生まれたばかりの赤ちゃんを、外出させるのはいつからが良いのでしょうか?
生まれたばかりの赤ちゃんは、とても小さく、繊細でデリケートですよね。赤ちゃんがまだ弱い状態だと、思わぬトラブルに出くわしてしまうかもしれません。
私も娘を出産して、2週間ほど経ってから、旦那の実家に行くときに車に乗って外出しました。
そのときにふと、「新生児っていつから外に連れ出して良いんだろう?」「長時間連れ出しても大丈夫なのかな?」と思ったことを今でも覚えています。
そう思ってからは、赤ちゃんが触れる外の空気や、車から家に出入る間、屋内駐車場の空気は大丈夫か、色々些細なことが気になりだしました。出産したのが11月下旬で、冬だったので、風や気温の変化なども気になって仕方がなかったです。
そんなお出かけをいつからしたら良いのか、迷っているあなたに、今回の記事では、ママが安心して新生児と外出できるために、知っておくべき5つのポイントをご紹介します。
あなたが安心して、大切で可愛い赤ちゃんとお出かけできるよう、そんな疑問を解決します!
生後1ヶ月までは不必要に外出しない
色々リサーチしましたが、一般的に生後1ヶ月になるまで、人混みには外出しないお母さんが多いです。
なぜなら、季節によりますが、特に冬はノロウイルスやインフルエンザウイルスなど、大人でも重病になりうるウイルスが蔓延しており、いつどこで赤ちゃんが危険にさらされるかわからないからです。
特に、電車やバス、ショッピングモールなど、公共交通機関や人が大勢集まるところは、どこで誰がどんな病気を持っているかわからないので、極力避けましょう。
また、買い出しや用事で外出しなければいけない場合は、新生児を連れ出す必要がないなら連れ出さないようにしましょう。先述したとおり、不必要に人混みに連れて行くことを避けるためです。
用事があるときは、家族に買い出しに出てもらうか、1時間くらい家族に赤ちゃんの面倒を見てもらって、その間に買い出しをささっと済ませるようにしましょう。
私は、生後1ヶ月までは、買い出し全般を旦那とオンラインショッピングで賄っていました。
なぜかというと、完全母乳だったので私が外出するわけにはいかなかったし、旦那は残業ほぼなしの土日休みで、比較的家族のために時間が取れる人だったからです。
食料品は、旦那に買い物リストを細かく書いて、買い出し前にあれこれ買ってきてほしいものの説明をし、買ってきてもらいました。
でも、さすがに全て買い込んでもらうのも悪いのでおむつや洗剤など、重くてかさばるものはオンラインで頼み、自宅まで配送してもらっていました。
1ヶ月も外に出れないの?!と家にいることがストレスに感じるかもしれませんが、これも赤ちゃんのため。どうしても我慢できないようなら、近所を10分くらい散歩する程度なら問題ないかと思いますが、生後1ヶ月に近づいてから外出するようにし、外気浴目的程度にとどめておきましょう。
どうしても精神的に参る!という人は、友達や家族に家に来てもらうようにして、最初の1ヶ月は極力人混みに行くことは避けましょう。
生後1ヶ月を過ぎたら少しずつお出かけしてOK
まだまだ抵抗力の弱い赤ちゃん。生後1ヶ月になったから、はいお出かけOK!!とあちこち連れまわすのではなく、様子を見ながら、まずは10分程度の散歩から始めましょう。
最初はお庭や家の前や周り、慣れてきたら近所の公園まで、というような感じで、徐々に時間やエリアをステップアップしていったら良いです。
例えば、足を事故で怪我をした大人も、動けなかった状態から徐々に回復してきたら、最初は短時間、少し動かすだけのリハビリから始めますよね。そこからリハビリのメニューの時間を長くしたり、複雑化させたりして、完治に導きます。
それと似たような感じで、新生児の赤ちゃんも、最初は何もできない、繊細で弱い状態です。少しずつ慣らしてあげましょう。
夏は日差しが強いので、日差しが直接当たらないように日傘をさしたり、ベビーカーなら日除けのブランケットをかけたりしましょう。公園では虫よけ対策も必要になってくるかもしれません。その場合はベビー専用の虫よけを使ってください。
冬は寒いので、直接風が当たらないよう、ブランケットを余分に持ち歩き、1枚は掛けて1枚は風除け用にしたりと、寒さ対策をしっかりしましょう。
また、車の多い所はなるべく避けたほうが良いでしょう。ベビーカーの場合は特に排気ガスに注意してあげて下さい。
赤ちゃんとお買い物に行きたい!と思うかもしれませんが、人ごみの多いところにはまだ行かないことをお勧めします。買い物に行くと誘惑が多いので、ついつい長時間の外出になりがちです。
いきなりの長時間の外出だと、まだ外出自体に慣れておらず、泣いたり体調を崩したりするかもしれないので、徐々に外出を慣らしてあげられるよう、少しずつ時間を増やしましょう。
とはいえ赤ちゃんは外出が大好き!
赤ちゃんは、外の新鮮な空気が大好き!赤ちゃんの体調やタイミングにもよりますが、少しずつ外の空気を積極的に触れさせてあげましょう。
夏で外気浴に一番のオススメは早朝です。暑すぎず、空気もきれいでとても気持ちいいですよ。冬は逆に、1番気温が上がる昼過ぎが良いでしょう。
日差しの強くない時間帯(朝や夕方辺り)に15分程度のお散歩をすると良いと、友人が1ヶ月検診のときに、小児科医に言われたと言っていました。
まだまだ繊細で敏感な赤ちゃんではありますが、徐々に外の空気に慣れさせることによって、家以外の環境にも対応できるようになってきます。
移動や抱っこはどうすればいい?
車移動の時は、乳児用のカーシートで、徒歩移動は、抱っこ紐かベビーカーを利用しましょう。
車移動+ベビーカーの利用が多い人は、トラベルシステムに対応しているカーシートとベビーカーがお勧めです。対応しているメーカーなら持ち運びができるカーシートを、ベビーカーにそのままドッキングすることが出来るので、赤ちゃんを寝かせたまま移動できます。
新生児〜小さい頃は、こまめに寝たり起きたりを繰り返すので、このトラベルシステムがあると便利!
我が家でも、娘の昼寝が定まらない生後8ヶ月頃までは、トラベルシステムでいつでもどこでも移動していました。
抱っこ紐は近所を散歩する程度の外出なら良いですが、まだ首が据わっていない状態で縦抱きを長時間するのは負担がかかるので、横抱きが出来る抱っこ紐(いつも熟睡してくれるので、ババスリングを愛用していました!)か、ベビーカーを使うことをお勧めします。
ババスリングについての詳しい紹介はこちらから>>ババスリングを新生児〜2歳まで使ったママの口コミ。みんなに知って欲しい優秀アイテム!
まとめ
生後1ヶ月までは不必要に外出せず、少しずつステップアップした外出をすることで赤ちゃんが環境に慣れるということをご説明しました。また、移動はカーシートや抱っこ紐、ベビーカーを使用することをお勧めしました。
赤ちゃんは殆ど抗体を持たずに生まれるので、ちょっとしたことで重症化します。大人なら風邪で済みますが、赤ちゃんは簡単に肺炎を起こし死亡することもあります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、新生児はあなたが考えている以上に弱くて繊細だということです。何ヶ月もかけて育てて、何時間も辛い思いをして産んだ赤ちゃんを、一時的な自分のストレス発散のために失わないで下さいね。
外の空気に触れることで、新しい世界の刺激を受け、生活のリズムが徐々に整っていくので、夜にまとまって寝てくれるようにもなりますし、お母さんにとってもメリットですよね。
徐々に、様子を見ながら人混みを避けて少しずつ外出、を心がけて、お子様と安全で楽しいお出かけの時間を過ごしてください。