仕事復帰を控え卒乳したいママ必見!赤ちゃんのタイミング見極めと、スムーズに乗り越える方法

どうも、3ヶ月前から少しずつ計画し、無事にトラブルなく卒乳できたももです。

母乳に関する悩みやトラブルは尽きません。母乳育児が軌道に乗って、離乳食をやっとたくさん食べてくれるようになって、色々落ち着いてきたかな、という時にまた疑問や悩みが湧いてきます。

しっかり1日三食食べてくれるようになったから、1歳過ぎたから、保育園に預けるから、職場復帰するから、母乳に頼ることなく夜ぐっすり寝て欲しいから、など卒乳したいと考えるお母さんの理由はあるかと思います。

私が卒乳しようと思った理由

私の場合、娘の卒乳を11ヶ月半頃行い、その後は粉ミルクを朝と寝る前に2回、14ヶ月頃まで与え、その後牛乳に切り替えました。

卒乳を考えた1番の理由は、職場復帰です。
私は、トロントのとある会社で、カウンター業務ポジションとして働いています。カウンターには常にお客様が来るので、日々慌ただしく忙しいです。休憩時間がずれ込んだり、返上して働くこともあります。

母乳育児をしているお母さんならわかると思いますが、張った胸を搾ったり、搾った母乳を冷蔵庫に保管しておいたりすることは、ある程度の頻度で行わないといけないし、時間と手間がかかります。

そんなことを、忙しい仕事のスケジュールの合間縫って行うことは、至難の技です。だいたいどこで搾ればいいの?トイレ?トイレは衛生面であまり良いと思えないし、いつも行列が出来るから、長時間個室を占拠できない!

2番目の理由は、フルタイムで仕事をしながら夜泣きの対応をするには、私の体力に限界があるからです。
夜間に母乳をあげ続けていると、毎晩夜中に必ず一回は起きて母乳をあげないと、ずっと泣いて欲しがります。仕事が忙しい上に、夜中も娘の世話のために起きないといけないなんて、そんな生活を続ける自信はありません!!
というわけで、以上2つの理由から、職場復帰後も授乳しつづけることは現実的でないことにという結論に至り、卒乳をする決意をしました。
今回は、

・卒乳のメリット
・卒乳のタイミングはいつが良いのか
・卒乳中に胸が張って痛いときの対処法
・卒乳中に赤ちゃんの夜泣きがひどいときの対処法
・卒乳はどのくらいの期間がかかるのか
について、私の体験をふんだんに織り交ぜて記事を書くので、ぜひ参考にしてくださいね。

卒乳するメリットは?

母乳トラブルがなくなり、お母さんの負担が減る

今まで乳腺炎になりやすかったり、胸が張りやすかったり、赤ちゃんに歯で噛まれて傷が出来たり、母乳パッドを常に当てていないといけなかったりなどのトラブルから解放されるので、お母さんの負担が軽くなります。
子どもとしばらく離れたり、しばらく母乳をあげなかったりしても、胸が張って痛むことや、圧抜きをしなければいけないなどの心配がなくなります。

夜泣きが減る

怖い夢を見たり、歯ぐずりしたり、風邪をひいたりと、赤ちゃんが夜泣きをする理由は様々ですが、おっぱい欲しさに頻繁に夜泣きしている赤ちゃんであれば、泣く回数は格段に減ります。

夜8時から翌朝6時頃まで、ぐっすり寝てくれるようになりますよ。母乳育児をしてきたお母さんにとっては天国のようですよね!←毎晩しょっちゅう起きていたので、身にしみてわかってます、このありがたさ涙

母子ともにおっぱいに頼らなくなる

これは人によってはデメリットだと思うかもしれませんが、私は、娘がぐずったらすぐおっぱい、ではなく、その他の方法でコミュニケーションを取る方が子どもの成長を促すと思っているので、良いことだと考えています。
機嫌が悪くなったら、おっぱいに頼らず正面から受け止めてあげて、何がいやなのか見極めてあげて、絵本を読んだり歌をうたったりすることでお母さんと子どもの絆が深まりますよ。

薬が飲める

母乳をあげている間は、お母さんが口にしたもの全てが母乳に行き渡る可能性があるので、薬は服用してはいけませんでしたが、卒乳すれば、風邪を引いたときは風邪薬を飲めるし、頭が痛いときは頭痛薬を飲めます。

お酒が飲める

個人的にビールが大好きなので、妊娠してから卒乳するまで、お酒を我慢するのは娘のためとはいえ、辛いときがありました・・・お母さんが食べたいもの、飲みたいものを口にできるのは、嬉しいことですよね。

卒乳はいつするのがベストなの?

赤ちゃんによって成長のスピードや、好き嫌いがあるので、◯ヶ月から!と月齢で決める必要はありません。
周りのお母さんがすでに卒乳しているから、と言って焦る必要はありません。あなたと赤ちゃんのペースで行ってくださいね。

以下、そろそろ赤ちゃんの卒乳を考えても良いサインなので、参考にしてください。

離乳食を1日3回しっかり食べている

朝昼晩ごはんのスケジュールに沿って、ある程度まとまった量を食べられているのであれば、必要な栄養は離乳食でほぼ得られているのでそろそろ卒乳しても良いタイミングです。

水やお茶をマグマグなどから飲める

月齢に応じて、様々なメーカーから販売されているストローやカップタイプの容器から水やお茶が飲めるのであれば、そこから水分補給ができるのでそろそろ卒乳しても良いでしょう。

始めは上手く吸えなかったり、こぼしてしまったりするかもしれませんが、根気よくお母さんがお手本を見せてあげながら教えてあげると、赤ちゃんが見よう見まねで練習して、覚えてくれますよ。

最近母乳を飲む量が減ったようで、胸が張りやすい

これは娘が生後9ヶ月くらいの時にふと気付いたのですが、だいぶ離乳食がまとまって食べられるようになってきた頃、胸が張りやすくなったことがありました。

離乳食で空腹が満たされ、マグマグで水分をしっかり摂っていたので、徐々に母乳の必要性が低くなっていたのだと思います。寂しい気持ちはありましたが、成長しているのだなと嬉しくもなりました。

このような兆候があなたにももしあれば、そろそろ卒乳のタイミングですね。

胸が張って痛い!ケアはどうすればいいの?

卒乳の仕方にもよるかもしれませんが、もし突然一切授乳をしなくなったのであれば、半日もしないうちに両胸がカチンコチンで母乳いっぱいになり、とても痛くてたまらなくなります。痛くてたまらなくて、搾乳したくなる気持ちはとってもわかりますが、搾乳したらその分、赤ちゃんが母乳を必要としている!と身体が判断し、絶えず母乳を作り続けます。

ですので、搾乳をすることは控えましょう。

どうしても痛くて仕方ない、という方は、全て搾乳するのではなく、痛みが少し緩和される程度にだけ搾りましょう。これを圧抜きと言います。先述したとおり、搾れば搾っただけまた母乳が生産されるので、我慢出来るなら搾らないようにしましょう。痛くて仕方ないと思いますが、3日ほどしたら徐々に収まってきます。それまでは、残念ながら堪えるしかありません。

また、これは助産師さんに教えてもらったのですが、キャベツ湿布といって、胸が張って痛い部分にキャベツを乗せておくと、キャベツの温度で適度に冷やされ、痛みが緩和されますよ。昔から行われている方法なので、痛くて仕方ない場合はぜひ試してみてください。

どうしても痛いのは嫌だ!という人は、別記事職場復帰に合わせて計画的に卒乳した、全く痛くない・辛くない手順を参考にしてくださいね。

卒乳にあたり、寝かしつけはどうする?

今まで添い乳をしていたり、夜赤ちゃんが泣くたびに授乳してきた場合は、赤ちゃんがその生活に慣れてしまっているので、泣きます。寝かしつけ時に授乳をしていて、そのまま寝かせていたパターンも同様に、泣きます。

泣いた赤ちゃんを見て、授乳したい気持ちになるのはわかりますが、卒乳(断乳)する!と決めたのであれば、気持ちがブレちゃいけません。なので、まずは赤ちゃんが寝るまで、抱っこで寝かしつけてあげましょう。

抱っこして寝てくれたら、そのままベッドに置いて寝かせます。起きてしまったら、すぐ抱っこするのではなく、少し様子を見て、大泣きするようだったらまた抱っこします。これを繰り返します。徹夜になりますが、一晩中必要であれば繰り返します。

とてもハードに聞こえますが、本当にしんどいのは最初の二晩くらいで、その後は徐々に赤ちゃんが慣れてきて、寝てくれるようになります。泣いている赤ちゃんを、おっぱいで静かにさせることは簡単ですが、月齢が大きくなればなるほど時間がかかり、卒乳が大変になります。

旦那さんにも協力してもらい、週末や連休を使って授乳なしの寝かしつけを試みましょう。

寝かしつけに苦戦している方は、寝かしつけに時間をかけなくても、自分でコテっと寝てくれる、魔法のような習慣を併せて読んでみてくださいね。

まとめ

卒乳は計画的に、長期的に行うことがお母さんにも赤ちゃんにも負担が極力かからずに行えるので理想的です。

そのためには赤ちゃんの様子をよく観察し、卒乳のタイミングを見極め、旦那さんやご家族の協力を得ながら行うことでスムーズに卒乳できますよ。

私はとにかく痛いのが嫌だったので、母乳量を徐々に減らすべく、少しずつ粉ミルクと混合にして、最後は限りなく完ミに近い混合にし、卒乳を迎えました。

あなたと赤ちゃんにとって、無理のない卒乳になりますように!私の経験からで良ければご質問にお答えしますので、お気軽にご連絡くださいね。

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