知っておきたかった産後のトラブル!その体験記と産前にやっておきたかったこと。

人生一大イベント、出産。

事前に色々リサーチして、十分準備したつもりでしたが、娘を産んだ産後に予想していないことや、予想以上だったことが多々ありました。

出産後はどういう生活を送ることになるの?
自分ひとりで家事と育児をこなせる?
睡眠は?トイレは?
母乳育児はどういうふうにするの?

このような不安や悩み・トラブルは尽きないとは思います。

この記事では、私が娘を出産したときに経験したこと・感じたことなどをご紹介するので、少しでも参考になれば嬉しいです!

産後は極力睡眠を取ることに専念

お産にかかる時間は人それぞれなので一概には言えませんが、エネルギー消費は想像をはるかに超えるもので、1日2日休んでもすぐ元気になるものではありません。

またかなりの出血量を伴いますので、それによる貧血もあります。

お産直後は赤ちゃんが心配なのもわかりますが、体力回復のため少しでも多く睡眠をとることを心がけましょう。

産後は、まずはお母さんの体力回復が大前提です。
自分の両親や義理の両親、親友など頼れる人にはサポートをしてもらいましょう。

私はと言うと、寝ようと心がけてはいましたが、お産当日とその翌日はアドレナリンが出て目が冴えまくっていたので、寝つきがすこぶる悪く、寝たのか寝てないのかわからないような状態でした。。

また、産後自宅に帰ったあとは赤ちゃんのお世話に追われ、家事がずいぶんおろそかになりました。というか最初の1週間は特に、体調が悪すぎて何もできませんでした><

旦那と旦那の義母さんに家事全般は任せ、私は寝られるときに寝て、体力回復と赤ちゃんの授乳だけに専念するようにしました。

自分の身体と赤ちゃん第一なので仕方がありません。

旦那と義理のお母さんが毎日家事は助けてくれたので、救われました。最初の2週間は特に、誰かに頼らないと絶対に生活できません。

産後の興奮状態から、いきなり寝ろと言われても難しいかもしれませんが、できるだけ睡眠をとることをお勧めします。

産後すぐ赤ちゃんにおっぱいをくわえさせる

私がお世話になったカナダの病院では、カンガルーケアを推進していたので、赤ちゃんが生まれた直後に、私の胸元に赤ちゃんを乗せてくれました。

カンガルーケアの詳しいご紹介はこちらから>>カンガルーケアって何?実際に体験したママが語るメリットとデメリット

お母さんの胸元に、生まれたての赤ちゃんを乗せることで温かさを感じることができるので、非常に良いと言われています。

生まれた赤ちゃんは、体重を測るとき以外は私から離されることなく、産後20分くらいしたら助産師さんが、おっぱいを吸わせてみたらと勧めてきました。

言われるがままに、早速挑戦してみました。

産まれてすぐ吸わせてみることによって、より早く母体に母乳が出るように刺激でき、赤ちゃんに慣れさせるようにする効果があるそうです。

産院の方針にもよるかもしれませんが、希望できるなら、産後すぐ赤ちゃんを抱き、おっぱいを吸わせてみてください!

最初は上手くいかず、とても苦戦しましたが、結果的に完全母乳になり、5カ月まで粉ミルク一切使わずに乗り切りました^_^

出産後トイレに行きたい!

これは避けては通れない道ですよね。でも怖い!

出産後初めてのトイレってどんな感じなんだろう!?

私は無痛分娩を選んだので、麻酔をする関係で、水分と食事がしばらく摂れませんでした。そのせいか、産後すぐトイレに行きたくはならなかったです。

でも、数時間すると行きたくなってきました。12:47amに娘を産んで、朝5時か6時ころのことです。

看護師さんに、まだ麻酔が切れてなくて下半身が上手く動かせないだろうから、トイレ行くときはナースコールしてねと言われていました。

ですので、ナースコールをして、ベッドから便座に座るまでと、用を足した後にトイレに入ってきてもらい、またベッドまで連れてってくれました。

麻酔がまだ残っていたのか、それともアドレナリンがそうさせていたのか、痛かったけど思ったほどではなかったです。

用を足した後、手動ビデのようなもので(持ち運びできるボトルタイプのもの)陰部を洗い、そーーーーーっとトイレットペーパーで拭き取りました。

この抑えるようにそーっと拭き取る瞬間が、めちゃくちゃ怖かったです。

朝8時頃になってくると、アドレナリンが切れてきて痛みが強くなってきました。そりゃ裂けて縫ってたら痛いわ。。涙

産後のトイレはとても怖い瞬間ですが、どうにか乗り越えられました。

ま、乗り越えないといけないことではありますが。

また、私は産後に痔になってしまったので、軟膏をこまめに塗りました。産後の一時的なものだったようで、しばらくしたら治りましたよ!

産後の食事

真夜中に出産した私。初のごはんは、朝ごはんでした。

カナダの病院は割と病人が食べなさそうなものが出てくる。そしてすこぶるまずい。

それでも昨日の昼から何も食べていなかったので、食べれるだけ食べる。

産後は出血がすごく、貧血気味になりやすいので、なるべく栄養のあるものを食べる&飲むようにしましょう!

食欲がなくても、体力を少しでも回復させるために食べるようにしましょう。

特に、母乳育児希望の方は、母乳の出す準備をするために、水分やスープから少しずつ摂るようにしましょう。

産後病院から自宅に帰る

キャサリン妃のニュースでも話題になったので、ご存知の方も多いかもしれません。母子ともに健康なら、欧米では産後24時間経つと、退院させられます。

嬉しいことに笑 母子ともに健康だったので、1日で退院しました。

思った以上に出血していたのか、立つとたちくらみがひどく、歩くと気分がどんどん悪くなります。

車椅子。。と今思えば誰かにお願いすればよかったのに、とにかくそんな色々考えられる余裕は全くなく、家に帰りたい、の一心だったのを覚えています。。

旦那が娘をカーシートに入れ、車を出してくれたのはよいのですが、そこまで行くのに涙が出るほど辛かったです。車の座席に座るのも痛くて一苦労でした。

半泣き状態で帰宅した、痛くて辛い、思い出したくない思い出。。

日本では、1週間入院できるので、私のような経験をする方はほとんどいらっしゃらないかと思います。

でも、出産後は、貧血・たちくらみ・吐き気・陰部の痛みが退院時に起こる可能性があることを覚えておいてくださいね。

もし歩けないなら、私のように我慢せず、助けを求めましょう。

出産する前にやっとけばよかった!と思ったこと

産後のトラブル1:

義理の母が中国人で、英語がほとんど話せないので意思疎通ができないしと、色々気を遣ってしまい、家事などお手伝いしてとお願いしなかったこと。

旦那が産後2週間休んでくれると言ったので、それで何とかなるかと思ったのですが、男の人って。。本当に言わないと何も出来なくて。。

死ぬほど出産後、帰宅してからの1週間はきつかったし、リアルに泣きました。

朝昼晩ときっちり三食作ること、洗濯など1から10まで言わないとやってくれなくて、赤ちゃんの世話で手一杯なのに参りました。

義理のお母さんに産後2週間くらいまで毎日来てもらえばよかったと心底後悔しました。

産後のトラブル2:

母乳育児を甘く見ていた。。
まさかここまで最初に母乳が出ないとは。

数日したら、徐々にしゃーっと出てくるかと思ったし!張ってパンパンになって痛いのに出てこない、なのに赤ちゃんはずっと泣く、旦那はおろおろしてわからない私に色々質問してくる。。精神的にずいぶん追い詰められました。

準備はしていたはずなのに、ここまで辛いとは。。

乳腺が開通しておらず、腫れ上がる乳房うまくおっぱいから母乳が出てこず、泣きまくる娘。焦ってもっと頻繁に授乳して、乳頭に血豆ができてしまう。。

最初の1週間は本当に辛すぎました。もっと事前に母乳の出し方を知っていれば、ちゃんとリサーチしていれば、マッサージを受けたり、スムーズに母乳あげることができたのに、と思いました。

完全母乳を目指していたら読んでほしい記事>>【助産師のアドバイス】完全母乳にしたいなら、夜に頻回授乳しなさい。その理由とは?

自分で行える乳房のマッサージ方法!>>完全母乳で8ヶ月乗り切った私が行っていた、自分で出来る母乳マッサージ方法!

まとめ

出産はみんなが通る道だし、どうにか乗り越えられるだろうと安易な考えてお産を迎えてしまった私。

確かにみんな通る道なんだけど、すっごく大変で、精神的に追い詰められます。

頼れる人がいるなら、特に自分のお母さんか義理のお母さんを頼れるなら、絶対絶対!!助けてもらうことをお勧めします!

出産は、絶対1人ではなし得ることはできません。家族のありがたみを改めて知ることが出来る瞬間でもあります。

少しでも、出産前の妊婦さんの参考になりますように。。^_^

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