【新生児】なぜ寝ない?寝ない赤ちゃんのケアと授乳のコツ

頻繁に泣く新生児。

産後の疲れた身体を癒す時間もなく、退院して自宅に帰ると、24時間体制で子育てが始まります。

なぜこんなに頻繁に泣くのだろう?
なぜ眠りが浅いのだろう?
なぜ夜に何度も起きてしまうの?
新生児ってこんなに寝ないものなの?

そう悩んでいる方も多いと思います。

寝てくれない原因は色々ありますが、今回はなぜ新生児は寝ないのか、寝てくれない赤ちゃんのケアの仕方、授乳のコツについて、私の経験談も踏まえてご紹介したいと思います。

泣かれまくって辛くなったときに読んでほしい>>新生児の赤ちゃんがよく泣く時に母親が心がけるべきこと。途方に暮れても子育ては続く。

なぜ寝てくれないの?

赤ちゃんがお腹の中にいたとき、お腹の中は真っ暗で、赤ちゃんは目をつむっているので、基本的に昼夜は関係ありません。人間は産まれてきて初めて、太陽の存在を知り外が明るくなると目を覚まし、外が暗くなると眠るようになります。

産まれてすぐの赤ちゃんは、まだまだそのような環境を知らないですし、慣れていないので、夜中に頻繁に起きてしまうのは当たり前です。居心地が良かったお母さんのお腹の中から、新しい世界に飛び出してきて、その環境に慣れずに不安で泣いてしまうのは当たり前です。

そして、まだ大人のように長時間寝られるほどの体力もないですし、お腹いっぱい食べられるほど消化器系や口の中が発達していないので、すぐお腹が空いて起きてしまいます。それも当たり前。

赤ちゃん、特に新生児は泣くのが仕事です。常に泣かれると精神的に堪えますが、授乳以外の時間は旦那さんやご家族に頼って頑張って乗り切りましょう。

とにかく、寝ない・よく泣くは、新生児〜生後3か月くらいまではよくある話なので、よほど連続で泣かない限りは心配する必要はありませんよ。

夜寝てくれなくて辛いママへ>>新生児が夜寝てくれずイライラ!しんどいときに乗り切る3つの方法。

母乳量が不足しているからよく泣くの?

赤ちゃんが泣く原因の1つとして、母乳が足りていないことが挙げられます。

出産後、お母さんの身体の中では、母乳を出す準備が急速に進められていて、早い人だと産後すぐ母乳が出てくる人もいますが、母乳は赤ちゃんに吸われて刺激を受けて徐々にその量が増えていくので、最初は出ないか、出ても乳頭から少し滲む程度の人がほとんどです。

また、今まで胎盤からへその緒を通じて栄養をもらっていた赤ちゃん。口を使って栄養を補給することは、当然産後初めて行うことなので、上手くコツが掴めず吸えないパターンが非常に多いです。

私はカナダの病院で出産しました。母乳育児を希望していたので、出産直後から病院で勧められ、出ても出なくてもおっぱいをとにかく吸わせました。

どんどん積極的に吸わせることによって、母体に母乳を作らせるホルモンが分泌されます。また、回数を重ねるごとに、赤ちゃんも少しずつ吸い方が上手になってきます。

最初は親子揃って初心者。母乳は徐々に出てくるものですし、ある程度吸ったら赤ちゃんも疲れて寝てくれます。

母乳量が少ないと心配であれば、少し粉ミルクを足してあげても
良いですが、足せば足すほどおっぱいを吸われる回数が減り、母乳量が減るので、母乳育児を目指すのであれば、最低限に留めておきましょうね。

母乳量が足りているかどうかは、3日〜1週間おきに体重を測ってあげるとわかります。

毎日測ると、増えていないとそれだけでストレスになりますし、体重は毎日コンスタントに増え続けるわけではなく、週ごとに経過を見るものなので(と小児科の先生に言われました)あまり神経質になりすぎないでくださいね。

寝付かない=お腹が空いている?

おっぱいをやっても、なかなか寝てくれないときがありますよね。お腹が減って寝られないのかな?と思って、おっぱいが出ないなら粉ミルクをと思う方もいるかもしれませんがちょっと待って!赤ちゃんが寝ないのは、お腹が減っているからとは限りません。

オムツを取り替えてほしいからかもしれないし、お母さんに抱っこしててほしいからかもしれないし、ゲップが上手く出来てないからかもしれません。オムツ、ゲップをしたかのチェックも忘れずにするようにしてくださいね。

泣いたらどうする?ミルク?それともまた母乳?

母乳をあげてやっと一息、と思ったらまた泣き出した。。涙

なんてこと、新生児のころはしょっちゅうです。一度に母乳をたくさん飲めない赤ちゃんは、すぐお腹が減るのです。オムツを確認して濡れていなければ、またおっぱいを咥えさせてあげてください。

え?また?と思うかもしれませんが、母乳が軌道にのるまでは、乳頭が傷んでいなければ毎時間でもあげてもいいと思います。私はさすがに、ずっと毎時間おっぱいを差し出してたわけではないですが笑

母乳あげたその1時間後に、またおっぱいを咥えさせてあげてたことも多々ありましたよ。1時間経つと、僅かながらに母乳も作られて溜まっていると思うので、ぜひあげてみましょう!
本当に辛い場合や、乳頭に傷がある場合は無理せず、頻度を少し空けて行うようにしてくださいね。

ミルクをあげたら寝るけど、ミルクをあげ続けるべき?

ミルクは、その成分上非常に赤ちゃんのお腹にたまりやすく、お腹いっぱいになって長時間寝てくれることが多いです。母乳をあげてもまだ泣いていたら、母乳が足りないのかな?と思い
ミルクをあげたくなっちゃいますよね。

先程も述べましたが、ミルクを赤ちゃんにあげるのはもちろん構いませんが、母乳育児に今後していきたい人は極力ミルクをあげない方がいいです。
ミルクを飲む分、母乳を飲んでくれる、おっぱいを吸ってくれるチャンスが減り、母乳量はどんどん減ります。

まとめ

寝てくれない=母乳が足りないのでは
頻繁に泣く赤ちゃんを見た旦那や家族が心配して、あれこれ私に聞いてくる

最初の3週間ほどは、主にこの2点で私はとてもストレスが溜まって追い詰められて、精神的に辛かったです。母乳が出ないのは私のせいだと思い込んで絶望し、追い詰められたように授乳に励んでいました。

夜から明け方に、より母乳が作られやすいので、夜はリビングにテレビをつけ、新生児の娘を胸元に置いてソファで寝るという日々が続きました。ベッドに置くと泣いていた娘ですが、胸元に置いてやると安心するのか不思議と寝てくれたので、旦那が朝に起きてくるまで、夜中〜明け方はそうやってやり過ごしました。

その結果もあってか、1か月が経つ辺りからだいぶ母乳育児も軌道に乗り、そのころには娘も安心して、授乳後はベッドで寝てくれるようになってきました。新生児が寝ない原因は色々ありますが、最初は本当によく泣き出します。

日中は出来るだけ家族に赤ちゃんのお世話を手伝ってもらい、休めるときは休んでください。
夜はしばらくは、あまり寝ない赤ちゃんのために、お母さんが付き合ってあげましょう。いつか、嘘のように夜ちゃんと寝られる日が来ます!

終わりは絶対にあるので、それまで周りの助けを最大限に借りながら休み休み頑張っていってくださいね。

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