母乳ラブになってしまった娘にとことん付き合った、ももです。
母乳育児が軌道に乗ってきたら、娘がたくさん母乳を飲んでくれるようになり、授乳の時間がだんだん楽しくなってきた矢先、哺乳瓶で母乳やミルクをあげようとしたら、何が嫌なのか急に大泣きして、一切哺乳瓶を受け付けてくれなくなった赤ちゃん。
私の娘も、ある時を境にそれはそれは哺乳瓶を嫌がり、大変苦労しました。
結果あれこれ試して飲んでくれるときもありましたが、結局思うようにいかずしばらくは直接母乳をあげ、また試し、と行っていました。
この記事では、哺乳瓶嫌いになってしまう理由と対策をまとめて、ご紹介します。ちょっと熱弁している部分があり、説明は長くなります。。汗
目次
母乳育児が軌道に乗ってきた矢先のできごと
生後2ヶ月を過ぎた辺りから赤ちゃんもしっかりしてきて、少しずつお出かけをする機会が増えてきます。
やっとあちこちお出かけできるぞー!
ヘアサロンで髪の毛切りに行きたい!
短時間なら実家で娘の面倒見てもらえる!
当時生後1ヶ月半の娘に、外出先で母乳をあげられる手軽さから、哺乳瓶からも飲んでもらいたいと思いました。元々新生児期に哺乳瓶から母乳あげてたし、2週間直母であげてたけど、また哺乳瓶であげてみよーっと。
すると、何が嫌なのかわかりませんが、急に哺乳瓶を拒否するようになりました。おっぱいと間違えて、一瞬うわっと真剣に吸い付くのですが、偽物だと分かった途端吐き出し、泣きます。少し意地になって哺乳瓶を与えようとすると、飲もうとしてくれるときがありますが、すこぶる飲み方が下手くそになっていて、全く飲めずにまた泣きます。
ちょっと何でよ?!出産直後は普通に哺乳瓶からぐびぐび飲めていたのに。。つい先日まで上手に飲めていた哺乳瓶がすごく嫌なようで、哺乳瓶の乳首を咥えさせようと口につけた途端、全力で泣き始めます。
調べてみると、哺乳瓶から飲めていた赤ちゃんが、いきなり飲めなくなってしまうことはよくあること。私の友人も、同じような経験をしている人が多くいました。
哺乳瓶を嫌がる理由
一説によると、赤ちゃんは本能で哺乳瓶を嫌がります。生後数ヶ月経つと、赤ちゃんはおっぱいとシリコン乳首の違いを敏感に察知するようになり、慣れていないものからは飲まないようになります。
今回の私の場合、母乳育児をすべく2週間ほど直接母乳をあげていて、哺乳瓶からは一切あげていませんでした。その2週間のうちに、娘は直母の虜になり、アンチ哺乳瓶になってしまったのです。
しまったぁーーー!!!
と気付いたときはすでに遅し、1時間粘っても哺乳瓶を受け付けない、頑固な娘になってしまいました。。ちなみに、哺乳瓶の乳首の素材や形、母乳や粉ミルクの味の違い、温度の違いでも、哺乳瓶嫌いになりますよ。
哺乳瓶から飲めないデメリット
デメリットはこんなところでしょうか。
哺乳瓶から飲めたら、車の中でカーシートに乗せながらでも、レストランでも、私以外の人が与えることができるのに。。!
おっぱいと赤ちゃんが、24時間切っても切れない関係になってしまいます。いつでもどこでも、おっぱいを捧げられるよう、スタンバイしておかなきゃいけません。
何だかデメリットだらけのように聞こえますね。
飲んでくれるオススメの哺乳瓶は?
どの子育てサイトや知恵袋、ブログでもこぞって勧めているのが、ピジョンの母乳実感です。
私もとことんリサーチし、迷わず買いました。我が家では、他の哺乳瓶は嫌がるのに・もしくは飲めないのに、ピジョンだと上手に飲めるので、使いすぎて乳首が破れてしまうくらい毎日愛用していました。
ピジョンの母乳実感には何度も助けられたので、世の哺乳瓶嫌いの全ての赤ちゃんに試してもらいたいです!!
母乳実感は、心地よく母乳育児を進められるよう、赤ちゃんが直母と哺乳瓶とで乳頭混乱を起こさないよう、60年の研究を重ねて作られています。
また、広口ボトルなので、搾乳した母乳や粉ミルクを入れやすく、とてもシンプルで洗いやすいパーツで作られていて、お手入れもしやすいです。
買わない理由が見つからない。。!
哺乳瓶嫌いには他にも原因がありますが、哺乳瓶を買い替えることは対策の1つです。そして買い替えるなら、絶対絶対ピジョンの母乳実感をお勧めします!!
スムーズに飲んでくれるコツは?
様々な対策方法があるので、試せるところからぜひ、実践してみてください。
1、哺乳瓶を変える
先述したとおり、ピジョンの母乳実感は試す価値あり!騙されたと思って買ってみてください。
2、粉ミルクをあげているなら、種類を変えてみる
単純に母乳と粉ミルクの味が違いすぎて、粉ミルクが嫌いなのかもしれません。
他のメーカーのものを試してみましょう。育児サイトや知恵袋をリサーチし色々試した結果、
明治のほほえみが一番母乳の味に近いです。まだ試したことがないようなら、一度試してみてください。
3、お母さん以外の人からあげてみる
お母さんが哺乳瓶をあげようとすると、母乳の匂いや声や抱かれ方で、お母さんだ!直接母乳がもらえる!と赤ちゃんが本能で察知しちゃいます。
お母さんから哺乳瓶で与えられるということは、直母を望んでいる赤ちゃんにとって、いわば拷問のようなものです。。
旦那さんやおばあちゃんの力を借りて、哺乳瓶から与えようとしているときは隠れて、声を出さずに見守りましょう。あ、見て雰囲気を察知されてもだめだから、別の部屋にでも隠れてください!
4、哺乳瓶以外の方法で飲ませてみる
スプーン、スポイト、コップ、マグマグ。
月齢によりますが、他の方法で飲ませてみるのも1つの手です。特に離乳食が始まる頃なら、母乳以外の味にも少しずつ慣れてもよい頃なので、白湯や果汁をスプーンですくってあげてみましょう。
5、温度の確認
哺乳瓶で与えようとしている母乳、もしくは粉ミルクは直接母乳をあげるのと同じ温度ですか?赤ちゃんはすこぶる敏感です。
いつもより熱くても冷たくても、すぐ気づきます。人肌温度を徹底しましょう。
本当に哺乳瓶で飲ませることは必要?
ここまでやってもだめ、まだ哺乳瓶を受け付けてくれない!というお母さん。
もちろんデメリットはたくさんあります。
ゆっくり友達とランチやお茶、行けません。
ヘアカットも我慢しなければなりません。
旦那やおじいちゃんおばあちゃんに面倒を見てもらうことができません。
授乳室をいちいち探さないといけません。
病気をしても、薬を飲めません。
乳首が切れても、母乳を与え続けなきゃいけません。
でも、これが一生続くわけではありません。
母乳一筋なのは、せいぜい生後半年までの間です。その後はどんなに続けたくとも離乳食が始まり、卒乳しなければいけない時が来ます。
やむを得ない事情があり、哺乳瓶であげないといけないのであれば、仕方ありません。でも、もしお母さんの都合で哺乳瓶から飲めるようにしようとしているなら、諦めるのも1つの手です。
哺乳瓶をやめたら、今までのストレスから解放され、気持ちが軽くなります。赤ちゃんに必要以上に泣かれずに済みます。今一度、この対策は必要なのか考えてから、試してみてください。
やるからには徹底的にやりましょう!中途半端に直母であげて哺乳瓶に戻して、としていると、赤ちゃんがかわいそうですし、いつまで経っても慣れません。
母子ともに、ストレスのない対策ができますように。