歯ぐずりって何?子供に何が起こっているの?という疑問については、過去の記事「痛い、辛い!奥歯の歯ぐずり対策。夜泣きが続く娘、共働き夫婦はつらいよ。」でご紹介しました。
今回は、乳歯が生えてくる際に最も手強い、1番奥の歯の歯ぐずり・夜泣きについて、その体験記をご紹介します。そうです、現在我が家では、歯ぐずりと絶賛格闘中です。
目次
奥歯の歯ぐずりはとんでもなく激しい
知っていましたか?
夜泣きの原因の1つが、歯の生え始めの痛みや疼きで、特に1番奥の歯が生えてくるときは、夜泣きが凄まじいのです。。!
しかもその夜泣きの回数は、歯が4本あるから4回分です。現在、我が家ではラウンド2が繰り広げられています。
痛いだろうし煩わしいだろうから代わってあげたい、かわいそうだと思いながらも、そんなに激しく泣かなくても良くないか?!と思わず感じてしまうくらい、凄まじいです。
凄まじすぎて、爪で頬を引っかかれかさぶたになりました。母ちゃん破れかぶれです。
1番奥の歯が出てくるタイミング
乳歯が生える順番は、「意外とみんな知らない、赤ちゃんの歯が生える順番ってこうだったんだ!」の記事でご紹介しました。
1番奥の歯、正式には「第二乳臼歯」が生えてくるのは、一般的には2歳前後頃からと言われています。
*あくまで一般的に、です。歯の生えるタイミングは、子供それぞれでかなり違うので、遅いから早いからと言って心配する必要はありません。
私の娘の場合、最も奥の歯が最初に生えてきたのは、2歳になる2週間前でした。
1つ手前の歯(第一乳臼歯)でも激しい歯ぐずりがあったので、今回もすぐ歯が生えてきているんだなと感づきました。
その翌日に歯みがきしたとき、口の中を観察してみると、予想通り少しだけ歯が出てきていて、確信しました。
またあの地獄の寝不足な日々が始まるのか。。!!汗涙
いや、子供の成長を見るのは嬉しいし、痛いならその辛さをわかってあげたいですよ。でも、2歳児の夜泣きほど激しくておさまりつかないものはないと思います。
次の段落から、具体的な我が家の体験記をご紹介します。
夜8時に就寝、魔の時間は10時過ぎから始まる
娘は毎晩8時過ぎに寝ます。寝つきは普段通りで、就寝時に歯が煩わしそうな様子も全くありません。
不思議なことに、日中は歯が痛そうな素振りは一切なく、いつも通りに明るく元気に遊んでいます。
日中が平和なだけに、昼間は全く歯が生えてきていることを気付かせません。
昼間は痛くないのかな。。と不思議で仕方ありませんが、至って平気な様子です。
でもその反動か、夜は本当に暴れます。。いつも夜泣きは、午後10時過ぎから始まります。静かに寝ていたと思ったら、突然うわーっと泣き出します。
たまに自分で寝に戻る時もあるので、娘が泣いてすぐ部屋に行って、抱っこすることはありません。少し様子を伺ってから、泣き続けていたら部屋に行って抱っこします。自分で寝に戻る確率は、歯ぐずりだと限りなくゼロに近いです。
落ち着いては大泣き、また落ち着いては泣いて起きてを繰り返します。
ほぼ毎時間叫ぶように泣きながら起きる
毎回時計を見ているわけではないので、正確にはわかりません。
でもひどいときは5~6回ほど、うわー!!と泣き叫びながら起きます。その回数から、1時間に1回くらいと推測しています。
一回起きると、しばらく泣き叫んで布団中をゴロゴロのたうちまわるので、親は寝られたもんじゃありません。我が家はベッドなので、ベッドから落ちるんじゃないかとヒヤヒヤしながら、落ち着いてくれるまで待ちます。
背中をポンポン叩いて落ち着かせようとしても、抱っこしようとしても、大泣きは収まりません。
寝ているところを急に起こされるので、半分寝ぼけながら夜泣きの対応をします。あまりにも何度も繰り返し泣くので、思わずいらっとしてしまうくらいです。
ごめんよ娘さん、だってママも眠いんだもの・・・
しょっちゅう水分を欲する
ただ乾燥しているだけかもしれませんが、いつも以上に「おちゃ!」と水分を要求してきます。
その度に常温のお水かお茶をあげるのですが、少し冷たいのが心地よいのか、その後少し落ち着いてくれます。そのまま寝に戻る確率が1番高いのが、お茶を飲んで落ち着いたあとです。
起きるたびにほぼ毎回お茶を要求してくるので、枕元にお茶のボトルが欠かせません。毎晩3〜4回くらいは飲んでいるかと思います。
なだめてもあまり効果なし
泣き出したら、「大丈夫だよ」と優しく声をかけて落ち着かせようとしますが、そんなキレイごとは通用せず、ひたすら大泣きします。よっぽど疼いて痛いのでしょうね、かわいそうに・・・
何をしても大泣きするので、何をしてもしなくても変わらないのですが、抱いてあげていると少しでも精神的に良いのかなと思い、横になりながら抱えてあげています。
痛いときは痛いし、何をされても関係ない様子ですが、とにかく辛そうなので・・・
少しでも寝られそうなポジションを作ってあげる
これは子供によって好みがあるかもしれませんが、娘はうつ伏せになって、枕や私のお腹に上半身を乗せて寝るのが好きで、このポジションだとよく寝てくれます。
歯が本当に痛いときは効きませんが、痛みが落ち着いてきたら、この体勢だと寝ます。
子供の好きな寝る姿勢を知っておくと、こういうときに役立ちますよ!
歯ぐずりが酷いときに我が家で使っているもの
歯ぐずりはいつか終わるものだとわかっていても、毎日続くとさすがに堪えます。そんなときに我が家で使っている対策アイテムをご紹介します。
私の家族はカナダ在住なので、日本で買えないものもありますがご了承ください・・・
Advilなど解熱・鎮痛薬
カナダでは、乳幼児が風邪で発熱したときや、痛みで辛そうにしているときはTylenol(タイレノール)かAdvil(アドビル)を与えます。
これが歯ぐずりにも効果てきめんで、辛そうに泣いているときはこれをあげると、夜泣きがだいぶましになります。
歯の痛みが緩和されるようですが、完全に失くなるわけではないし、時間とともに薬が切れるので相変わらず夜泣きはします。でも、夜泣きの頻度は格段に減ります。
Orajel
ジェルタイプの痛み止めで、直接歯茎に塗るタイプのものです。これは直接患部に塗るので、薬を服用させたくないママさんに人気です。
我が家でも買って、歯ぐずりがあるたびに使っています。一つ手前の奥歯には効果抜群でしたが、今回の第二乳臼歯にはあまり効果が見られなかったので、Advilに頼ってしまいました。
その他歯ぐずり対策方法はこちらの記事で紹介しています。
最後に
日中に仕事や家事をしていて、さらに夜泣きに付き合うことになったら親は本当に辛いです。頼むから寝てくれ!!とイラッと来てしまうこともあります。
でもそう思うと同時に、娘が大きくなってきている証拠だと思うと、歯ぐずりも愛おしくなります。もちろん、眠りを妨げるのはやめてほしいですが。
機嫌が悪くなっちゃっても、一番辛いのは娘なので、イライラすることなく過ごせるようになりたいものです。
我が家はあと2回、上の一番奥の歯が2本残っています。
乳歯20本、全て生えるまで一緒に頑張ってあげましょう!