生後3ヶ月・10ヶ月と飛行機に乗るときの対策!トロント~日本2往復したときの体験記。

カナダのトロント在住の我が家。

産後に1年間の産休・育休をフル活用すべく、2016年にトロント〜羽田間を2往復、計4回、50時間ものフライトを経て、日本の家族や友達に会いに行きました。娘が生後3カ月、6カ月、9カ月、10カ月のときに飛行機に乗り、2回目のトロント〜羽田間の往復は娘と私の2人で行き来しました。

お転婆で常に動き回る落ち着きのない娘で、普段はいつも振り回されへとへとになっていますが、きちんと準備をしたら思った以上に楽に乗り切れたので、その方法をここに紹介したいと思います!

エコノミーの普通席で、乳児の座席を取らずに一時帰国しましたので、似たような状況の方の役に立てば幸いです。

直前での座席の移動を試みる

搭乗口への集合時間より少し早めに搭乗口横のカウンターへ行き、そこにいるスタッフに座席の交渉をします。

通常なら直前の座席の変更はしてくれませんが、乳児がいる場合は空席があれば、大人の座席を空席の隣に変更してくれます。つまり、空席を赤ちゃんに使わせることが出来るのです!

空席があると、自分で座れる赤ちゃんなら一瞬座らせておけますし、空席に自分の食事や荷物を置くこともできます。エコノミー席はとっても狭いので、一席あると本当に助かります。
絶対してほしいことは、搭乗口横のカウンターで交渉すること!です。チェックイン時では、ギリギリに航空券を買う人もいるので空席状況が読めません。

一か八かになってしまいますが、航空会社は乳児連れにとても優しく、フレキシブルに対応してくれるので、ぜひ確認してみてください。

おもちゃや絵本を小出しで渡す

普段遊ばせているおもちゃだと、機内で見せても、見向きもしないかすぐ飽きてしまいます。

まだ見せたことのないものか、しばらく触らせていないおもちゃや絵本を、バッグにたくさん忍ばせておきましょう。私は出発1週間前くらいから、大きめの巾着袋に軽くて小さいおもちゃをたくさん仕込みました。

このくらいの月齢だと、何でもおもちゃになります。

プラスチックのスプーンや皿、紙コップ、シリコンのカップケーキの型、キーホルダー辺りが結構長く遊んでくれました。使い捨てになりそうな軽い物だと、最後に捨てちゃえるし、かさばらないしいいですよ!あと、おもちゃを一気にばーっと出すのではなく、1つ出して飽きてきてぐずりそうなところまで粘って、また新しいのを出してと、極力1つのもので遊んでくれる時間を稼ぐように努めます。

使わなかったおもちゃがあってもいいんです。なるべくネタを使い切らないようにしましょう。

iPadに赤ちゃん向けアプリを仕込む

iPadに事前にたくさんアプリをダウンロードしておきます。乳児が遊べるものは本当に限られたものになってしまい種類も少ないですが、風船をタッチして割ったり、画面を触ると絵が描けたり、カラフルな水玉が出てきたりするような単純なゲームは、夢中になってくれます。

音を鳴らさず遊べますし、真剣になってくれればしばらく遊んでいてくれるので、お母さんがごはんを食べるときに使うとお勧めです。

備え付けのアニメや映画を再生

意外にも夢中で観てくれてたのがこれ!イヤホンやヘッドホンはもちろん使えないので、音なしで赤ちゃんが好きそうな短編アニメを流してみたのですが、音声がないのにじーっと観てくれました。おもちゃとかだと、常に動くうちの娘はあっちこっちに飛ばそうとするし、立ったり座ったりするので目が離せません。

でも映像は動かずにじーっと観てくれるので、娘をずっと見るのに疲れたらアニメを再生してーと、交互に活用してました。

ジュースや粉ミルクなどの飲み物を与える

母乳をあげていた私は、2〜3時間おきに母乳をあげていましたが、粉末のジュースも持ち込んで、一度あげました。すると飲んでいる間は、静かにしていてくれます。

うちの子はずずーっと一気に飲んでしまうのであまり時間は保ちませんが、ゆっくり飲んでくれるお子さんなら結構時間稼ぎになると思いますよ。機内には煮沸消毒できるところなどは残念ながらないので、使い捨てか多めに哺乳瓶を持参してくださいね。

客室乗務員さんに頼めば、熱湯で哺乳瓶の中身をすすいでからお湯を入れてもらうこともできます。

お菓子やつまめるものを用意する

ボーロ、蒸しパンやパンケーキを小さく切って、ジップロックに入れてちょこちょこつまめるものを多めに持ち込みました。赤ちゃんは一度にたくさん食べたれないので、すぐお腹が減ります。小腹が減ってくると徐々に機嫌が悪くなって来がちなので、少しずつ与えると良いでしょう。

こまめにトイレに行く

座席から離れて動き回ることで、お母さんの気分転換にもなるし、赤ちゃんの機嫌とよくなります。

機内を見ていると、子どもが座席にずっといることに飽きてしまうのか、子連れの親子はよく歩き回っています。私も娘がぐずると何度も抱っこして歩き回っていました。同様に歩き回っている親子とお話ししたりして、気分を紛らせていました。

うちの娘は鏡を見るのが大好きなので、トイレにある鏡を見せては楽しそうに笑ってくれてました。オムツ替えやお母さんのお手洗いのときに、混んでいないときは少し長めにトイレにいて、遊んでやっていました笑

抱っこ紐を使って寝かしつけ

乳児のうちは、抱っこ紐で抱っこして寝つかせるのがベストです。抱っこ紐だと、安定感があるので赤ちゃんもよく寝てくれます。お母さんもずっと赤ちゃんを抱えている必要がないので、抱っこ紐で赤ちゃんが寝てくれれば、座席に座って自分もウトウトすることができます。

ずっと抱っこ紐で抱っこしているのも体勢が辛くなってくるので、空席が隣にある場合は、そこに赤ちゃんを寝かすのも良いです。

布団のフラットな場所で寝慣れている娘は、抱っこだと長時間寝られなかったので、空席に横にしてやったり、抱っこしたりを交互にしてました。横にしてあげる場合は、寝返りを打とうとするので、座席から落ちないように気をつけてあげてくださいね。

まとめ

12時間のフライトは大変に感じるときもありましたが、ちゃんと準備と対策をしておけば余裕を持って対応できると思います。4回目のフライトは、周りが中年女性のツアー団体の方ばかりで、乳児を連れていることに最初は少しイヤな顔をされました。

しかし、いざ12時間のフライトが終わると娘の静かさに感心され、お母さん頑張りましたねと労いの言葉を掛けてもらいました。

一生懸命子どもをなだめるよう努力をしていれば、大抵の周りの方は静かに見守ってくれると思います。親子とも、少しでも快適な空の旅になりますように。。!

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