下痢が続いたり、ウンチをしたのに気付かずにしばらく替えそびれていたりするとできやすい、オムツかぶれ。真っ赤なお尻になると、赤ちゃんも不快でウンチをするたびに、またお尻をふくたびに大泣きして心が痛くなります。
新米ママだった当時の私は、赤ちゃんの皮膚の敏感さに疎く、ウンチのときはしっかり拭いてあげないと!と念入りにおしりふきで拭いてあげていたら、加減が強かったようで、すぐ真っ赤になってしまいました。
気づいたときには立派なオムツかぶれに・・・真っ赤な肌に大泣きする娘。
やってしまったと思ったとともに、こんなかわいそうな目には二度とさせるまい!と心に決めたことを今でも覚えています。
その後、しっかりと対策とケアをし続けたおかげで、オムツかぶれになりかけたことはあったものの、最初に失敗したような真っ赤なかぶれになることはほとんどありませんでした。
私の体験をもとに記事にしたので、上記のような疑問や悩みがある方には、ぜひ参考にしてくださいね。
オムツかぶれのメカニズム
そもそも、オムツかぶれってなぜ起こるのでしょうか?皮膚トラブルの主な原因は、乾燥やムレ、摩擦によるものです。
その原因を少しでも改善することで、かぶれにくくなります。
それでも、赤ちゃんにとって必ずつけているもの、オムツ。
おしっこやウンチの接触や摩擦、おしっこや汗から来るムレ、おしりふきでの拭き取り。上記の状態が頻繁に続くと、オムツかぶれが発生します。
皮膚トラブルの起こりうる原因が、オムツには詰まっていますよね。
オムツかぶれが発生すると、皮膚が赤くなり、ブツブツと湿疹のようなものが出てきます。さらに酷くなると、擦りむけたような状態になり、そうなるとお尻に痛みが伴うので、赤ちゃんは大泣きします。
擦りむける状態になる前に、対策してあげたいですね。
オムツかぶれの原因:赤ちゃんの皮膚はとっても弱い
まだまだ成長途中の赤ちゃん。その皮膚も非常にデリケートで、バリア機能もまだ十分ではありません。
オムツかぶれだけでなく、その他の皮膚でも湿疹やかぶれができやすいのはそのせいです。こまめに肌状態を確認して、少し赤みが出てきていたらすぐケアをしてあげましょう。
オムツかぶれを早く治す方法は?
ざっくり一言で言うと、「清潔に保つ」ことが1番の治療法です。
少し赤みが出ているだけなら、市販のおしりふきでこするのではなく、抑えるように拭き取ってあげて、少し皮膚を空気に触れさせましょう。
その後、オムツかぶれ用のクリームを塗りましょう。さらにいつもより少し頻繁に、2~3時間おきにオムツを替えてあげていたら、大抵の初期のオムツかぶれなら治ります。
擦りむけた状態になってきていたら、おしりふきではなく、ぬるま湯を入れた霧吹きで優しく洗い流した後にティッシュなどで抑えるように水分を取ります。
その後、少しおしりを空気に触れさせ、乾かした後にオムツかぶれ用のクリームを多めに塗ります。
そして2~3時間おきにこまめにオムツを替えます。
私の娘は、保育園で下痢が続いた時に擦りむけた状態になってしまったことがあります。
ウンチが出たときや、霧吹きで洗い流してやるときはかなり痛かったようで、大泣きされて痛々しかったです。
それでも、
上記を徹底したら、2日目には快方に向かっていき、娘もその後痛そうな素ぶりを見せませんでした。
オムツかぶれ対策の詳しい方法はこちらから:赤ちゃんがオムツかぶれになったら読みたい、実際に効果のあった対策方法6つ
オムツかぶれ対策:ワセリンは効果的?何を塗ればよい?
普段オムツかぶれを未然に防ぐために、ワセリンを使うことは有効的です。
現に我が家では、毎回オムツを替えたあとはワセリンを塗ってあげていて、そうすると赤みがいつもないキレイな状態を保てます。
これは、保護膜の役目をしてくれるワセリンが塗られていることで、直接おしっこやウンチが肌に触れることがないからです。
ワセリンが肌を保護してくれるので、バリア機能が弱い赤ちゃんには、もってこいです。個人的には、ぜひオムツ替えの後に毎回ワセリンをつけることを、強くお勧めします!
実際にオムツかぶれが発生してしまった場合は、オムツかぶれ用のクリームが最善なので、必要に応じて使い分けてくださいね。
オムツかぶれ対処:クリーム
と覚えておくと良いですね!
最後に
今回の記事では、「【オムツかぶれ】ツルツルすべすべのお尻に導く、今すぐ治せて予防できる5つの方法」として、赤ちゃんのお尻が真っ赤になってしまう前の予防と、かぶれが起こってしまったときの対処法をご紹介しました。
日々こまめにおしりの状態を確認して、オムツも頻繁に替えてあげていれば、大抵のオムツかぶれは防げます!!
かぶれてしまったら、赤ちゃんもかわいそうだしお母さんもケアが大変なので、ぜひ未然に防げるよう、チェックしてあげてくださいね。