ここ数日、夜泣きが続きました。
毎晩午後8時に就寝している娘ですが、最初はいつも通りすーっと寝てくれるのに、午後10〜11時頃になると、泣き出します。
突如「ぎゃーん!」と泣くような感じではなく、「うあー」と何か煩わしそうな泣き声で、泣いては一瞬収まり、また泣いてを繰り返します。
そういえば、歯の生えかけなのか、日中むず痒そうにおもちゃを噛もうとしたり、よだれをいつも以上にたくさん出していたなぁ・・・
親の都合で申し訳ないのですが、共働きのフルタイムの私たちにとって、夜の睡眠は非常に大事。寝ようと思った頃に限って娘が泣き出して、気づいたら12時過ぎていて、翌日寝不足・・・何てことは度々あります。
赤ちゃんも理由があって泣くので、仕方ないと言えばそうなのですが、これが本当に辛い。
2時間しか寝ずに(寝られずに汗)、仕事に行ったこともありました。
目次
夜泣きの原因は様々。でも・・・
主な夜泣きの原因はいくつかあります。「歯ぐずり」も夜泣きの原因の1つです。
大抵の夜泣きは、寝る体制を変えてあげたり、一旦抱っこしてあげて落ち着かせたりすると、再び寝に戻ってくれます。でも、歯ぐずりは一筋縄ではいきません。
寝に戻ることなく、ずっと辛そうに泣いています。全ての夜泣きを経験、お世話してきましたが、奥歯が生えてくるときの歯ぐずりが1番ひどく、断然長くて大変でした。
ここ数日の夜泣きは、その歯ぐずりが原因だと私と旦那は確信しています。私たちの睡眠もそうだけど、娘も痛そうで、寝られなくてかわいそう・・・
早速、「奥歯の歯ぐずり」について調べてみたら、いるわいるわ、夜泣きで苦労されているママさん!!
今回の記事では、歯ぐずりがなぜ起こって、どのように対策すればいいのか、調べて実際に我が家で実行したことを綴っていきますね。
歯ぐずりする赤ちゃんは多いの?いつから?どうやってわかるの?
結論から先に言うと、歯ぐずりはとても多くよくあることです。
1番最初の歯が生えてくる生後4〜6ヶ月頃、奥歯が生えてくる1歳2ヶ月〜4ヶ月頃に、特に歯ぐずりが多く、歯が生えてくるときにむず痒く感じたり、痛みを伴ったりします。
「意外とみんな知らない、赤ちゃんの歯が生える順番ってこうだったんだ!」で、赤ちゃんの歯の生える順番を詳しくご紹介しているので、こちらも併せてご覧ください!
赤ちゃんによっては、発熱を伴う場合もあります。私の同僚で1歳5ヶ月の子を持つ人は、娘の歯ぐずりと発熱がひどいからと、仕事を休んでいました。発熱に加えて、歯茎も腫れて少しほっぺが膨れていたそうです。
奥歯に関しては、徐々に歯茎が腫れることがあります。奥歯がなかなか歯茎を突き破れず、盛り上がってしまっている状態です。腫れていて痛みを伴うときもあるそうですよ・・・聞くだけでも痛そうでかわいそう。
今思い返せば、私の娘も奥歯が出てくる1週間前くらいに、生えてくるところが少し腫れていたように思います。
これらのサインがあったら、歯になんらかのトラブルがある証拠です。早速対策して、少しでも痛みを緩和させてあげましょう。
どうやって歯ぐずりを対策する?
歯固め用のおもちゃや、噛んでも大丈夫な木製の物をがじがじ噛ませてあげたり、冷やしたガーゼを当ててやったりすると、いくらか楽になります。
また、歯医者に行って歯ぐずりを相談すると、痒み・痛みを抑えるジェルをもらえるので、どうしても辛そうな場合は、歯医者さんを頼るのも良いです。
私の娘は、日中は割と機嫌よくいつも通りなのですが、とにかく夜泣きがひどいです。
しばらく泣いていて辛そうにしていたら、Tylenolという解熱剤・鎮痛剤の赤ちゃん用のお薬をあげます。そうすると、30分くらいで効いてきて、その後熟睡してくれます。
カナダには痛みを抑える、歯茎に塗るジェルが市販で売っていると聞いたので、週末に買いにいく予定です。やはり薬よりも、ジェルの方が、身体への負担を考えると安心ですよね。
→[2017/5更新] Oragelというジェルを購入し、歯ぐずりの度に使用しています。カナダ在住の方は、Shoppersドラッグストアなどの店頭で買え、Baby用なので安心して使えますよ。
→[2018/3更新] TylenolやAdvilの市販の痛み止め・解熱剤は歯ぐずりにも効果てきめん!パッケージにTeethingにも使用できると書かれているので、あまりにも歯が疼いてしんどそうなときは痛み止めをあげています。そうすると、痛みが治まるようで、よく寝てくれます。
これを歯ぐずりで泣いたときに使い始めてから、夜泣きがなくなり、親の寝不足がなくなりました!!まだ購入したことない方はぜひ1度試してみてくださいね。
歯ぐずりはいつまで続くの?
歯ぐずりをする赤ちゃんと、あまりしない赤ちゃん、その程度や症状はその子次第なので、これ!と言った期間はありません。
でも、乳歯が生えそろうまでは、歯が出てくるときにむず痒さや痛みを伴うので、生えそろうまでは歯ぐずりが続く可能性が高いでしょう。
個人差はありますが、1番奥の奥歯が生え揃うのが2歳前後なので、その頃まで歯ぐずりが続くかもしれないことを覚悟しましょう。
私の娘は、2歳3ヶ月で20本生え揃いました。1番奥歯の生える前の歯ぐずりは凄まじく、本当に頻繁に泣いて起きていたのでいたたまれなかったです・・・ようやくそれも終わり、家族一同ホッとしております。
歯ぐずりの期間は赤ちゃんの機嫌が悪くなりがちで、パパママもお世話するのが大変ですが、少しでも赤ちゃんの煩わしさが和らぐよう、ケアしてあげられると良いですね。
奥歯が生えてきたら、1日2回の歯磨きを!
赤ちゃんが奥歯の歯ぐずりを始め、歯が見え始めてきたら、歯磨きを1日1回行っているようでしたら、朝晩の2回行うようにしましょう。
歯がしっかり生えてくると、歯の隙間に食べカスが詰まりやすくなり、デリケートで弱い乳歯はそこからすぐ虫歯になってしまいます。虫歯ができてしまうと、歯医者に行って子どもを押さえつけ、治療しなければなりません。
そうなる前に、きちんと歯磨きを徹底し、お子さんの綺麗でデリケートな歯を健康に保ってあげてくださいね。
奥歯が生えてきた子どもには、「【1歳5ヶ月】歯の生え具合と、我が家でのお手入れ方法」も良かったら併せて読んでみてください。
歯の成長は子どもの成長の一歩
夜寝たい、頼むから夜泣きせず寝てくれ!!そう思う反面、奥歯が生えてくることは成長の一歩。娘が大きくなってきている証拠だと思うと、歯ぐずりも愛おしくなります。もちろん、眠りを妨げるのはやめてほしいですが汗
一般的に、1歳2ヶ月〜4ヶ月頃になると奥歯が生えてきます。今まで前歯が生えてきたときに夜泣きが特になかった赤ちゃんも、奥歯となると夜泣きが激しくなることがあります。
2歳前に、さらに奥歯が4本生えてくるそうで、その痛みが1番ひどいんだとか。今こんな夜泣きをしてたら、次はどんな激しい夜泣きに付き合わなければならないんでしょうか・・・
機嫌が悪くなっちゃっても、イライラすることなく過ごせるようになりたいものです。
乳歯20本、全て生えるまで一緒に頑張ってあげましょう!
【2歳1ヶ月】奥歯の歯ぐずり夜泣き体験記