【妊娠29週】グルコースチャレンジテスト体験記

こんにちは、妊娠30週を過ぎて、お腹がどでかくなってきました。

真下の地面がもはや見えません。

身体がますます重いと感じながらも、3歳手前の娘に翻弄されあちこち動かされているももです。おかげで運動不足とは無縁?で、家では全くぐーたらできません涙

先日、妊娠糖尿病かどうかのチェックをすべく、「グルコースチャレンジテスト」というものを病院で行いました。

そこでの一部始終と、なぜこの検査を行う必要があるのかを、ここではお話ししたいと思います。

妊娠糖尿病とは?

妊娠糖尿病は、今まで糖尿病でなかった人が妊娠して初めて発症する、糖代謝異常のことを指します。

妊娠すると、赤ちゃんの成長や出産に向けて、めまぐるしい体の変化が起こります。

その中で、インスリンの分泌が不足することがあり、血糖を下げられなくなると、ブドウ糖が必要以上に胎児に行き渡ってしまうのです。

ママが高血糖になると、赤ちゃんも高血糖になります。

ブドウ糖が大量に行き渡ってしまうと、流産・巨大児・先天異常・奇形・心臓肥大・呼吸器官系のトラブルのリスクが高くなってしまいます。

悪化すると、毎食前にインスリン注射をしないといけなかったり、入院しないといけなかったりします。

そのようなリスクを少しでも回避するために、検査で血糖値を測り、適切なコントロールを行わないといけません。

ただ、全妊婦の7~9%は妊娠糖尿病と診断されるため、思うよりもその可能性は高く、身近なものです。

私の友人も、細身で健康的な生活をしていたのにも関わらず妊娠糖尿病と診断され、炭水化物・糖分の高いものは一切控えていました。

グルコースチャレンジテストとは?

グルコースチャレンジテストとは、一定量のブドウ糖を摂取し、1時間後に採血し、血糖値を測るというものです。

血糖値が規定以上の場合は再検査、もしくは血糖値を下げる治療をただちに行います。

私が住んでいるカナダのトロントでは、グルコースチャレンジテストは全妊婦さんに必修項目で、妊娠30週になる前に行われます。

カナダではこのように行われる!

総合病院で出産することが一般的なカナダでは、定期検診や検査も大きな病院の中で行われます。

グルコースチャレンジテストは、およそ妊娠27~30週の頃に、担当医との定期検診の前後に予約を入れて行います。

検査ドリンクを飲んで、1時間の待ち時間の間に定期検診を受け、その後に採血するという流れです。

カナダにしてはとても効率の良いスケジュールを組んでくれるので、待ち時間もほとんどなくてありがたいです。

事前の飲食物制限(fasting)はありません。
何か準備するものも、特にありません。

予約は、担当医の秘書が前もって入れておいてくれるので、その日時になったらLab(検査室)に行きます。

秘書からもらった検査オーダー表をLabの人に渡し、順番になったら案内されます。

案内されたらグルコースチャレンジテストの流れを説明され、1本の検査ドリンクを渡されます。これを飲んでからきっかり1時間後に、採血をして血糖値を測ります。

飲み物は250mlほどの小さなペットボトルに入っており、飲むとオレンジジュースを少し薄めたような味がしました。

バヤリースオレンジのような、なっちゃんのような感じです。

専用の試験薬だからか、冷やされていたからか、飲むと少し舌がピリピリするような感覚がありました。

病院の人には、「まずい」「飲めたもんじゃない」と同情されましたが、私は案外いけました笑 ちゃんと冷やしておいてくれたので、飲みやすかったのかもしれません。

Labの担当者にじーっと見つめられながらドリンクを飲むので、早く飲まなきゃというプレッシャーを感じます汗

飲み終わるのを見届けると、担当者は採血の時間を教えてくれます。

検査ジュースを飲んでからは、採血が終わるまで飲食禁止です。トイレは行っても大丈夫と言われました。

そして言われた時間にLabに戻り、採血を受けたら検査は終了です。

血糖値が規定より高いと、翌日~翌々日に連絡が来て再検査となります。

私は連絡が来なかったので、引っかかることなく無事終わりました!

担当医の秘書に聞くと、再検査はより精密に行われるので、検査前の飲食物制限や、さらに長時間の拘束されるとのことです。

元々の体質や遺伝にもよりますが、日頃から栄養管理、体調管理しておくに越したことないですね。

朝食に注意

1人目妊娠時も同様のテストを行い、特に問題なく終わったので2人目もあまり心配してませんでした。

でも、定期検診中に秘書の方に「今日グルコースチャレンジテストだよね、まさか朝ごはんにバナナとか食べてないよね?!」と言われて、思わずドキっとしました。

バナナは食べなかったのですが、りんごとぶどうを食べたからです。

果物、特にバナナは糖分が高いので、食べるタイミングによっては検査結果が悪く出るよと言われました。

まぁ、なんとなく朝食で甘いものを食べたら、そういう結果になるのかなとは気付いてはいました。

でも、

「検査の日だけ節食するのもなぁー」

「いつもの食生活での検査結果が見たいなぁー」

という気持ちが最終的に勝ち、いつも通りの朝食を摂ることにしました。

結果後悔しました笑

最終的に再検査にならず、面倒なことにならなかったので、心底ほっとしています。

これからグルコースチャレンジテストを受ける妊婦さん、検査の日は朝ごはんにフルーツは控えましょう!検査が終わってから、フルーツなりチョコレートなり、食べましょう!

最後に

今回は、妊婦の私が先日受けた「グルコースチャレンジテスト」についてご紹介しました。

妊娠糖尿病と診断されたら、食生活や日常生活を改善しなければいけませんが、出産とともに治るので、あまり深刻に捉えすぎず、ストレスとならないように注意しましょう。

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