乳腺炎が繰り返し起こる!トラブル知らずな母乳育児を送るための3つのコツ

母乳育児で日々赤ちゃんを育てているお母さん、お疲れ様です。母乳育児を始めたばかりのお母さん、母乳が軌道に乗ってきたけど、乳腺が詰まりやすいお母さん、怪我や病気などで頻繁に授乳ができないお母さんなど、色々な方がいますよね。

・出産直後で、母乳量アップを目指している。
・母乳量が急に増えてきて、赤ちゃんに飲み切ってもらえない。
・いつも赤ちゃんを同じ体勢で授乳している。
・脂っこいものや、チョコレート、洋菓子を食べた。
・理由があって、長時間授乳できない。
・基本搾乳機で搾乳してから母乳をあげている。

こんなお母さんは、乳腺炎になりやすいので注意しましょう。この記事では、乳腺炎について、なぜ乳腺炎が起こるのか、起こったらどうなるのか、そしてその予防対策について、私の体験談も交えてご紹介します!

乳腺炎とは?その原因は?

乳腺炎は、文字通り乳腺が詰まり、炎症を起こすことをさします。その程度は様々ですが、一般的には炎症を起こしている部分が熱を持ち、発熱します。乳房が赤く腫れ、高温の発熱を起こすこともありますので、そのような状況になってきたら病院へ行くことをオススメします。

産後、お母さんの身体では母乳がどんどん作られていきます。最初は乳腺は詰まりやすく、また乳頭まで上手く開通していないことも多く、また赤ちゃんも慣れていないことから上手く吸えず、それらが原因で炎症を起こします。

乳腺炎を起こさないためにすることは?

ベストな対処法は、詰まっている、詰まりかけている部分を赤ちゃんに飲んでもらうことです。しばらく授乳をしていないと、母乳が溜まり胸が張って堅くなってきます。その状態で赤ちゃんに母乳をあげると、授乳後は張りが一切なくなり、ふわふわの柔らかい乳房に戻ります。その繰り返しで、定期的に授乳しましょう。

・母乳をさらさらにするための食生活、生活習慣を心がける
・授乳方法と体勢
・入浴中に母乳マッサージ

これらを具体的に行うと、大抵の炎症を未然に防げますので、熱が出て大変な思いをする前に、こまめにメンテナンスしましょうね。以下、もう少し具体的にご説明していきます。

母乳をサラサラにする食生活を心がける

母乳はお母さんの血液とお母さんが食べたものから作られます。脂っこいものや、生クリームの含まれた洋菓子などを食べていると、水のようなサラサラした母乳から、ポタージュスープのようなドロドロした母乳に変わっていってしまいます。

実際に、油ものを食べて搾乳したことがありますが、指に触れた母乳を触ったらヌルヌルしていました・・・赤ちゃんのために、油ものは極力控えようと思った瞬間でした・・・

サラサラの母乳にするためには、

・水分をよく摂ること(スープも含む)
・和食中心の生活を心がけること
・野菜多めのカロリー控えめ、糖分控えめの食事

がお勧めです。

特に産後1ヶ月は、母子ともに母乳育児に慣れていない時期でトラブルが起こりやすいので、注意してくださいね。

時間を決めて、左右バランスよく授乳

お母さんの身体では、24時間常に母乳が作られています。母乳をどんどん溜めると乳腺炎になりやすいので胸が張ってきたら赤ちゃんにおっぱいを吸わせてください。

最初の1ヶ月は、母乳量を増やす時期でまだまだ軌道に乗っていないので、3時間以上開けないほうが良いです。夜間も、赤ちゃんが泣いたとき、胸の張りが気になるときは進んで授乳しましょう。

授乳の時間は、赤ちゃんがどのくらい欲しいかにもよりますが、左右交互に片方7~8分交代で最大30分くらいにとどめ、また30分後以降に赤ちゃんが泣いたら与えましょう。

最初は横抱きで授乳するお母さんが多いと思いますが、乳腺は乳房全体、360度にはりめぐらされているので、縦抱きやフットボール抱きなど、色々な角度・方向からおっぱいを吸わせるようにしましょう。ずっと同じ体勢だと、母乳を吸ってもらえる場所が限られてしまい、吸われていないところの乳腺が徐々にたまり、炎症を起こす可能性が出てきます。

赤ちゃんのあご部分にあたる部分が、1番良く吸ってくれる場所なので、それに合わせて授乳姿勢を変えてみてくださいね。

毎日入浴中にマッサージして、詰まりをほぐす

軽いしこりがあってもなくても、予防として日々マッサージをすることをお勧めします。

私も乳腺炎を未然に防ごうと、お風呂に入りながらお湯にタオルを浸し、温めながらマッサージをしていました。温めることによって血行促進につながり、詰まりがほぐれやすくなります。マッサージ方法は別の記事でご紹介しているので、ぜひ毎日行うことをお勧めします!

自己流で行っていましたが、しこりや張りがあった胸も、ほぐして搾り出してあげることでだいぶラクになりましたよ。

まとめ

今回は、乳腺炎が起こるママのために、トラブル知らずな母乳育児を行える4つのコツをご紹介しました。

・母乳をサラサラにするために、和食中心の食生活で、水分を多く摂る
・時間を決め、間隔を開けすぎない。左右交互に授乳する。
・入浴中に母乳マッサージをし、詰まりをほぐす。

無事乳腺炎になることなく卒乳まで乗り切れた私は、それにかかった方の苦労を知りませんが、最初に乳腺が開通するまでに胸が張り、カチンコチンになってとても痛かったので、それだけは絶対また経験したくないと、必死に日々のメンテナンスを行いました。

乳腺炎になった友達に話を聞くと、熱は出るし薬は飲まないといけなくなるし、その間母乳があげられないしで本当に大変だったと言っていました。

日々の子育てや家事に追われながらのメンテナンスは大変ですが、行っておくといざというときに本当にやってて良かった!と思うので、ぜひ続けてみてくださいね。

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