妊婦の仰向け寝はいつまで大丈夫?妊娠後期に理想的な睡眠体勢とは?

こんにちは、2人目妊娠中のももです。妊娠7ヶ月目に突入し、かなりお腹も出てきて、胎動も毎日しっかり感じるようになってきました。

この頃のプレママの悩みの1つとして挙げられるのが、「寝る姿勢」です。

お腹が大きくなるとともに重みを感じ、仰向けで寝ることが不安になっていませんか?

私も初めての妊娠のときは気になり、色々と調べたものです。

元々仰向け寝が大好きで、仰向けでないと熟睡できない体質?習慣?だった私は、自分が辛いと感じるギリギリまで、仰向けで寝ていました。

横向きだと最初は良いのですが、徐々に腰と背中が痛くなってくるからです。赤ちゃんの重みで辛くなる頃、30週前半までずっと仰向けで寝ていました。

結果トラブルもなく出産し、母子ともに健康そのものだったので良かったですが、妊娠中は赤ちゃんが苦しく感じていたらどうしよう!!!と思っていたものです。

毎日の睡眠は、出来るだけ赤ちゃんに負担のないような寝方で過ごしたいですよね。

今回は、

「仰向け寝で寝たいけど、いつ頃まで寝ても大丈夫なのだろうか」
「どのように寝れば良いのだろうか」

という疑問をお持ちのプレママさんに、私の経験とリサーチを混じえてご紹介していきます。

ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

いつ頃まで仰向けで寝ていた?

私は妊娠30週前半までは仰向けで寝ていました。

先ほども触れましたが、個人的に仰向けで寝ることが大好きで、熟睡出来るからです。

その後、週数が増えるとともに、仰向けで寝ると赤ちゃんの重みを感じ、辛くなってきました。重みで寝つきが悪くなったので、抱き枕を抱えるようにして横向きに寝るようになりました。

ママ友達や先輩ママに聞いても皆同様で、

自分が辛いと感じたら仰向けは控えた。
赤ちゃんの重みを感じるようになってからは、極力横向きに寝るようにした。

という方が多かったです。

中には臨月過ぎても仰向けで寝ていた(!) というママさんもいますが、母子ともに身体の負担になるのであまり好ましくないと言われています。

お母さんの体型や体質にもよるかもしれませんが、仰向けで重い、寝づらいと感じるようになったら、横向きで寝るようにしましょう。

自分は苦しくないけど、赤ちゃんは大丈夫。。?

助産師さんやナースに聞くと、自分が苦しくないのであれば、赤ちゃんも大丈夫だと言います。

ママが動悸がして息苦しい、呼吸が荒くなる、寝苦しいというのであれば、仰向けは避けた方が良いですが、そうでなければ、赤ちゃんが苦しくなるということはないそうです。

何より、赤ちゃんは羊水と羊膜でしっかり守られているので、そこまで気にする必要はありません。

寝る体勢によって、自分が辛いか辛くないかで判断して姿勢を決めるのがベストです。

仰向けで寝ると酸素が行き届かない?!

仰向けで寝ると、子宮の重みで背中にある大きな静脈を圧迫し、血液が心臓に戻りにくくなることがあります。

そうなることで、急激に血圧が下がり母子ともに血液循環に支障をきたしてしまいます。

これは、仰臥位低血圧症候群という名前の症状で知られていますが、症状がひどいときは、動悸、息切れ、めまい、吐き気などを引き起こします。

 

仰向け寝=静脈を圧迫し仰臥位低血圧症候群を引き起こす、というわけではありません。

でも、仰向け寝が原因で起こるものですし、起こらない可能性としてはゼロではないので、体調が悪いと感じたらすぐ横向きに寝るようにしましょう。

寝起きに張りを強く感じるなら要注意

寝起きや、睡眠の合間にふと気づいたらお腹が張っている・・・!なんてことありませんか?張りを感じたら、その体勢を1度変えてみて様子を伺ってみましょう。

人によっては仰向けで張ったり、横向けで張ったりします。

多少の張りは、歩いていても電車の中で立っていても、座っていても起こることがあります。

私も少し早歩きをしたり、家事をしていたりするとお腹が張ることがあるし、1人目妊娠中に、寝て目が覚めたときにお腹が張っていたなんてこともありました。

ちなみに現在、娘は2歳9ヶ月ですが、風邪もほとんど引かない超健康児です。

多少の張りはどの妊婦さんにも起こりうるもので、少し安静にして様子を見て、おさまれば基本的には問題ありません。

張りが長時間続く、あまりに激しい痛み、その後出血が見られるなどあれば、すぐに担当医に相談するようにしましょう。

自分が寝やすいポジションなら大丈夫!

あれこれ説明してきましたが、赤ちゃんはママのお腹と羊水で守られているので、ママの寝る体勢で何か悪影響を及ぼすということは、特段ないようです。

ママ自身が寝苦しいかそうでないかで判断するようにしましょう。

仰向けで熟睡出来るうちは母子ともに問題なく休めていますし、あまり心配になりすぎる必要もありません。

あまりにも心配になってストレスを溜めてしまう方が、よっぽど赤ちゃんにとって悪影響を及ぼす可能性があるよで、細かいことは気にせず穏やかな気持ちで過ごすようにしましょう。

理想の睡眠ポジション

とはいえ、出来るだけ赤ちゃんの負担を軽くする寝方が知りたい!というプレママさんには、「シムスの体位」がオススメです。

とても有名なので、聞いたことがある方も多いかと思います。

シムスはいわゆる横向き寝で、左半身を下にし、両膝を軽く曲げて寝る方法です。

横向きに寝ることで、ママのお腹の下にある大動脈の血流がスムーズになるので、母子ともに身体への負担が軽減されます。

なので横向き寝に抵抗のない方は、早いうちから横向き寝で寝ることをオススメします。

私は最初にも述べましたが、横向き寝に慣れておらず、横向きで寝たのに気づけば仰向けになっていたことがしょっちゅうでした。

よっぽど仰向け寝が心地よい寝方だったのでしょう。。

臨月に入るとさすがに仰向け寝はきつかったので、横向き寝で大半の時間寝ていましたが、寝方が合わず背中と腰の痛みがひどかったです。

色々な人に聞いたりリサーチした結果、枕と抱き枕に挟まれて横向きに寝るのが比較的心地よい寝方でした。それを始めてからは、横向き寝がそこまで苦ではなくなりました。

詳しい方法は別記事で紹介しているので、良かったら参考にしてください!

最後に

今回の記事では、「妊婦の仰向け寝はいつまで大丈夫なのか?」という疑問をお持ちのプレママさんへ、先輩ママの体験談と、起こりうるトラブルなどについてご紹介しました。

赤ちゃんを大切にするあまり、心配になりすぎてストレスになるのが1番良くないことです。

胎動やお腹の張りを確認しながら、自分が心地よく眠れる姿勢を探して出産まで乗り切ってくださいね。

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