過去記事で、「4歳の娘のジーンズを当て布と飾り刺繍でお直し」と題し、膝部分を繕ったときのことをご紹介しました。
その時の写真です。
そして、当て布を付けたときから気になってはいたのですが、手を付けていなかった「表面の生地の擦り切れ」が数週間後目立ってきたので、今度はダーニングすることにしました。
上の写真で見ても、所々穴が開く寸前な部分があるのが伺えます。
ハート型のダーニング→当て布→ダーニング、と3度目のお直しです笑
もう捨てたら良いんじゃ・・・!?と思いましたが、サイズ的にまだ履ける。
でもあとちょっとでサイズアウトしそう!という感じだったので、あと少しだけ履いてもらおうかなと。
ダーニングの実験も兼ねて、やってみちゃうことにしました。
失敗したら捨てちゃえ〜ってノリです。
というわけで、今回の記事では、デニムに再びダーニングを行ったときのことについてご紹介します。
出来上がりはこんな感じ
3度目のお直し、ダーニングを施したら、こんな感じになりました。
途中の過程の写真を撮りそこねました。
まず向かって左のダーニング。
広範囲に擦り切れがあったので、大きく1つをダーニングを施してみました。刺繍糸を使用し、色は気の赴くままに、今までの繕いとマッチするものを選びました。
思ったより目立ちます。大きい仕上がりになり、擦り切れの箇所ごとに小さくダーニングした方が可愛かったかなと少し後悔しました。
その後に、右膝部分のダーニングをしました。
左膝の大きなダーニングがいまいちしっくりこなかったので、今度は小さいダーニングを4つちりばめることにしました。
ハートの左上、左、左下、下の4箇所に、以前の繕いと同系色のものを使用しました。さらにその下部分も擦り切れが出てきていたので、ゴマシオダーニングをしっかりして補強。
ちょっとごちゃごちゃした感じに仕上がったけど、右膝の方が好みに仕上がりました。
だーいぶ年季が入ってきたというか、歴史を感じるデニムになってきた感じがします。
ダーニングをしてよかったと思うことは、自分の好きなデザイン・模様で一点ものが作れるということと、擦り切れたところの補強ができることです。
私が繕うたびに、気に入って喜んでくれる娘。その反応を見るだけでも、やってみた甲斐があるというものです。
最後に
ダーニングをし、当て布をした後さらに今回、ダーニングをしたときのことをご紹介しました。
ダーニングの写真やサイトをSNSで眺めていると、好きな洋服やデニムを何度も何度もダーニングや飾り刺繍で繕っている人の作品を見かけます。
それらの作品を拝見するたび、何でも簡単に安価で手に入る昨今、ものを大事にするのも良いもんだなと思います。
私はただ、もったいないと思っているから、可愛いくて自己満できるからという理由でダーニングをやっていますが。。。理由はそれぞれですが、良いものを長く大切に使いたいと考える今日この頃なのでした。