ある朝起きたら、なんと気温3度!
風も強くて、歩いていると顔がきーんと冷えるような感覚を、久しぶりに感じました。
ついに今年も来たな、トロントの冬が・・・
こんな寒い日には、部屋でぬくぬくと温かいものを食べるに限ります。
家に帰りふと台所で目に止まった、さつまいも、ココナッツミルク、ブラウンシュガー、タピオカ・・・
よし、義母に教えてもらった温かいスイーツを久々に作ろう!と思い立ったので、今回の記事ではそのレシピをご紹介します。
目次
タピオカ入りココナッツミルクを作るようになった理由
私の旦那さんは中国人で、義理のお母さんはずっと中華料理のお店で働いてきたこともあり、とても料理上手です。
炒めもの、煮物はもちろん、餃子やシュウマイなどの飲茶、北京ダック、胡麻団子などのスイーツまで、中華で思いつくものが何でも作れてしまいます。
いつも義実家にお邪魔するときは、美味しい食べ物がじゃんじゃん出てくるので、ついつい食べ過ぎてしまいます苦笑
そんなある日、夕飯後のデザートにと出してくれたのが、タピオカ入りココナッツミルクの温かいスープ。寒い冬に温かい甘いデザートをいただき、自然で素朴な美味しさに感動しました。
手間がかかりそうな義母の作る手料理を、普段は食べて感動して終わっていました。
でも、いつも遊びに忙しくて食べることを忘れる娘が、美味しい!とパクパク食べているのを見て、家で作ってみたい!と思いレシピを聞いてみました。
そしたらなーんと、これだけ??!ってくらい拍子抜けに簡単でした。
これなら子育てに忙しくても作れる!三日坊主でめんどくさがりな私にも作れる!!と思い、作ることに。
今では何度もリピートして作っています。
基本的には材料を鍋にぶち込んでコトコト煮込めば良いだけです。
タピオカを水で戻す作業があるので、その時間も含めると完成までに1時間弱かかりますが、すこぶる簡単です。
材料
基本の材料はこれです。
量がある程度適当でも問題なく作れます。
水っぽいサラサラしたスープならココナッツミルクを2缶にするか水を多めに、どろどろっとゼリーっぽく食べたいならタピオカ20gくらい増やしてください。
タピオカ
中華系スーパーならどこででも売られています。
値段をはっきりと覚えていませんが、2~3ドル程度だったかと思います。かなりリーズナブルです。
ブラウンシュガー1本
これも中華系スーパーで簡単に手に入ります。これも2~3ドルだったかな。
ココナッツミルク
どこのスーパーでも買えます。
ココナッツミルクはカナダでも一般的に消費されるので、どこでも安く手に入るのがありがたいです。
一缶1~1.5ドルで買えます。
クコの実(Goji Berry)
これも中華系のスーパーですね。クコの実は栄養面でも優れているし、自然な甘みが出るので、スイーツだけでなくスープや煮込み料理など、中華料理で幅広く使われています。
さつまいも
嬉しいことに、トロントの大抵の中華系スーパーで、日本のさつまいもが手に入ります!
が、トロントで買えるさつまいもは5×12センチ程度のものが多く、小さいです。
個人的には馴染みのあるさつまいもがオススメですが、紫色のYamやオレンジ色のSweet Potatoでも大丈夫です。
作り方
1:タピオカを15~30分程度水にさらしておき、ざるにあげる。
2:水400~500mlを鍋に入れ、沸騰してきたら1センチ程度に角切りにしたさつまいもを入れる。
3:さつまいもが柔らかくなったら、タピオカとココナッツミルク、ブラウンシュガー1本、クコの実を入れる。
4:中弱火でコトコト煮込む。湯気が立ってきたら、おたまでかき混ぜる。タピオカが鍋底にくっつきやすいので、こまめにかき混ぜる。
5:タピオカが透明になり、水分を含んでとろみが出てきたら完成!
作り方のコツ
とにかくお鍋に放り込むだけなので、コツらしいコツはありません!
早く煮立たせてしまいたい気持ちはわかりますが、じっくりコトコト煮込んでください。そして、焦げ付かないようにとにかくこまめに混ぜてください。
ブラウンシュガーの甘みとタピオカのプツプツ感、ココナッツミルクのまろやかな風味が何とも言えず、美味しい!!
最後に
今回の記事では、「簡単美味しい!中国人直伝タピオカ入りココナッツミルクの作り方」と題し、中国人の義理の母に教えてもらったスイーツのレシピをご紹介しました。
めちゃくちゃ簡単で、あったかい美味しいスイーツができるので、寒い冬にお勧めです。ヘルシーでシンプルなので、子供にあげても安心ですし、喜んで食べてくれますよ。
ぜひ挑戦してみてください。