ペグペレーゴ Si 所有者が4年半使用したリアルな口コミ。新生児からずっと使える!


我が家のPegPerego Si

出産前の私は、ズバリこんなベビーカーを求めていました。

1台で新生児から最後まで使える
子どもが大きくなっても安定性がある
荷物もたくさん載せられる
子どもがぐっすり寝てくれる
そこまで重すぎず、でも安定性がある
改札も通れて、ガタガタ道でも取り回し良くスイスイ進める・・・

そんなベビーカーはあるのか??と、疑問に思いながらもリサーチしまくっていました。
そして3ヶ月ものリサーチを経て、出会ったのがPeg Perego(ペグペレーゴ)」から出ている「Si」というベビーカー

友人が、ももの希望に合ってると「ペグペレーゴ」のベビーカーを勧めてくれたので、最終的に日本唯一の代理店カトージさんの代官山直営店まで行き、試乗した後にSiを買うことにしました。

今回は、私自身が約4年半ペグペレーゴSiを使い続けた口コミを、この記事でご紹介します!

結果的に言うと、個人的にはってよかった!ずっと使いたい!」と思い、ペグペレーゴを毎日快適に使っていますが、住まいや家族の生活スタイルによって向き不向きがあると思います。

生活スタイルに合わせて購入すべき理由は、別記事でご紹介しています。

どうも、人生初のベビーカーの購入を大失敗に終わらせた、ももです。 初めての妊娠も終わりに近づき、出産準備品をあ...

あれこれと説明が長くなりますが、良い点悪い点のまとめも正直に書いているので、参考にしていただけたら嬉しいです。

PegPerego(ペグペレーゴ)ってどういうブランド?

イタリアで半世紀以上の歴史があり、ベビー用品を製造販売するブランドです。ベビーカーに関しては、イタリアの石畳で鍛えられた走行性と安定性を売りにしています。
私の住んでいるカナダでも、ペグペレーゴ製のベビーカーを毎日のように見るので、知名度も人気度も世界的に高いです。

Pegperego(ペグペレーゴ) Siのスペック

本体サイズ

通常時:幅51 x 奥行き87 x 高さ103センチ
折りたたみ時:幅33 x 奥行き34 x 高さ99.5センチ
シート座面幅:(奥)32cm(手前)35cm
シート座面奥行:39cm
シート背もたれ幅:28cm
シート背もたれ長さ:48cm
座面高さ:(最低)43cm-(最高)48cm
タイヤ直径:(前輪)16cm(後輪)18cm
タイヤ厚み:(前輪)2.8cm(後輪)3.3cm
収納カゴ:幅34x奥行40x深さ(中央部)16cm
ハンドル高さ:(低位)102.5cm(中位)105cm(高位)107.5cm(182cmの身長の旦那でも使い易い!)

本体重量

7.8kg

カラー展開(2019年12月現在)

アーバンデニム・・・ギンガムカラーの濃いめのデニム色。1番人気!

リュクスグレー・・・洋服やファッションを選ばないライトグレー

マンリ・・・黒ベースにシートがピンク・ブルー・黄・黒など幾何学模様のカラフル色

機能と付属品

・5点式シートベルト
・100/125/150度の3段階背もたれ調節式
・フットリクライニング2段階
・ハンドル長さ3段階調節
・折りたたみ時自立機能
・防水加工、レインカバー付き
・フットマフ付き
・収納カゴ(耐荷重5kg)

ハンドル下のレバーを押せば簡単にハンドルの長さ調節が可能

使用対象基準

生後1ヶ月から体重20kgまで

日本で唯一のPegPerego(ペグペレーゴ)正規代理店のカトージさんから購入すると、購入後1年まで保証が付いています。

シングルタイヤで押しやすく、めちゃくちゃ取り回しがラク

とても押しやすく、買い物などの荷物と、12kgの2歳児を乗せていても、押し始めから方向転換まで、非常に軽いです。平坦な道なら、押し始めから片手で楽に押せます。

盲人用ブロック程度のガタガタなら、車輪が取られることもないし、余裕で軽く押して乗り越えられます。

他社のものを試しに使わせてもらったことが何度かありますが、Siがダントツで走行性が良いです。

その秘訣は、シングルタイヤです。

大げさに聞こえるかもしれませんが、子どもと荷物を載せていても、指1本で押し始めることができます。国産のものはダブルタイヤのものが多いですが、シングルタイヤだと地面との抵抗が少なく走行性に長けています。

ダブルタイヤはとにかく操作性がシングルタイヤに比べて低く、荷物や大きい幼児をベビーカーに乗せると、その違いがわかります←経験済み

シングルタイヤとダブルタイヤ使用時の脳波比較実証実験でも、操作ストレスが少ないのはシングルタイヤだとわかっており、実験後のアンケートでも全ての女性がシングルタイヤベビーカーの方が押しやすいと回答しました。
参考:共同通信社

シングルタイヤとダブルタイヤを比較した、この記事も参考にしてくださいね:

お友達に勧めたいくらい好きなので、今回もこのママ友さんにお勧めしました。次もし買い換えるとしたら、絶対シングルタイヤのものを買う!と断言してたので、ダブルタイヤは軽さが魅力的な反面、操作性に難があるようですね。

新生児から体重20kgまでながーく使える

スペックでは150度のリクライニング、と書かれていますが見る限りでは、ほぼフルフラットに近い状態にまで横にでき、まだ寝たきりの新生児期の赤ちゃんには優しいです。外出すると、揺れが心地良いのかいつの間にかすーっと寝ていることがしょっちゅうあったので、寝心地が良かったのではないかと思います。

1歳半が過ぎ、体重が10kgを超えた現在、狭そうな感じもなく適度なスペースで快適そうに座ってくれています。ほぼ直角にまでリクライニングが出来るので、しっかり座って周りの様子が伺え、散歩中はいつも楽しそうに景色を見ています。

眠くなったときも、寝ぐずりこそありますが、寝入ったあとベビーカーに乗せ、外出先でうろうろしていてもぐっすりお昼寝してくれます。

娘はまだ1歳半で11キロほどなので、まだまだあちこち連れて行くときに使い回すことになりそうです。→現在2歳で約12キロですが、お出かけの際は依然大活躍しています!

2020年9月現在、2人目が1歳9ヶ月になりました。2人目にもペグペレーゴSiは大活躍しています。バギーボードをつけて、お姉ちゃんと二人を乗せることも可能です。

3段階のシート調節機能

倒すときは車のシートのように両脇のレバーを手前に引くとロックが外れ倒せます。立てるときは単純に背もたれを後ろから押してあげると、カチカチ、と段階で自動ロックし固定します。

操作自体はとても簡単ですが、倒すときは両手を使う必要があります。赤ちゃんを抱っこして寝付かせて、その後にシートを倒して寝かせたい、というときは誰かの手を借りないといけません。


写真真ん中のレバーでシートを倒す

他メーカーと違ってしっかりほぼ垂直までシートが立つので、ベビーカーで食事ができ、移動中は非常に便利です。
これはシートではなく幌の問題ですが、赤ちゃんを寝かせるために170度にシートを倒した時、幌が浅く角度によって赤ちゃんに直射日光が当たることがあるのが少し厄介です。
直射日光が当たりそうなときは、ガーゼケットを幌から掛けて、完全に日差しをシャットダウンして難を逃れていました。

ペグペレーゴSiはたたみやすい?

慣れるまで少し戸惑うかもしれませんが、慣れたらササッとたためるので簡単です。ただ、両手でハンドルにあるロックを外してから中央下にあるレバーをぐっと引いて傘のように畳むタイプなので、片手で畳むことは不可能です。


このレバーをぐっと引く

電車に乗って子どもを担ぎながら畳む・・・ということは残念ながら出来ませんが、畳むこと自体はとっても簡単で、3秒でできるので両手での操作は特に気にならないですよ。

収納スペースは?

たたんだときのサイズがとても小さいので、狭い玄関にも置いておけます。少し大きめの傘立てくらいのサイズなので、ドアの脇に置いておけます。


こんな感じで収納できて便利!

7.8kgは重い?

車のトランクに出し入れする程度なら女性でも大丈夫な重さですが、エレベーターのないアパートにお住まいだったり、階段があって毎回運ばないといけないというのであれば、お母さん1人だけだと少し辛いかもしれません。

他者の軽さを売りにしているベビーカーと比べたら当然重いですが、ギリギリ持ち運びできる範囲ですし、徒歩や車移動が多い人であれば持ち運ぶこともあまりないと思います。

ハンドルが離れているけど片手で押せる?

押せます!たまに片手で押しながらコーヒー飲んだり、ケータイ見たりしています。娘を保育園にお迎えに行って、途中まで手をつないで歩くのですが、反対の手で荷物を積んだベビーカーを軽々押すことができます。

方向転換のときは両手を使ったほうが楽ですが、ゆっくりだったら方向転換も片手で出来ちゃいますよ。とにかくシングルタイヤで押しが軽いです。

対面にできず、赤ちゃんの顔が見えない・・・

事前に調べてわかってはいたのですが、他人が対面式で赤ちゃんに話しかけながら歩いているのを見ると、対面にできるたらいいなと思うときがあります。

目が良く見えてくる8ヶ月頃には、お母さんの顔より外の景色を見たがるし、外の景色をたくさん見せてあげた方が赤ちゃんの刺激になるので、お母さんは寂しいかもしれませんがそこは妥協すべきポイントなのかな、と思っています。

ポンプ式タイヤじゃなくて良かった!

ポンプ式タイヤは、月に1回空気入れやタイヤの点検をしないといけないし、万一鋭いものを踏んでパンクしたら新しいものに取り替えないといけません。ポンプ式は安定性があり振動が少なく良いと聞きましたが、メンテナンスにかけている時間や手間がもったいないな・・・と思いました。

実は買うときはどっちでも良いやと思っていたので、Siがポンプ式タイヤだったとしても恐らく買っていたと思いますが、メンテナンスの話を聞くと、ポンプ式じゃなくて良かったです。

車のトランクに入るかどうか確認してから買うべし

ジープやファミリーバンを運転されている方は問題ないかと思いますが、軽や小さい乗用車でトランクが入るかどうかわからない場合は、必ず購入前にチェックすることをお勧めします。

Siのたたんだ時のサイズは、幅33 x 奥行き34 x 高さ99.5センチです!大抵の車は入るはずですが、以外と高さがあります。

レインカバーとフットマフの付属品、ぶっちゃけ使える?

使えます!使えなかったら他のメーカーから出ているものを買おうと考えていましたが、意外とどちらも問題なく使えているので買い足す予定は今のところありません。

レインカバーは全体を覆い被せるタイプではなく、幌とフットレストの下部に引っ掛けて、両脇にあるボタンをはめて使います。最初は少し戸惑いましたが、簡単なので2回目からはスムーズに付けられました。今のところ娘が嫌がることもなく付けられています。全体を被せられるカバーではないので、ベビーカーの幌の部分も全てカバーしたいという方には、買い直すことをお勧めします。


レインカバー。全部は覆えません・・・


サイドで留めるボタン

フットマフは、真冬マイナス2桁になるトロントに住んでいるので、こんな薄っぺらいので乗り切れるか・・・?と半信半疑でとりあえずは使ってみることにしましたが、フットマフの中に毛布をかけてあげるとかなりあったかく、移動中足元に手を入れるととってもぽかぽかです。

毛布をかけるのは面倒だしかさばる、とお考えのかたはダウン機能が付いているフットマフを購入した方が良いかもしれません。


作りは薄っぺらいけど防風にもなり便利

ママ友とかぶりにくいし、海外製でおしゃれ!

日本のベビーカーは、ママの使用率が非常に高く至るところで同じものを見かけます。

もちろん軽さや利便性を売りにしていて、需要に適っているからなのかもしれませんが、なるべく他の人が使っていないベビーカーが良い!という方にはSiが良いですよ。4ヶ月のうちにずいぶん東京付近を外出しましたが、Siを見かけたのは4回くらいでした。

また他のメーカーにはないユニークな色ばかりで、私はグリーンティを買いましたが、中性的な色なので娘でも問題ないし2人目が男の子でももちろんいけます。洋服の色も選ばないですよ。
あれこれ自分でデコレーションしてカスタマイズしたい、おもちゃなどベビーカーにつけてあげたいと考えているのであれば、その辺りも考慮して色を決めた方が良いと思います。

最後に買ってよかったと思う点をまとめました

・取り回しが抜群に良くとても軽い
・新生児から体重20kgまでずーっと使える
・安定性が高く、赤ちゃんも安心して寝てくれる
・片手でも軽々押せる
・すぐたため、収納スペースも取らない
・タイヤのメンテナンスをする必要がない
・収納カゴがたくさん入る
・レインカバー・フットマフが付いていて、買い足さなくて良い
・持っているひとが少ないのでかぶりにくい

私はカトージさんの直営店に直接足を運びましたが、持ち帰るのは重いので、結局カトージのオンライショップから購入することにしました。すぐ届けてくれますし、梱包もちゃんとしているのでダメージなどなかったです。

2019/12更新!

カトージさんのオンラインショップからはPeg Perego Siは購入できなくなっていますが、楽天・アマゾン・Yahooショッピングからは購入できます。

赤ちゃんが安全で快適に過ごせて、あなたの日々の生活やスタイルに合わせたベビーカーが見つかりますように。

カトージオンラインショップ

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