今すぐ母乳量を増やしたい!
新米ママにとって、出産後に待ち構えているのは身体が十分に回復していない中での、赤ちゃんへの授乳です。
新生児は1回に十分な量をまだ飲めないせいで、頻繁に授乳の回数を要し、産後色々慣れない中、ママにはかなりの負担になります。
せっかくママになったのであれば、早速母乳をあげて、赤ちゃんにしっかり栄養を与えたいものですが、最初は乳腺も開通していないし、開通してもすぐ大量に出てくるわけではないので、なかなか上手くいきません。
さらには、粉ミルクはとても高いので、出来るだけ母乳で!と思うママも多いでしょう。私がその1人でした。
私の住んでいるカナダは、粉ミルクが異常に高く、完ミになると月に3万くらい出費すると2児のママから聞いていました。え、月3万!!?そんなに出費したら年間30万くらいが粉ミルクで飛んでいっちゃうわけ・・・?涙
絶対にそんなに出費したくない!!と思い、半ば意地で笑 母乳量を増やすために試行錯誤しました。
もちろん、母乳のメリットは、栄養満点で、免疫力を高めてくれるなど、他にもたくさんあったから、ではありますが、その努力の結果、産後わずか2週間で完全母乳になりました。
もちろん、母乳がたくさん出るようにたくさん努力しました。人生で1番苦労して、追い詰められて、泣いて、大変な思いをしました。冗談抜きで人生で1番しんどかったです。
自分の子供だから、逃げられませんしね。それでも、泣くほど努力をして良かったと思うし、2人目が出来ても、完全母乳で育てたいと思っています。
母乳量を増やすにあたり、コツや方法はいくつかあるのですが、今回の記事では「食べ物」に特化してご紹介します。
大げさに聞こえるかもしれませんが、この記事に書いてある食材をせっせと摂りながら授乳を頻繁に行っていれば、必ず大量に母乳が出ます。逆に出すぎて困るくらいで、母乳量が増える食べ物を食べることを少し抑えたくなります。←経験済み汗
という方には、ぜひ読んでもらえたらと思います。
目次
母乳量を増やす食べ物その1:水分
食べ物、と言っておきながら、お水と最初にご紹介して恐縮です。。でも、水分を取ることは他のどんな食材を食べることよりも大事なので、1番最初に紹介させてください。
たくさん水分を摂ると、確実に母乳量が増えますし、母乳が出やすくなります。私は、お水やカフェインレスのお茶などを、1日2リットルほど毎日欠かさず飲んでいました。
だんだん母乳量が増えてきて、赤ちゃんがたくさん飲めるようになってくると、ものすごく喉が渇いてくるので、身を以て水分の大切さを実感しますよ。
赤ちゃんは、1日約1リットルの水分を摂ると言われています。赤ちゃんへの母乳と、自分の水分補給、と考えたら2リットルでも足りなさそうですよね。水だけを飲むのが苦手なら、スープや麦茶など、自分が飲みやすいものを用意してこまめに飲みましょう。
カフェインが入っている飲み物は、母乳に行き渡る可能性があるので、カフェインが入っていない飲み物を選びましょう。
ジュースは糖分が多く、乳腺を詰まらせる可能性があるのであまりお勧めできません。どうしてと飲みたいなら、小分けにして少量までに留めておいたほうが良いでしょう。
母乳量を増やす食べ物その2:鶏肉入りのスープ
これは複数のママ友にも勧められ、中国人の義理の母も頻繁に作ってくれたので、間違いありません!
特に産後2週間は、ほぼ毎日と言っていいほど頻繁に食べました。鶏肉スープであれば、味付けは何でも良いです。コンソメでもトマトでも、和風でも。
クリーム、濃い味、脂っこい材料は、乳腺を詰まらせる可能性があるので、授乳開始して間もない期間のときは避けましょう。辛い味付けも、母乳にそのまま行ってしまうのでNGです。
鶏肉は骨付きをなるべく使うことで、髄から出るコラーゲンを摂取することができます。このコラーゲンが栄養満点で、母子ともにぜひとも摂ってほしい栄養源です。
忙しく時間のないときは、とりあえず鍋にお湯と鶏肉を放り込んで、仕上げに味付けして食べましょう。スープにすることで、水分もたくさん摂ることが出来るので、スープは積極的に日々の食事に取り入れていきましょう。
母乳量を増やす食べ物その3:ほうれん草
出産にはかなりの出血を伴います。ですので、産後は血液が不足している状態です。
また、母乳は血液から作られます。母乳は白いのですが、本来血液に含まれている赤血球が含まれていないだけで、それ以外の成分は血液と酷似しているのです。
そして、血を作るのに必要なのは、鉄分です。鉄分が不足していると、赤ちゃんにまで栄養が行き渡りません。ママにも赤ちゃんにも必要な栄養素なので、ほうれん草などの青菜やレバーを積極的に摂るように心がけましょう!
私は義理の母に、これでもかというくらい山盛り食べさせられていたので、正直一時期は見るのもイヤになりましたが笑 ほうれん草は母乳をサラサラにする効果もあるそうなので、赤ちゃんの成長のためなら!と一生懸命食べていました。
食べたものがそのまま赤ちゃんへ行き渡ると思うと、できるだけ身体に良いものを食べたいですよね。
母乳量を増やす食べ物その4:デーツ
これも義理の母に勧められ、赤ワイン漬けにしたものを瓶でもらい、毎日食べていました。
デーツは中東や北米ではとても栄養価の高い貴重な食材で、スーパーフードとも呼ばれています。カルシウムが豊富に含まれているので、妊産婦さんや母乳の質を良くするために食べる方が多いです。
デーツはプルーンほどの大きさで、色は茶色みのある赤で、中に種があります。素朴な甘さがあり、食べやすいです。
日本ではあまり見かけないかもしれませんが、最近はスーパーでも売られているようです。
お店で見つからないようなら、ネットでも買えますよ。
母乳量を増やす食べ物その5:ハーブティー
母乳の出るハーブティというものを毎日飲んでいたのですが、これを飲むとまぁ母乳が良くでること!!本当です!ある程度、母乳量が安定したら、飲むのを控えたほうがいいくらい出ます笑
嬉しい悲鳴なのですが、最終的に私はハーブティを飲むと、需要より供給が増えてしまうまで母乳量が増えたので、そうなったら飲むのをやめましたが、それまでは毎日欠かさず飲みました。
正直あまり美味しいとはいえませんが、はちみつを入れたりミルクを入れたら飲みやすくなると思います。
でもこれも赤ちゃんのため、母乳がたくさん出て我が子を満足させてやることが出来たら、たくさん寝てくれたらと思えば、不思議と我慢できるものです。
私が飲んだのは、このハーブティです。友人から出産祝いでもらって飲み始めたのですが、毎日飲んでいたのでリピートして買いました!
アマゾンでも高評価レビューです。
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体質もあるかもしれないでのすが、私は面白いくらいにこれを飲むと母乳が順調に出ました。
ぜひ試してみてくださいね。
母乳量を増やす食べ物その6:葉酸サプリ
産後は赤ちゃんの世話に追われ、自分のことや家事がおろそかになりがちです。
食事も簡単なもので済ませて。。となると、母乳に必要な栄養素を十分に取りきれない場合があります。そんなときは、妊娠前から飲む葉酸サプリを飲むと良いです!
私もついつい赤ちゃん第一で、自分の食生活がおろそかになってしまいがちでしたが、母乳のためにサプリだけは欠かさず飲んでいました。
私が飲んでいたのは、葉酸とマルチビタミンが一緒になったものです。
これ1つで葉酸+鉄+ビタミンなど、妊活〜妊娠〜産後に必要な栄養素が摂れるので、あれこれサプリを飲む必要がありません。
できる限り食事で栄養素を補いたいものですが、忙しかったりするとバランス良く食事を摂ることができません。そんなときに便利です!
まとめ
今回の記事では、母乳量を確実に増やすために、私が実践して効果があった食材をご紹介しました。 水分、鶏肉スープ、ほうれん草、デーツ、ハーブティ、葉酸サプリを毎日せっせと食べていれば、自然と母乳が出やすい体質になり、最終的には母乳が出すぎて困るほど出ます。
もちろん、体質や生活スタイルによっても多少母乳の出は異なりますが、世の中のママのほとんどが完全母乳で乗り切れるポテンシャルがあると言われているので、あなたにも絶対できます!今が辛い時ですが、自分を信じて、頑張ってみてください。
可愛い我が子がすくすく元気に育ってくれるために、ママの産後の身体の回復をいち早く出来るようになるので、ぜひ今日から取り入れていってくださいね。