気づけばダーニングをし始めて1年。
最初は自己流で、思いつくものを思いつくままに繕っていました。
今思うと、何であんなことしていたんだろう・・・と恥ずかしくなっちゃうものもあります。
現在は、少しずつですが経験を重ねていき、本を読んで基本的な知識をつけました。
また、繕うものとそれに合わせた縫い方など、考えられるようになってきました。
そんな私が、今回ダーニングしたのが、「五本指ソックス」です。
この記事では、五本指ソックスの指部分と、足裏部分をダーニングしたので、そのときのことをご紹介します。
足はとても敏感
五本指ソックスに関わらず、靴下を繕うときに思うことは、
ダーニングをしてみて、足裏は触覚が非常に敏感!!ということに気づきました。
元々の靴下と、素材や糸の太さが違いすぎると、そのデコボコ感が気になります。
当たり前なことかもしれませんが、出来るだけ靴下と同じ厚み・感触に仕上がることが、快適な靴下に仕上げる秘訣だなと感じました。
ちなみに指部分のダーニングは、履いたときに素材の違いが気になるものの、履いてしまえばあまり気になりません。
が、これはあくまで個人的意見です。
ダーニング後の仕上がり
両方の親指部分が穴開き寸前だったので、早めに繕うことにしました。
親指部分以外にも、両足の足裏部分がかなり擦り切れており、ほぼ穴開き状態になっていました。
こうやってダーニングしました
両方の親指に出来かけた穴。
とても小さい穴だったので、仕上がりも可愛らしい豆サイズになりました。
糸は刺繍糸、6本どり。あえて太めにしました。
理由は、6本どりの方が強度が増すかなと思ったからです。
色はそのときの直感で、薄いグレーと緑を合わせてみたいと思い、緑をチョイス。
いつもダーニングマッシュルームの代用に使っているマラカス。
当然、五本指靴下の指部分には入りません。
代わりに、マラカスの持ち手部分を入れてみました。
これがまた、サイズがミラクルフィットしてとても縫いやすいんです!!
このサイズのダーニング、可愛い!
補強の意味も込めて、周りに少しゴマシオダーニングもしています。
今回は、真四角のダーニングじゃつまらないかなーと思って、敢えて穴に沿っていびつな形にしています。結果、丸みを帯びた平行四辺形のような仕上がりになりました。
糸始末は、2〜3の縫い目にくぐらせた後、根元で切って終わらせます。
靴下ダーニングでは、玉結び・玉留めはしないのが普通だそうです。
確かに、玉作っちゃうところころして気になりそうです。
指部分のダーニング完成!
どのくらいもつかな。
次は、足裏部分。
このように、2箇所に穴と擦り切れを発見したので、無限ゴマシオダーニングを施しました。
ゴマシオダーニングとは、ダメージ部分をひたすら半返し縫いして補強するというものです。
規則正しくジグザグに縫うもよし、ランダムに気になるところから縫うもよし、特に細かいルールはありません。
刺繍糸3本どりで行いました。
ダメージが大きいところは多めに縫い、周りは少なめに縫って補強します。
裏から見たら、こんな感じです。
しっかりと糸が張り巡らされていて、頑丈に仕上がっています!
そしてこちらは、もう片方のかかと部分。
同系色の刺繍糸で、3本どりです。
無限ゴマシオダーニングでも良かったのですが、違う縫い方に挑戦したい!ということで、ハニカムダーニングを施しました。
ハニカムダーニングは、派手な色を何色か使ってすることが多いのですが、今回は一色にしました。
あまり目立たせたくなかったからです。
というのも、ハニカムダーニングは、個人的に可愛いと思えないから、あまり好みではない縫い方なんですよね笑
細かめにハニカムダーニングをしましたが、一部心許ないところがあったので、追加でゴマシオダーニングもしました。
ゴマシオはビビッドな色を使っても良かったかもしれません。
履き心地はいかに?
履き心地はかなり良いです!
刺繍糸3本どりでダーニングをしたからか、厚みが出過ぎず、元々の靴下の厚みとそこまで大差がないです。
昨日、終日履いていましたが、違和感など一切感じずに履くことができました。
あとはダーニングをしたところの耐久性が気になるところです。
最後に
、
今回の記事では、「五本指ソックスをダーニングしたときのこと」についてご紹介しました。
余談ですが、アマゾンで先日刺繍糸100本セットを購入しました・・・
これはもう、ダーニングするっきゃないでしょ!!
ということで、次誰の何に穴が開くか・・・楽しみです。
興味がある方は、ここのリンクから買えますので、よかったらご覧くださいね。