出産を終えて退院してから、いざ自宅で赤ちゃんとの生活が始まりますね。
早速ですが、新生児を寝かせる時、あなたは電気は付けますか?それとも真っ暗にしますか?
赤ちゃんの表情を確認するために、なんとなく常夜灯(豆電球)を付けて寝ている方も、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、私もその一人でした。
今回は、私のように悩んで疑問に思っている新米ママさんのために、
をご紹介します。
私は出産して退院した後の初日、電気を消して真っ暗な状態で寝ようとした所、赤ちゃんの顔が見えず不安でした。
すぐに常夜灯を付けて、赤ちゃんの表情を確認したり、ちゃんと息をしているのか定期的に確認をしながら寝るようにしました。
それに、新生児の時は夜中寝ている時にもうんちをしていたので、オムツの状態を確認したいとき電気が付いているととても便利なんですよね。
でも、常夜灯を付けていることが、なんとなく新生児の身体によくないような気がしていました。
そうは言っても付いていた方が便利だし、入院中の病院の新生児室(赤ちゃんを預かってくれるお部屋)も24時間電気がついていて、新生児の多くはすやすやと寝ていたし、きっと大丈夫だろう!と思っていました。
このように同じように不安を抱えているものの、なんとなく常夜灯を付けているママさんに、私の体験談を通した情報をお伝えし、お役に立てれば嬉しいです。
では早速、ご紹介していきましょう!
目次
電気をつけておくメリットとデメリット
メリットは、新生児の表情・状態が見えることです。
特に新生児の頃はちゃんと息をしているのか、苦しそうな表情をしていないか、気になって仕方ありませんよね。
うつ伏せになっていないか、掛け布団がちゃんとかかっているか、うんちをしていないか明るさを変えなくても、常夜灯は赤ちゃんの状態を確認できるので便利です。
また、新生児は飲んだミルクを吐きやすく、横に寝かせてちょっとすると、音も立てずにダラーッと吐くことがあります。私の娘にも、何度かその経験がありました。
こういった場合、電気を付けていないと気づかないことがありますので、赤ちゃんの表情がしっかりと見えていると安心しますよね。
デメリットは、少なからず新生児の身体に良くない、ということです。
産まれてから生後3〜4ヶ月までの赤ちゃんには常夜灯をつけていると、一点だけ光っているので、赤ちゃんがそこをじーっと注目してしまう、「強制注視」という傾向があります。
私の娘も、明るい状態から常夜灯に切り替えた瞬間、目をパチッと開いて光のある方向を見つめていました。
常夜灯が付いていると、新生児が熟睡できなくなる等の研究はまだなされていないそうですが、大人でも常夜灯を見つめていると目が冴えてしまい、なかなか休まらないですよね。大人もそうなら赤ちゃんにとっても、眠りにくい環境であることは間違いありません。
このように電気を付けておくと、親に対するメリットは豊富ですが、新生児の身体のことを考えると、電気を付けない方が良いでしょう。
外が暗くなったら、部屋の電気も暗くする
産まれたばかりの新生児は、生活リズムがなく昼夜の区別がついていません。
ですが、この頃から、外が暗くなって赤ちゃんが寝る時間になったら、部屋の電気を暗くして、昼夜の違いを環境からしっかりと作ってあげましょう。
そうすることで、徐々に生活リズムを整えていくことができます。
明るい状態から一気に暗くするよりは、徐々に暗くできるといいですね。
最近は明るさを調整できる電気がありますので、そういったアイテムを活用するのも良いと思います。
電気が付いていると夜泣きの原因に
電気が付いていると、新生児を刺激してしまい夜泣きをする原因になる、という説もあります。
赤ちゃんは強制注視によって、一点が明るく光っていると、そこをじーっと見てしまうので、夜眠りが浅くなった時に、常夜灯の光が赤ちゃんを起こしてしまって、体内時計を狂わせたりして夜泣きをさせてしまうこともあります。
実際に電気を暗くしてみたらどうなったか
私の娘は新生児〜生後7ヶ月の現在まで、常に常夜灯を付けて寝ていました。
有難いことに、生後1ヶ月頃から夜は長い時間ぐっすり寝てくれるようになったので、夜泣きにはあまり悩まされませんでした。
現在は、夜21時に寝て、朝の4時には一度起きている生活です。試しに電気を消して寝てみたところ、なんと朝7時まで一回も起きませんでした。
まだ数日しか試していないのですが、これからも続けてみようと思います。
新生児を快眠に導くコツ4つ
産まれてきたばかりの新生児。
生活リズムが整っていないといっても、夜は寝てくれるようにしたいものです。
そんな新生児を快眠に導くコツを、電気を消すことを含め4つ紹介させていただきます。
快眠のコツ1:電気を消す
昼夜の区別をつけ、新生児に夜ぐっすり寝てもらうように、夕方以降は徐々に電気を消していき、真っ暗な状態で寝てもらうようにしましょう。
そうすることで、暗くなったら寝るという習慣を徐々に付けていくことができます。
快眠のコツ2:静かな環境をつくる
夜寝る前の30分はテレビや音楽を消したり、またスマホの画面を赤ちゃんに見せないようにしたりして、静かな環境を整えましょう。
テレビやスマホなどの画面は、赤ちゃんには刺激が強く、興奮して寝つきが悪くなる可能性があります。
快眠のコツ3:寝かしつけの音楽をかける
夜ぐっすり寝てくれるためには、入眠の仕方も大切だと思います。
赤ちゃんが安らぐ気持ちになるような音楽を、寝かしつけの時に毎日かけると、リラックスした状態で、いつの間にかスヤスヤと深く眠れるようになりますよ。
快眠のコツ4:入眠グッズ
赤ちゃんにも大丈夫なアロマを使って気持ちを和らげたり、ガラガラを使ってみたり、お気に入りのぬいぐるみをそばに置いてみたり、赤ちゃんがゆっくりと安心して眠れるグッズがあるのもいいですね。
乾燥する時期なら、アロマオイルが入れられる加湿器を赤ちゃんの寝る部屋に置いておくと、快眠がぐっと高まります。
最後に
今回の記事では「新生児を夜寝かせるとき、電気は付ける?消す?赤ちゃんを快眠に導くコツ4つ」とし、電気を付けるメリット・デメリットと、実際に暗くして見たらどうなったか私の体験談等をご紹介しました。
赤ちゃんの身体は一番ですが、どうしても電気を付けたい場合があると思います。
そんな時は臨機応変に対応して、無理をせず楽しんで育児をしていきましょう!