母乳育児で育てようとしているママさんは多いと思います。生まれたばかりの赤ちゃんと肌と肌でふれあい、授乳をするひと時はなんとも幸せな時間ですよね。
でも、新生児〜生後3ヶ月頃は、その授乳の回数も多いことから、ママにとってはかなりの負担になります。さらには、昼夜の分別がまだない新生児は、朝でも夜でもお腹が減ったら泣きます。そんな赤ちゃんのために、ママはいつもスタンバイ状態にしておかなければならず、寝不足になり、疲れが溜まります。
そんなときの救世主、「添い乳」。ママが寝ながらおっぱいをあげられるなんて、何て都合が良くて手っ取り早いんでしょう・・・!
疲労とストレスで限界のママにとって、添い乳は本当に便利でラクな授乳方法です。
私は娘が新生児のころは添い乳を時々行っていました。最初は上手く母乳が出ないので、上手くたくさん飲めない娘が頻繁に泣き叫ぶので、終始授乳を行っていたからです。
心と体が限界のときは、横になって休むようにしながら、添い乳で授乳をしていました。
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添い乳はラク!でも・・・
実は、添い乳は母乳育児が安定してきたら止めました。そのころから母乳量も安定してきており、夜はまとまった時間寝てくれるようになってきたので、添い乳せず、必ずベッドから出ていつも日中行っているように座って授乳しました。
なぜ添い乳を止めたかというと、大学の友人で私より1年前に出産した友達に「添い乳しなくて良いなら、絶対しない方が良い。癖になったら、おっぱいがないと寝れなくなって、後で大変だよ!」と言われていたからです。
幸い、私は夜に娘が泣いたとき、ベッドから起き上がって授乳することが苦でなかったので、生後1ヶ月を過ぎたことからは、座って横抱きで母乳をあげていました。
不思議と、授乳が終わったらまたすーっと寝かしつけもせずに寝てくれ、ベビーベッドに置いても1人で寝てくれました。そしてまた、3時間ほどしたら泣き出すので、ベッドに座って授乳しました。そんな生活が離乳食をしっかり食べてくれるようになった、生後8ヶ月頃まで続きました。添い乳は一切しませんでした。
産後1ヶ月は、赤ちゃんが泣いて辛かったら添い乳をしても良い
カンガルー育児を推奨していた私の病院。娘を産んですぐ、胸元に娘を抱き、そしてその1時間後くらいに授乳を開始しました。
病院の看護師さんから、授乳時の姿勢についていくつか教えてもらい、その中の1つにあったのが添い寝をしながらの授乳、いわゆる添い乳でした。退院し、自宅に帰ってからも、新生児期は授乳の回数が多いので、疲れたときは添い乳を行っていました。添い乳は、1日に1回していたか、していないか位だったかと思います。
産後~1ヶ月は母乳量も安定していないので、赤ちゃんの空腹を十分に満たすことができず、頻繁に泣くことが多々あります。泣いたら授乳してよいのですが、その都度座って授乳していたら、ほぼ1日中、24時間座っていないといけなくなるので、そうなるとお母さんの体力がもちません。
そういうときは、添い乳をしても良いと思います。そうして、授乳しながらお母さんが少しでもゆっくり身体を休めるのであれば、むしろ最初のうちは横になって授乳していたほうが良いです。
出産で身体がぼろぼろになっている状態で、すぐ赤ちゃんの世話をいけないお母さん。まずは少しでも自分の体力を回復するために、横になる時間を少しでも作りましょう。
母乳量が軌道に乗ってきたら、添い乳はしない
産直後から母乳育児に取り組めば、1ヶ月弱でほとんどのお母さんは母乳量が軌道に乗ってくると思います。そうなると、赤ちゃんのお腹を十分に満たすことができるので、赤ちゃんがまとめて寝てくれる時間が増えてきます。
その辺りのタイミングで、添い乳を出来る限りしないようにしていきます。
私は友人から添い乳は癖になると聞いていたので、娘がまとめて寝てくれるようになり、私の体力もだいぶ回復してきた辺りから添い乳を止めました。元々必要最低限、本当に疲れて横になりたいときしか添い乳をしていなかった私。
娘に癖がついて泣きまくる前に止めたので、たっぷり母乳を飲んで満足したら、1人ですやすや寝てくれました。
そのころから、お昼寝も1時間~1時間半してくれましたし、夜も3時間は連続で寝てくれてましたよ。
生後3ヶ月辺りになってくるとさらにまとまって寝てくれ、夜8時に授乳という名の入眠儀式を行うと、5~6時間連続で寝てくれる日がほとんどでした。ちなみに生後1ヶ月~8ヶ月まで、完全母乳です。
添い乳は良い?良くない?!
その当時、母乳育児をどうしてもしたくて、隙間時間を使って色々リサーチしまくってました。授乳かリサーチか、ご飯を食べるか、仮眠するか、という生活を送っていました汗
今考えてもかなりストイックな生活をしていたと思います。今の私には絶対できないな・・・
リサーチしている時にふと目に飛び込んできたのが、「添い寝が癖になると、添い乳しないと寝てくれなくなる」という先輩ママからのメッセージでした。気になって子どものいる友達数人に、添い乳は癖になるのかと聞いたところ、みんな一斉に「授乳中はラクだけど、一度癖になると添い乳を止めたいときに大変だから止めた方がいい」とアドバイスをくれました。
その友人は、子どもが1歳になるまで添い乳を続けてしまい、添い乳を止めようとしたときに、寝れない日が3日3晩続いたと言っていました涙
いつから添い乳なしで寝てくれる?
正直、新生児でも添い乳しなくとも寝てくれます。癖がついてしまったら、なかなか寝てくれないと思うので、癖をつけたくない方は母乳が軌道に乗ったらすぐ、毎晩添い乳することを止めてみましょう。毎晩添い寝をしてしまうと、習慣づいてしまい、なかなかそこから抜け出せなくなります。癖がつくと、おっぱいがそばにないと眠れない赤ちゃんになってしまいます。
添い乳の癖をつけたくなかったら、毎日毎晩行わないようにしたほうが、後々赤ちゃんが自分で眠ってくれるので、ママもゆっくり夜に体を休めることができますよ。
なぜ添い乳をしなかったか
私が添い乳をしなかった理由は、娘には1人で寝られる子になって欲しかったからです!
産休後、職場復帰する予定だったので、母子ともにぐっすり快適に寝られる環境が作りたいと思っていました。
添い乳をしていると、必然的に子どもと一緒に寝ることになり、とにかく寝相が悪くて動き回る子なので、心配で寝られません汗 そんな辛い環境を自分で作りたくありませんでした。。
最後に
母乳育児、子育ては正解がありません。添い寝を通じて、母子のスキンシップが持てますし、
おっぱいを与えながら寝られるのでお母さんとしてはラクです。それで良いお母さんもいます。それで良いなら良いと思います。
私は仕事のことを考えたり、家族全員の安眠のことを考えたので、結果添い乳はしないと断固決断し、母乳が軌道に乗ったら一切しませんでした。その代わり、夜中の授乳と日中は直接母乳でたっぷりスキンシップを取りました。
快適な子育てが送れますように・・・!