こんにちは、現在第二子妊娠中でトロント在住のももです。
先日、妹の結婚式があったので、7月前半の2週間、日本に一時帰国しました。
2歳半を過ぎた娘と旦那、3人での帰国です。
トロントから羽田まで、1日1便の直行便が出ているのですが、その時間や13時間。。
果てしなく長い時間、極狭のエコノミー席に詰め込まれての移動でした。
今回の飛行機体験記については、別記事でもご紹介しています。
この記事では、私、妊婦が13時間もの飛行機移動をするときに準備したものや、乗り越えた後の感想をご紹介したいと思います。
ちなみに私が飛行機に乗ったときは、妊娠18週と20週のときでした。
つわりが終わり安定期に入って、お腹もまだそこまで出てきていなかったので、移動するには最適なタイミングと言われている時期です。
そんな方に参考にしてもらえたら嬉しいです!
目次
妊娠対策に準備したもの
まず、妊婦である私のために用意しておいたのが、下記4つです。
詳しくご説明しますね。
1、ゆったりとした服
コットン素材のよく伸びる半袖ワンピースに、レギンス、脱ぎ履きのすぐ出来るスニーカーを履いてフライトに備えました。
まだお腹があまり出てきていない時期とはいえ、締め付けるようなタイトな服は身体に負担がかかります。
そんなことで体調不良になりたくもなかったので、長時間のフライトを万全に備えるべく「ゆるーい」「のびーる」素材のものを選びました。
結果、パジャマのように快適で、娘を抱いて狭い機内を移動したり、お手洗いを済ましたりするのも、とてもラクでした。
2、乳児用の鎮痛剤・解熱剤
これは産科の担当医に勧められたのと、娘が急に発熱したときに備えてと用意しました。
カナダには、Tylenolという鎮痛・解熱作用のある薬が大衆的に販売されていて、ドラッグストアで簡単に手に入ります。
その乳児用Tylenolをフライト中に服用すると、血行が良くなると担当医に言われたので、飛行機に乗ってから服用しました。
効果は非常に弱いので、飲んだから何か変化があったかと言われたらそんなことは全くなく、正直血行促進につながっていたかは定かではありません。
でも体調自体は問題なく、狭い飛行機の中で睡眠時間が2~3時間しかなかったのにも関わらず、元気だったので、そういう意味では効果あったのかなと思います。
血圧低めの方、冷え性の方、エコノミー症候群になりやすい方は、担当医に相談の上、服用しても良いと思います。
3、大きめのペットボトルの水
これは妊婦でなくとも、フライトの際に自分用に毎回用意するものです。
長いフライトで、飲み物を頻繁に提供してくれないことが多いし、毎回頼むのも煩わしいので、1リットルのペットボトルを飛行機に乗る直前に購入しています。
トイレの回数を減らしたいからと飲む量を減らし、体調不良になってしまってはいけないので、水分補給はこまめにします。
トイレも、あえて頻繁に行くようにして、エコノミー症候群や腰痛対策にしました。
13時間のフライト中、娘のオムツ交換もあったからですが、4回トイレに行きました。
4、ネックピロー
これは、前回の日本一時帰国から重宝しています。
ずっと同じ姿勢でいると、首と肩が弱いせいか妊婦のせいか、すぐ首~背中にかけて凝ってきて痛みが出ます。でも、ネックピローをしていると、いくらかラクで寝つきも良くなることに気づきました。
座席に座っているときは、寝ていても起きていてもとりあえず首に付けておき、寝られるチャンスがあれば、すぐピローにもたれて寝るようにしていました。
また、娘が意外と気に入って、飛行機に乗るまでのおもちゃ代わりになったり、寝てからの枕代わりにしたりもしました。
かさばるかな?邪魔かな?と思いましたが、移動中はリュックに装着しておけば良いし、軽いので邪魔になることはありません。
我が家は今後も、飛行機移動のときはネックピローを持ち込む予定です。
妊娠初期・後期じゃなくて良かった!
当初から結婚式で日本に帰ることはわかっていたし、妊活時に若干計画していたことではあるのですが、今回飛行機移動した際の妊娠周期が18と20週で本当に良かった!!!
と思っています。
現在22週になり、2週間でかなりお腹が出てきました。まだ何とかなるかもしれませんが、20週後半~臨月の長距離フライトはめちゃくちゃ辛いと思います。
狭い機内と座席で、大きなお腹を抱えながら子供の世話をして13時間を過ごす。。考えただけでも地獄絵図です汗
また、妊娠6週~12週くらいのつわりの時期でも辛いです。つわりの程度は人それぞれですが、大抵の場合は妊娠12週を過ぎる頃にはかなり落ち着いてきます。
私のつわりはひどい方ではなかったと思いますが、それでも今に比べると体調はすこぶる悪かったです。
何か食べていないと気持ち悪かったし、仕事と家事をこなすのもままならないほどでした。
もしも私のように、妊活をしているけど近い将来飛行機に乗らなければならない予定があるという人は、綿密に計画しましょう。
何を優先させるかにもよりますが、妊活を少しだけ見送るということも1つの手です。
腰痛が予想以上に辛かった!!
肩こり背中・腰痛は慣れっこで、割と我慢できるのですが、妊娠中のせいか腰から背中にかけての張りがすごかったので、ゆっくり座席に座っていられませんでした。
特に後半は身体の辛さがマックスだったので、ほぼ毎時間席を立ってストレッチしたり身体をほぐしたりしました。長いときは10分以上席を離れて、身体をゆっくりストレッチしたり、手首足首を動かしたり、マッサージしたりしていました。
私のように腰痛になりやすい人は、腰痛を緩和できるもの、ゲルやサロンパスなど持ち込むと良いかもしれません。
こまめに動ける席に座るのがベスト
特に身体が辛くなってくる後半は、可能であれば通路側に座りましょう。
ラクに座って立ってと出来ない座席だと、ストレスも溜まるし、頻繁に動けないしで血流が溜まり、身体によくありません。
我が家は、旦那・私・2歳半の娘と3席横一列にとりました。機内の座席が3席・通路・4席・通路・3席だったので、右3列か左3列を取るようにしました。
そして、窓際に子供を座らせ、夫婦交代で娘が寝るまで相手をし、寝たら私が通路側に座って、立ってストレッチしたいときにこまめに立てるようにしました。
後半になればなるほど腰と背中が張って痛くなってくるので、この作戦は私には大成功でした。幸い旦那はあまりトイレにも行かず、足腰も丈夫な方なので、歩き回る必要がなく、お互いにとって良い席位置でした。
無理をせず、旦那にお願いできることは甘える
旦那の性格によりますが、私の旦那は言わないと何も手伝ってくれません。言えば文句を言わず手伝ってくれるのですが、「たまには自分で気づいて助けてよ!!」と思うことが多々あります。
・・・という愚痴は置いておいて、もしも旦那さんがあまり自分から手伝わない人だったら、自分でやらずにどんどん手伝わせましょう。
妊娠していて万一無理をして、機内で体調不良になったら・・・と考えると、出来る限り体力は温存しておきたいものです。私の場合、自宅を出発してから実家に到着まで、毎回20時間くらいかかります汗
無理をしているつもりでなくても、長旅は疲れるものです。
今回私は、子供の世話・遊び相手は主にが行うとしても、荷物運びや荷物を機内収納にしまう・出すといった作業は、極力旦那さんにお願いするようにしました。
また、子供の遊び相手に疲れたときは、「ちょっと休ませて!」と2時間くらい仮眠しました。ついつい子供第一になってしまいますが、妊婦である自分の身体もいたわることも大切です。
飛行機に乗ることを事前に担当医に伝えておく
高齢・ハイリスクの妊婦さんでない場合は、大抵飛行機に乗っても問題ないと思います。でも、万一のことに備えて、前もって担当医にいつ・何時間くらいのフライトに乗るか伝えておきましょう。
私は幸いなことに、至って普通のトラブルも特にない妊婦なので、担当医から飛行機に乗ることをダメと言われることはありませんでした。
妊婦さんによっては、お薬を処方されたり、何か特別なアドバイスがあったりするかもしれません。
また、定期検診のタイミングの兼ね合いもあるので、いつからいつまで旅行に行くのか伝えておくと良いでしょう。
最後に
今回の記事では、「妊婦が13時間の飛行機に乗るために準備したこと」と題して、子持ちの妊婦が長時間のフライトを乗り越えるために用意したものや、気をつけたことなどをご紹介しました。
妊婦は、何事にも「無理は禁物」です!!
長時間の移動は多少の無理は必要かもしれません。でも、重いものを持ち運んだり、飛行機に乗り込むまでの子供の遊び相手は旦那さんにお願いし、極力体力を温存しながら、周りの協力を得ながら乗り越えましょう。