が残っていたので、引き続き横にも使用することにしました。

そうすることで、糸処理の本数が減ります笑

時折縫い糸を、細めのフォークや針で下に詰める作業を忘れないようにしましょう。

これをやっておくと、ぎゅっと目の詰まった綺麗なダーニングができます。

カーキがなくなったので、太めネイビーのアクリル糸に切り替えてみました。

存在感ある!

ぎゅぎゅーっと詰めながら、どんどんダーニングしていきます。

再度にはごま塩も忘れずに、ふりまいてます。

最後にもう1つアクセントを加えたいと思い、赤紫のウールの毛糸を使用してみました。

太いから縫いにくいですが、縫う回数が減るので、そういう意味では楽です。

糸処理をして、完成!

靴下は広範囲で生地が擦り切れてくるため、ごま塩が周りにあると、補強になるので安心です。

最後に、反対側の足裏部分のダーニングをしました。

これはかかとでご紹介したときのと同様、ごま塩(半返し縫い)のみで補強しました。

刺繍糸は2本どり、カーキと赤茶色を使用しています。

過程の写真を撮り損ねてしまいました。。

というわけで、計4箇所の繕い終了!

以前に親指の先部分のダーニングをした部分を併せたら、計5箇所もお直ししました・・・

どれもこれも味があって、可愛い・・・

ちなみに、ひっくり返したら、こんな感じです。

頑丈に補強された!って感じが見るだけで伝わってきます。

最後に

今回は、靴下のかかとと足裏部分のダーニングを行なったので、その過程と仕上がりをご紹介しました。

好きなものを大事に、長く使えるって良いことだと思います。

これからも、どこかで擦り切れ・穴開きが起こらないかと、目を光らせておくことにします笑

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