2歳頃になると、自我が少しずつ芽生えてきます。
こうしたい!ああしたい!など、自分の気持ちのままに行動したがるので、今までは食べてくれていたものを食べなかったり、限られたものしか食べなかったりします。
野菜も食べなきゃだめ、ごはんをちゃんと食べたらデザートあげるからね、などがこの年齢に通用するわけもなく。
もうすぐ5歳のお姉ちゃんは、淡々と与えられたものを食べているのに、もうすぐ2歳の息子は、食べたいものしか食べません。
野菜も食べてーー!!
ごはんも食べてーーー!!
というわけで、今回の記事では、こんな食べムラ炸裂なイヤイヤ期の子供を育てるママさんのために、「イヤイヤ期の食べムラ対策レシピ4つと工夫してみてほしいこと」をご紹介します。
これらの秘策は、実際に我が家で実践しているもので、これなら普段食べてくれないものも、食べてくれる確率が上がります。
もちろんこの時期の子供は、超超気分屋なので、これでも食べてくれないこともあります。
でも、ぜひ1度試してみて欲しいです。
目次
まずは楽しく食べることを優先!
まずは、1番大事なこれ!これは絶対抑えておいてほしいってことを、お伝えします。
ごはんの時間は、いつもどんなときでも、「楽しい時間」という認識を持ってもらえるようにしましょう。
ごはんの時間→お腹減ってないのに食べないといけない→無理やりママに食べさせられる→泣く
という負のスパイラルに陥ってしまうと、子供にとってごはんの時間が苦痛になってしまい、食べてくれなくなります。
食べないときは、ただ食べないといけないよーと押し付けるようにして食べさせるのではなく、食べること=楽しい・嬉しいことと思ってもらえるような工夫が必要です。
詳しいことは、過去記事に載せてあります。
それでも、なかなか思うように食べてくれない!のであれば、これからご紹介する4つのレシピを試してみてくださいね。
食べムラがある時に試してみて欲しいレシピ
野菜オムレツ(ケチャップのせ)
タンパク質も野菜もたっぷり!
子供の大好きなケチャップを乗せたら、ほぼ確実に食いつきます。
お弁当にも良いし、お昼のおかずにももってこいです。
野菜の甘みが生きていて、ボリューム感があるので、大人が一緒に食べても美味しいです。
レシピはクックパッドから拝借しました。
https://cookpad.com/recipe/1831267
私は、ここからさらにアレンジを加えています。
レンジは使わず、野菜をフライパンで炒める→ボウルに入れ、卵・牛乳・チーズと混ぜる→フライパンに戻し、弱火で蓋をしてじっくり蒸し焼き
野菜は、冷蔵庫にあるものなら何でも可です。
にんじん、玉ねぎなど、甘みが出るものと、ハムやベーコン、チーズは家族みんなが好きなので、必ず入れるようにしています。
スープパスタ
パスタって子供大好きじゃないですか?
ケチャップ多めのトマトスープや、ソーセージを入れた野菜コンソメスープなら、子供も食べやすい味です。
そこにパスタもえーいと投入しちゃえば、その1品で栄養たっぷり+主食になります。
あれこれ何品も作っても食べてくれないときもあるし、一球入魂ならぬ、一品入魂で勝負した方が楽なときもあります。(勝負って笑)
パスタは、細長い麺を切っても良いですが、リボンやマカロニ型だと食べやすいし可愛らしいので、子供も物珍しくて食べてくれるかもしれません。
こんな可愛いパスタなら、つい口を開けたくなりそう。
パスタは別茹でせず、スープにそのまま入れちゃいます。
パスタは水分を吸うので、かなりとろみのあるスープに仕上がります。
気になる方は水を多めに入れて、調味料で調整してください。
このスープの味が染み込んだパスタが、美味しいんですよね〜〜
お姉ちゃんが大好きで、毎日のように作って!と催促されます。
スムージー
固形物は食べたくないのに、ジュースなどの液体物だけは受け付けてくれる。なんてときありませんか?
そんなときは、うちではスムージーを作ってます。
果物だけだと果糖が気になるし、ただのジュースになっちゃうので、果物メインで茹で人参も入れちゃいます。
主食も食べて欲しいけど、野菜と果物だけでも食べてくれるならと、どうしても食べムラがひどいときはこれを一食にすることもあります。
野菜入りパンケーキ
子供がだーいすきなパンケーキに、茹で人参やほうれん草をミキサーにかけて混ぜて焼くのも効果的です。
結局甘いもの、食べムラにはなっちゃうかもしれませんが、野菜を少しでも食べてくれていると思うと、ママの気持ちも救われます。
たくさん入れすぎると味でバレるので、風味を損ねない程度に味見しながら、少しずつ加えましょう。
これしか食べてくれない!にひと工夫してみる
なーんて子には、
こっそり戦法で対抗してみると良いです。
1の茹でブロッコリーの上部分は、切り取ると粉末のようになります。それをごはんに混ぜたり、うどんに混ぜたりします。
2のほうれん草も同じくです。ブロッコリーほど細かくはなりませんが、みじん切りしてから混ぜます。
実は、うちのもうすぐ2歳の息子が、ブロッコリーを全く食べてくれません。
たまにかじりつくのですが、味が苦手なようで、吐き出します。
でもこの作戦だと、気付いていないのか、普通に食べてくれます。
3は、先述したようにスムージーやホットケーキに入れても良いし、ポタージュスープにしても良いです。
パンやマフィンなど作れるなら、そこに少し混ぜても良いです。
我が家の奥の手
あれこれ試しても、ほんのちょびっとしか食べてくれないこともあります。
一口食べるなり、もう終わった!椅子から降りたいよーとアピールしてきます。
そんなときは・・・好きなおもちゃを手に取らせ、夢中になっている隙に口に運ぶ、なんてことをするときもあります。
遊びながらごはんを食べるなんて!と思う方もいるかもしれません。
でも、食べムラの激しい時期は、「どんな方法を使っても食べてほしい」と思ってしまいます。
息子はトミカが大好きなので、椅子からおりたいー!と主張していても、トミカを見ればすぐ居座ります。
そして、口に食べ物を持っていくと、反射的に開けてくれ、パクパク食べます。
けっこうしっかり食べてくれるので、我が家はいつもトミカに助けられています。
最後に
今回の記事では、「イヤイヤ期の食べムラ対策レシピ4つと工夫してみてほしいこと」をご紹介しました。
イヤイヤ期の食べムラは、本当に大変です。
でも、食事は楽しく!と大前提に、あれこれ食いついてくれそうなものを試行錯誤して工夫して、乗り切っていきましょう。