安い買い物ではない、抱っこ紐。
その性能が良ければ良いほど、かなりのお値段になるので、購入前に十分にリサーチ・比較するプレママやママがほとんどです。
私も、これだ!と思い購入に至るまで、友人に使用感を聞いたり、様々な種類の抱っこ紐の口コミを読み漁ったり、スペックやメリットデメリットを調べたり、動画で装着方法を見たりしました。
初めは、出産して落ち着いてから抱っこ紐を買おうと思っていたのですが、産んですぐ腱鞘炎になりかけました。
新生児なんて3キロそこそこだから、そんなこと起こるはずもないだろうと思っていたので、予想外の出来事でした。
そのときに、友人から新生児でも抱っこ紐を使える話を聞き、身体が悲鳴を上げていたので「今すぐ必要だ!」と感じました。
娘が寝ている間は、ひたすら抱っこ紐のリサーチをしていたものです。
そして、スリングを買おうと思った際に様々な商品比較をした結果、最終的に選んだのはババスリングでした。
今回は昔の私のように、「ババスリング」を購入しようかと検討中のママさん・プレママさんに、
をご紹介します。
現在、我が家には2歳半を過ぎた娘がいますが、結果娘が2歳になるまでババスリングを使用しました。毎日使った!という月齢の時期と、たまにしか使わなかった!という月齢の時期がありました。
なので正直、ずーっと2歳まで頻繁に使い続けたわけではありません。
それでも、今総合して考えてみると、「買って良かった!」と思っています。
また、「2人目が産まれたら絶対使う!」予定なので、ババスリングに出会えて良かったと感じています。
新生児~2歳児に実際に使っていた私の経験を元に、ババスリングご紹介するので、参考にしてもらえれば嬉しいです。
目次
ババスリングはいつからいつまで使える?
ババスリングは、生まれて間もない新生児から、3歳頃(15kg)まで使えます。
幅広の布が、赤ちゃんの頭の先から身体全体をしっかり包んで支えてくれるので、首の据わっていない、ふにゃふにゃの新生児でも安心して抱っこできます。
また、赤ちゃんの腰が据わって、歩けるようになってからも、子供に抱っこをせがまれたときやぐずったときに抱っこできます。
抱っこ紐なしで1歳~2歳児を抱っこしようとすると、かなり重くて腕と手首が堪えます。
でもババスリングがあると、肩・腰・手に子供の体重が分散されるので、いくらかラクです。
もちろん、体重自体が重くなってきているので、抱くこと自体が大変ではありますが、スリングなら素手よりも長時間ラクに抱っこすることができますよ。
私が最も頻繁にババスリングを使用していたのは、新生児~首の据わる4カ月前頃でした。
なぜかというと、新生児は頻繁に起きて泣いて授乳しないといけないので、気がつけばほぼ一日中ずっと抱っこしていることもあります。
でも、スリングで抱っこすると、赤ちゃんの体重のほとんどをスリングが支えてくれるので、長時間の抱っこでも手や腕がめちゃくちゃラクです。
私は産後すぐ、慣れない育児で手首を使って変に抱っこしていたせいで、手首を痛めました。
それをきっかけにババスリングを購入し、使い始めました。
最初は、自分の手首を守るためにと使っていたスリングでした。
でも、スリングの布に包まれることがよほど気持ち良いのか、抱っこするとたちまち機嫌が良くなり、コテっと寝てくれることが増えてきた娘。
しめた!と思ってからは、寝かしつけになくてはならないアイテムとして、すごく重宝しました。
また、歩けるようになってからは、娘の「歩きたい!」と「疲れたから抱っこして!」のめまぐるしい対応が厄介でした。
ひどいときは、1分おきくらいにコロコロ変わります。
でもそんなときに、ちょっと抱っこするにも、ババスリングで肩と腰で子供の体重を支えることができるのでラクでした。
そんなこんなで私の場合は、
2、1歳~2歳
3、それ以外の期間、時々
という感じでババスリング使用し、結果2年間使い続けました。
娘が2歳半を過ぎた今、かなり歩いてくれるようになったので、抱っこ紐は完全卒業し、ベビーカーか歩きで乗り切っています。
口コミやレビューを見ていると、3歳過ぎまで使った・使っているという人がいます。
我が子の場合は、とにかく動きたくて仕方のないアクティブな子なので、抱っこ紐で抱かれること自体を嫌がるようになり、2歳で卒業しました。
その子の性格、体格にもよるとは思いますが、ババスリングであればかなり長い期間使えることは確かですよ。
月齢別!オススメの使用方法
新生児~首が据わるまで
新生児であれば、イージーライダーかハンモック、という抱き方ができますが、安定感があってオススメなのがイージーライダーです。
イージーライダーの抱き方動画:
ハンモックの抱き方動画:
ババスリング初心者の私は、まずはひたすらイージーライダーを練習し、モノにしました。
なぜなら、赤ちゃんの様子がよく見えるし、首をしっかり支えてくれるからです。
スリングはコツを掴んで慣れるまでに、少し時間がかかるのが難点です。
でもこの抱き方に慣れてきた頃、娘も抱かれ心地がとても良かったようで、それはもう大人しくなり、寝てくれることが増えました。
抱かれるとたちまち大人しくなって寝てくれることに感動し、それ以来ババスリングが大活躍でした。
イージーライダーは、基本のきの抱き方で、慣れておけば生後半年頃までは大活躍しますよ。
とにかく抱っこしやすいし、赤ちゃんも好きな抱き方です。
*それ以降は赤ちゃんのサイズが大きくなるので、残念ながらイージーライダーで抱っこできなくなります。。
首据わり~腰据わり前
私も娘も大好きだったイージーライダー(生後3ヶ月半)
引き続きイージーライダーが活躍します!
イージーライダーなら、赤ちゃんを横抱きする状態で抱っこするので、ママの顔も見られるし、外の景色も見せてあげることができます。
少しずつ目が見えるようになってきて、色や音に反応するようになってくるこの頃に、
コミュニケーションを取りながら色々な風景を見せてあげたいですね。
生後半年辺りを過ぎると、赤ちゃんもかなり大きくなり、イージーライダーの抱き方ではサイズが収まりきらず、抱っこできなくなってきます。
赤ちゃんの腰が据わるまでは、ヒップスター(腰抱き)にするか、Joeyで前向き抱っこをするのが最善の選択です。
ヒップスターの抱き方動画:
Joeyの抱き方動画:
腰据わり~つかまり立ち
腰が据わると、良い意味で適当に赤ちゃんを抱っこしてもしっかりしているので、かなりママも楽になります。
この時期の赤ちゃんには、ヒップスターが断然オススメです。
目がかなり良く見えるようになり、また自分の身体が徐々に思うように動かせるようになり、アクティブに動きたい赤ちゃんも多い時期です。
ヒップスター(腰抱き)なら、赤ちゃんが多少動いてもしっかり支えられるし、腰+肩で赤ちゃんを抱っこするので、ママも抱っこしやすく、比較的長時間抱っこしてもしんどくありません。
歩けるようになったら
1歳前後になると、歩ける子が徐々に増えてきます。
歩けるようになる月齢になると、ヒップスターが断然ラクで使いやすいポジションです。私は、1歳以降はとにかく楽なヒップスターでしか抱っこしませんでした。
なぜかというと、1歳を過ぎると赤ちゃんはさらに活発になり、自分で動きたがることが増えてくるからです。
ヒップスターなら、赤ちゃんは上半身を動かしやすいし、またママにとってもババスリングの着脱がめちゃくちゃラクです。
「ママ抱っこ!」と頻繁にせがまれても、毎回スリングで抱っこすることが苦になりません。
また、個人差はありますが、赤ちゃんの体重が10キロを超えてくるので、腰で支えながら抱っこしないとママの身体に堪えます。
そういう理由でも、ヒップスターは重宝しますよ。
授乳するならイージーライダー
イージーライダーは、抱っこしながらの授乳にもオススメと公式ウェブサイトでも紹介されています。
抱っこしたときのポジションで、赤ちゃんの顔がちょうど胸元に来るので、ママにとって授乳しやすいです。
周りの目が気になる場合は、その上に授乳ケープか、大判のスワドルのような布で胸元を隠して授乳すると良いでしょう。
スリング以外の用途でも使える
綿100%でかなりしっかりした素材のババスリングは、日よけやブランケットとしても代用できます。
ベビーカーの幌って、ベビーカーのシートをフルフラットにすると赤ちゃんの顔に日差しが直で当たるんですよね。
我が家のベビーカーはまさにそうで、娘が寝たらフラットにするのですが、日差しがどうも気になっていました。
そんな時、幌から下にババスリングをベビーカーにかければ、立派な日よけになります。
そんなときはババスリングが大活躍しましたよ。
最後に
1歳すぎ、ヒップスターで抱いているの図
今回の記事は、「ババスリングはいつまで使える?月齢別のオススメ使用方法」と題し、
をご紹介しました。
多種多様に、月齢に応じて使用できるババスリング。
お値段はそこそこしますが、使用できる期間を考えると、買って損はないと思います。
まずは試してみたい!という方は、店頭で試してみるか、ババスリング公式ウェブサイトからレンタルすることもできます。
私はババスリングが好きだったので、皆さんにオススメしていますが、体格や生活スタイルなどで相性もあると思います。
納得のできる抱っこ紐に巡り会えますように!