先日の日本への一時帰国で買った「ホームベーカリー」。2〜3日に1度食パンを作るほど大好きでハマっています。
3歳の娘も、9ヶ月の息子も大好き!娘はピーナツバターをつけたり、息子はそのままだったり、粉ミルクと混ぜてパン粥にしたりして、新鮮でふわふわなパンを楽しんでいます。
今でこそ安定して美味しい「基本の食パン」を作れるようになりましたが、実はそれまでは何度か失敗しました。
パンは、というかイーストは生きているので、材料や温度、湿度などに影響されて毎回出来上がりが違うのです。せっかく作るのだから、美味しいパンを食べたいですよね。
でも、いつもと作り方を少し変えるだけで、大失敗に終わってしまうこともあります。
今回の記事では、「小麦粉」が原因で失敗してしまったときのことをご紹介します。
出来上がって開けてみたら・・・
何度かホームベーカリーで食パンを作り、その新鮮さと美味しさに首ったけになってしまった我が家。
ある日いつものように出来上がり、開けてみると、こんな状態になっていました。
ちなみに、成功したとき食パンはこんな感じで出来上がります。
え?!全く膨らんでないし、焼き上がりの色もおかしい!!どういうことーーー!!!!
見た目の出来上がりはもちろん、味もいまいちでした。膨らみが成功時の半分なので、ずっしりと重たく詰まっていて、ふわふわしていません。ピザのパン生地部分がぼそぼそになったような感じです。
もったいないから一切れは食べましたが、美味しくなさすぎて残りはごめんなさいしてしまいました・・・
なぜ?!パン作りを失敗した理由とは?
なんで今回、失敗してしまったのだろう。その理由は明白でした。「ケチって古い小麦粉を使用した」からです。
通常の食パンのレシピだと、250gの小麦粉が必要なのですが、古い小麦粉が余っていたので、その内100gくらい古いものを使用しました。
古いと言っても、賞味期限切れる1ヶ月ほど前で、開封してから1年弱くらいのものです。
新鮮な小麦粉と混ぜるし、まぁ半分以上は新しい小麦粉だし、大丈夫っしょ〜なんて軽い考えで、夜にタイマーをセットして就寝しました。
すると翌朝。いつもと同じように、焼き上がりの良い香りとともに目覚め、出来た出来た〜と気分高々にホームベーカリーを開けてみると・・・
こんな感じだったわけです泣
いつも成功する方法、手順の通りに作ったのになぜ!!?と思った瞬間、古い小麦粉を使用したことが頭をよぎり・・・あ、だからかと気づきました。気づいて後悔しても、時すでに遅しです。
ケチらず、新鮮な材料を使いましょう
このブログを読んでくださっているあなたには、そんな切ない思いをしてほしくありません。どうかどうか、必ず新しい小麦粉を使ってください。
小麦粉とイーストは、古いものを使うと、仕上がったときの見た目と味が一目瞭然です。
頻繁に使うなら、大容量の小麦粉とイーストを購入しても良いと思います。でも、使用頻度が低いようなら、数回で使い切れるサイズのものを頻繁に買うようにしないと、美味しい食パンが仕上がらないので要注意です。
ちなみに、バター、砂糖、塩は新鮮さにこだわらなくても、問題なく作れます。
保管状態に気をつけましょう
ホームベーカリーの説明書を見ると、「小麦粉とイーストは冷蔵庫に入れましょう」と書いてあります。
トロントは、日本ほど温度も湿度もありません。なので、小麦粉は冷暗所に保管して、早いうちに消費すれば大丈夫だと思います。
イーストは敏感なので、冷凍庫に入れています。これは、パン手作り歴25年以上の知り合いの方に、そうした方が良いよ!とアドバイスいただいたので、そうしています。
とにかく、美味しいパンを作るためには、小麦粉とイーストの保管にはくれぐれも注意しましょう。
最後に
今回の記事では、「ホームベーカリーで大失敗!古い小麦粉は使うべからず」と題し、私が食パンを作ったときにしてしまった失敗談をご紹介しました。
焼き上がりの香ばしい、美味しい香りに期待し、開けてみて残念無念!な気持ちにならないように、皆さんも気をつけてくださいね!
ごはんパン作ったら成功しました!!