乳首が切れても授乳を続けた私が、痛みを乗り切って治した方法

産後になって初めて気づく(私はそうだった)、母乳育児の大変さ。知識もなく、経験も当然なく、無我夢中でおっぱいをあげていて、気づいたら乳頭に傷や亀裂ができた・・・なんてことありませんか?

私はまさにこの通りで、完全に根拠もないのに母乳育児をなめきっていました。

もちろん、けして楽ではないとは思っていましたが、仕事や出産準備に忙しく、周りにアドバイスしてもらうような人がいなかったので、ついつい甘くみていて、世のママさんはみんなやり抜いているからどうにかなるだろうと思っていました。

そうです、その当時は甘ったれたどうしようもない女でした・・・
それに気づいたのは、出産してその2日後に退院した、その日の夜でした・・・

出産後、早速授乳をし始めた私は、もちろん油断しまくっていたので、何も気にすることなくおっぱいを吸わせ続けました。

そして乳頭がふやけ、血豆ができ、それが裂けて切れた状態になりました。い、痛い・・・!!!!もちろんそんな状態でも、泣き続ける赤ちゃんに、母乳をあげ続けないといけません。

正直、この経験から、母乳育児が軌道に乗るまでの約2週間は、人生で1番辛いものでした。母乳を自分の赤ちゃんに出せるのは、世界中に私1人だけ。その責任感をずっしり背負いこんで、自分を追い込んでいました。

母乳育児は、本当に軌道に乗るまでが大変で、睡眠不足にもなるし、体力の限界も感じます。

何をどうあがいても辛いのは辛いのですが、私のように体当たりでなく、知識を持って臨んでいれば、トラブルを最小限に済ませられたはずだと思っています。

母乳育児を目指すなら、誰もが出くわす乳頭トラブル。

私のように切れてしまう前に、上手に予防するのがベストですが、もしそうなってしまった時にお勧めの方法を、今回の記事ではご紹介します。

メデラのピュアレーン(ランシノー)を使い乳頭ケア

授乳で乾燥したり、傷が出来てしまった乳頭を保護する乾燥予防クリームで、身体にやさしい成分のみで作られていて、授乳前に拭き取る必要がありません。

乾燥や亀裂が気になる都度、こまめにつけます。私は産後早々乳首に血豆ができ、その後瘡蓋になってしまったので、
産んだ直後から毎回授乳後に塗っていました。これなしでは、頻回授乳を乗り切れませんでした。

乳頭はとてもデリケートなので、ほぼ必ずといっていいほど、ケアを怠っていると、トラブルを起こします。

特に母乳育児を目指している初期の段階では、頻回授乳をする方がほとんどなので多いときは1日10〜12回くらい授乳をします。それぞれの授乳時間は、20〜30分です。

仮に20分、10回を1日にしたとすると、200分、約3時間半もおっぱいを咥えさせていることになります。。!

本当にトラブルがひどいときは、多めに塗り、次の授乳までラップを被せて保護していました。まだ購入していない出産前のプレママはここから買えます。絶対絶対必要なので買ってくださいね!!

授乳体勢を変える

新生児期によく乳頭トラブルを起こしやすいのですが、赤ちゃんに歯が生えてきたときも、その歯が乳頭に当たり、そこから切れてトラブルになることもあります。

その原因として、いつも同じ授乳姿勢で授乳しているからかもしれません。

母乳量も軌道に乗り、授乳にだいぶ慣れてきたところに起こるトラブルなので油断してしまいます。私も全くそんなこと気にも留めていなかったので、いきなりの痛みに戸惑いました。

そんなとき、いつも横抱きで授乳していたのですが、フットボール抱きや縦抱きにして授乳するように切り替えました。歯が当たる箇所が変わるので、痛みが起こることはその後なくなりましたよ!

母乳を搾乳してからあげる

哺乳瓶が飲める赤ちゃんであれば、傷が治るまで搾乳機で搾ってからあげても良いと思います。私も新生児期に血豆ができたとき、直接授乳と搾乳とを交互に行っていました。

そうすることによって、赤ちゃんが乳頭を咥える時間が減るので、いくらか治りが早くなります。

母乳の間隔を空けるために混合にする

搾乳機で搾ることが難しい、粉ミルクと混合で育てている、もしくは育てたい、という方には、傷がある間は少し粉ミルクの力を借りても良いかもしれません。

赤ちゃんに直接授乳する時間、回数が多ければ多いほど、治りが遅くなりますので、早く治したい場合は粉ミルクの回数を増やしてもいいと思います。

注意点として、母乳育児を続けたい人は、粉ミルクに頼りすぎると母乳量が減ってしまう恐れがあるので極力に留めましょう。母乳量をなるべく変えたくないなら、まずは搾乳機で搾ってみることをお勧めします。

乳頭保護カバー(ニップルシールド)を使う

哺乳瓶から飲めない赤ちゃんだと、搾乳や粉ミルクという選択肢はないですよね。そんなお母さんには、乳頭を保護しながら授乳できる、保護カバーがお勧めです。乳頭に痛みや亀裂があるとき、赤ちゃんが上手く吸付けないときにお勧めのアイテムです。

治るまでの間使用することで、乳頭を保護しながら赤ちゃんに引き続き直接母乳をあげることができるので、痛みが緩和されます。乳頭に亀裂が入ると、授乳のたびに激痛が走ります。

授乳を一旦やめてしまえばよい、と思う方も多いかもしれませんが、哺乳瓶が嫌いでおっぱいからしか飲まない赤ちゃんもいますし、乳腺炎になったりしますし、そう簡単にやめられないですよね。

まとめ

傷を負いながらもなお、授乳を続けることは、私もその経験を何度もしてきたので、その辛さが痛いほどわかります。

母乳育児の方は、搾乳や粉ミルクに頼りたくないと思うかもしれませんが、少々頼るくらいで母乳が出なくなることはありません。とにかく痛くて辛いのであれば、少しだけ母乳をお休みして、気持ちをリセットしてまた取り組むのも一つの手だと思いますよ。

でも、粉ミルクをあげた分、赤ちゃんが母乳を飲んでくれなくなることは、肝に銘じておきましょう。

上手にスケジュールを考えながらこの痛みを乗り越えて、親子ともにリラックスできる授乳時間になりますように。。

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