ある日、唇の下に、1ミリにも満たないほどの傷?かすり傷?を作った娘。
極小でただの怪我に見えたため、特に気にかけていませんでした。
ところが、1週間も経たないうちにその傷から水ぶくれが広がり、家ではどうにも治らない皮膚トラブルになったのです・・・!
今回の記事では、4歳の娘が口の下からあご部分に、とびひを作ってしまったときのことをご紹介します。
小さな傷からみるみる広がる水泡
「弟とぶつかった~~」
そう言われ、ぶつかった箇所を見ると、少しガリっとなったような傷が。
痛いと言うも、泣くわけでもないし、本当に極小のものでした。
そのうち治るよ~と言って、娘も納得し、その日は終わりました。
そこから広がった水ぶくれ
それから4~5日ほど経ったある日、ふと気がつくと、傷が治っておらず、範囲が広がっていました。
さらに2~3日経つと、少しずつ範囲が広がり、周りにもぷつぷつと赤い発疹のようなものができ始めました。
そこからの展開が早かったです。
みるみるうちにその炎症は悪化し、唇下に8個くらいの水泡・それがはじけたあとのような炎症箇所が。
(下に写真を載せますが、苦手な方は見ないようにしてください・・・)
かわいそうに。。。
私の母と妹は口唇ヘルペス経験者で、それを見るなり「ヘルペスじゃない!?」と言われました。
ヘルペスは、治療法など特になく、その発疹がおさまるまで肌を清潔に保ちながら待つのみだそうです。
医者に行っても特に薬を処方されないんだったら、もう少し様子見るか・・・
と思っていたら、お腹の部分にも似たような症状が!
これ以上悪化したら大変と、急いでかかりつけのお医者さんに連絡しました。
本人の体調
娘が言うには、1番最初に水泡が出来たときは少しだるかった。疲れやすかった。
と言っていましたが、私が見ている分には至って普通でした。
熱もないし、水泡以外の目立った症状は、何も見られませんでした。
病院に行かずして、処方箋をゲット
この頃、コロナウイルスが蔓延しており、外出自粛の真っ只中。
病院に連れていこうにも、万一ウイルスを移されてしまったら・・・
そう思って、病院に行くのをためらっていました。
幸い、かかりつけ医は電話対応を行ってくれ、症状のある部分を写真で撮って、メールで送ってくれと言われ、その通りにしました。
結果、とびひと診断されました。
ちなみに、とびひのことを英語で「Impetigo(インペタイゴ)」といいます。
とびひだと見極める決め手は、水泡がはじけた後、周りに出てくるハチミツ色のような膿みがかさぶたのようにはりついている状態だそう。
お医者様は写真を見た瞬間、確信したとのことでした。
私の最寄りの薬局に処方箋をファックスで送ってくれ、当日にすぐ処方箋の薬を手に入れることができました。
病院に行かなくても良かった上に、近所の薬局で薬をもらえ、あちこち走り回らなくて済んでほっとしました。
薬を飲んでから劇的に回復!
処方された薬はこれです。
とびひ治療用の塗り薬(Fucidin Cream)と、液体の抗生物質(Novo-Lexin 50mg, Cephalexin 50mg)です。
塗り薬は1日3回を10日間、飲み薬は1日3回を7日間服用しました。
飲み始めてから1日しか経っていないのに、すでに改善の兆しが見られ、とても安堵したのを覚えています。
薬を飲んで1日経ったときの写真です。
(これも苦手な人はスキップしてください)
少しずつハチミツ色の膿みが引いていき、水泡が枯れていきました。
服用5日後には、色素沈着がうっすら残っていましたが、発疹や水泡は完全に消え去っていました。
最後に
今回の記事では、4歳の娘の口元にとびひが出来たときのことについてお話ししました。
場所が場所だっただけに、ヘルペスかな?と思ってしまいました。
また、コロナウイルスが流行っていたため、病院に行くことをためらい、初動が少し遅れてしまいました。
それでも、口元とお腹1箇所だけで食い止めることができ、薬服用後、すぐ効果が現れて治療することができたので良かったです。
これらの症状がある場合、とびひである可能性大です。
とびひは広がりやすいので、とびひかも?!と思ったら、早めに病院にいきましょう。