イヤイヤ期の子供と上手に接するための心得6つ。ストレスを溜めない方法はこれ!

2歳に近づいてくると、本格的なイヤイヤ期が始まります。

1つのことをこなすだけなのにすごく時間がかかったり、大泣きされて周りに冷たい目で見られたりして、一緒にいるママは、大したことをしているわけでもないのに、精神的にも肉体的にもどっと疲れます。

買い物に行けば、何でも持ってこようとして、戻そうとすると「イヤー!!!!」
ご飯の時間になって、ハイチェアに座らせようとしたら「イヤー!!」
おやすみの時間なのに、まだ遊びたくて「イヤー!!!」
靴下履きたくない!靴履きたくないで「イヤー!!!」
お風呂に入れようと服を脱がそうとすると「イヤー!!!」

まぁよくもそんなに何でもイヤイヤになれちゃうものです。朝起きてから寝る直前まで、何でもイヤイヤの連続だと、いい加減ママも疲れるし、ストレスが溜まります。

我が家の娘は、現在1歳9ヶ月。イヤイヤの前兆は1歳4ヶ月頃からありましたが、ここ2〜3週間でますます激しくなってきて、ついには床に寝てジタバタしながら「イヤー!!!」とするようになりました。

パパ大好きっ子な娘。ある日パパが車を取りに行っている数分の間、パパに会いたくてぎゃー!イヤー!とずっと言っていました。

マンションのロビーで待っていたので、こっちは恥ずかしいのなんのって。イヤー!のときにどうにか泣きやませようとしても逆効果で、お菓子をあげようとしても、歌を歌ってもイヤイヤは増すばかり。

結局パパが来て泣き止みましたが、何をしても泣き止むことはなかったです。

旦那は仕事で忙しくて育児に協力的ではない
保育園ではおとなしくしているのに、何でいつも家ではこうもイヤイヤなの?
イヤイヤは親が怒ることが多いとよく起こると聞いたけど、本当?
毎日イヤイヤで疲れた・・・ストレスを溜めない方法は何かないの?
イヤイヤを少しでも減らせる方法ってないの?!?!

そんな悩みや疑問をお持ちのママさんに、イヤイヤ期の子どもとの接し方とママの心がまえ、こうしてあげるとイヤイヤが緩和される方法と、私が最近思いついたストレス発散方法を6点ご紹介します。

2歳児のイヤイヤ攻撃に疲れているママさん、この記事を読んだら心が軽くなります。より子どもを愛おしく思えるし、イヤイヤ期の子どもと頑張って付き合っていこうと前向きな気持ちになれます。

私も実際にこの方法を実践して以来、こっちがイライラすることも減りましたし、娘が単純にイヤー!!という回数も少し減ってきました。

それでは、早速ご紹介していきますね。

心得1:イヤイヤは成長の証と捉える

何でもイヤイヤ!と言われると、「私の育て方が間違っているのかな?」と考えてしまい落ち込みがちですが、そうではありません。あなたの子供が立派に成長している証で、至って当たり前のことです。

自分で出来ることが、年齢とともに少しずつ増えてきて、「自分の思うとおりにしてみたい!」という自我が芽生えてくる時期。自分は1人の人で、自分で出来ることは自分でしたい、という至って自然な欲求なのです。2歳にもならない小さな子供が、そんなことまで考えて行動できるだなんて、すごくないですか?

自分でやりたい、こうしたい!という欲求がある反面、まだ小さくて思うとおりに物事が出来ません。その気持ちと行動の葛藤が「イヤイヤ」として現れてきます。

一般的には、3歳頃になると自分の欲求を言葉で伝えられるようになるので、落ち着くと言われています。

今このイヤイヤ期が、子供にとって必要なもので、成長を遂げている途中なんだと思うと、少しはイライラするママの気持ちが落ち着いてきますよね。ママも、子供が思い通りに動いてくれないと大変ですが、見守ってあげることも必要です。

心得2:イヤイヤ!ときたら共感してあげる

多くのウェブサイトを読んで、私自身が娘に実行してきたことで、「これは絶対実行したほうが良い!!!」と確信したのが、子供の行動に「共感」してあげることです。

イヤ!と言われたら、ママも「ダメ!」と言ってしまいがちですが、そこはぐっと1度こらえて頭ごなしに否定しないようにしてみましょう。

人に迷惑がかかるようなことや、危険なことだったら、まずは子供のイヤイヤを受け止めてから説明してあげましょう。ダメなものはダメなので、最終的には「ダメ」と言うのですが、「まずは共感してあげること」が大切です。

イヤイヤが始まった子に、ダメ!と怒鳴りつけるだけで終わらせようとすると、子供はママに否定された、と捉えてしまいます。何か理由があってイヤイヤ、と言っているのですが、ダメだけで終わらせると「自分の気持ちを相手に伝えられない!」という悔しさからイヤイヤがさらに激しくなります。

店内で寝転がってギャーギャー叫んじゃう子は、その典型的なパターンですね。

イヤイヤ期はどんなにママが怒ったとしても、自分で納得しないと収まりません。イヤー!ギャー!は自分が納得するまで収まらないし、ママが怒ると収まるどころか逆効果です。共感して、子供が納得できる選択肢を与えられるように行動してみましょう。

忙しいとついつい子供のイヤイヤが始まると、共感してあげることを忘れて、「ダメ!早くしなさい!」とママも怒ってしまいがちですが、それは逆効果になる可能性が高いです。いつもついつい怒鳴ってしまっているママは、子供へ「共感する」ことを念頭に、対応してみてくださいね。

最初は子供もイヤイヤ!ばっかり言っていますが、徐々にその激しさが収まってきますよ。

心得3:一緒に買い物に行かないことも1つの方法

とはいえ、「共感」することを試したところで、すぐさまイヤイヤが終わるわけでもないし、買い物に行ったり、何か目新しいものを子供が見つけてそれから引き離そうとすると、またイヤイヤが始まります。

買い物に行ったときに毎回苦労しているママさんは、一緒に買い物に行かないようにすることも1つの方法です。

1週間の献立を前もって決めてから、週末にまとめて買出しすると週1回で済むしラクですよ。買出しの間は旦那さんに子供を見てもらうとか、実家に1時間だけ預けるとか、可能であれば2~3歳の間は子供を買出しに極力連れていかないようにするのも手です。

スーパーやコンビニで大泣きされちゃうと、周りの迷惑にもなるし、お母さんも買い物をもちながら子供の世話をするのが大変ですよね。

お菓子を1度買ってあげると、毎回買ってくれるんじゃないかと思い、駄々をこねる可能性があります。子供に選ばせてお菓子を買うのは、イヤイヤ期のうちは極力避けたほうが良いです。

心得4:ママが「いや・だめ!」だけで済ませないようにする

子供のやることは大抵、親がしてほしくないことばかりです。テレビを叩いたり、ミルクをこぼそうとしたり、畳んだ洗濯物をぐちゃぐちゃにしたり・・・涙

そんなときに「こら!だめ!」といきなり言うのではなく、イヤイヤ期のときはなるべく怒らずに、子供が何をしたいのか、何にこだわりを持っているのか、どう言えばイヤイヤにならないか、を見極めることが大事です。

こればっかりは、子供の性格や嗜好次第で対応が変わってくるので、色々試して、自分の子供に合った方法を見つけましょう。

例えば我が家の場合、最近はシールが大好きで色々なところに貼ろうとするのですが、テーブルやテレビ画面など、貼ってほしくない場所に貼ろうとすることがあります。

その際は、ダメ!で終わらせるのではなく、「そこには貼らないでね。でもここだったらいっぱい貼ってもいいよぉ~」と子供がワクワクするような言い方で、お絵かき帳や画用紙をさっと渡します。

そうするとイヤ!ということはあまりなく、代わりに夢中になってその画用紙に貼り始めます。またダメなところに貼ろうとしたら、もう1度教えて、その繰り返しです。

洗濯物も、畳んだものは子供の手の届かないところに極力置くようにします。ぐちゃぐちゃにされた、とママはイライラするかもしれませんが、子供はお手伝いしたかったのかもしれません。

ダメ!と終わらせるとイヤイヤが始まりかねないので、タオル1枚などを渡して、「お手伝いしてくれるの?!ありがとうね、○○ちゃん!」と言いながらささーっと洗濯物を片付けたほうが、よっぽどママにとっても子供にとってもストレスなく終わります。

全く止めさせるのは不可能なので、諦めたほうがママがラクです。シールを貼るな、と言っても子供は聞くわけがありません。洗濯物を触るな!と言っても、イヤイヤが悪化するだけです。

子供のやることをダメ!で終わらせるのではなく、ママも妥協してあげるとイライラが解消されます。

ご飯・お風呂・就寝時間は、結局は全て親の都合です。ダメダメ!と頭ごなしに言って終わるのではなく、子供の行動や好みに合わせて、様子を見ながら誘導していきましょう。

心得5:どんなに忙しくても子供が喜ぶことをしてあげる

あるウェブサイトから拝見したのですが、小児科の精神科医が、「子供には、子供の喜ぶことをさせてあげてほしい」とおっしゃっていたそうです。

子供が嫌がることを無理やりさせるよりも、子供が喜ぶこと、楽しんでくれそうなことを取り組ませ、出来たらとことん褒めてあげて、「喜びを共有する」ことが大事です。この共有する、は悲しみや痛みにも応用が利くので、子供は喜びを共有することによって、次第に悲しみや痛みを共有・共感できる子になります。

お母さんやお友達が悲しんでいるときに、その悲しみを理解し、分かち合うようになるのです。つまりは、最初はママが怒っても子供には何がなんだか理解できませんが、「喜びの共有」を通じて、次第になぜママが怒っているのか、悲しんでいるのかがわかるようになってきます。

何だかすごくないですか?子供の成長って!!!!そういう風に考えると、子供の小さな発見を「楽しい!うれしい!」と一緒にどんどん分かり合って「喜びを共有」したいですよね。

もちろんイヤイヤ期中の子供に対し、そんなに上手くいくことはないと思いますが汗

これが子供の成長なんだ!と思うと心が少しだけ軽くなりませんか?

心得6:それでもイヤイヤがひどいときは、こうやってストレス発散する!

それでもイヤイヤが激しくて、ママのイライラがピークに達しそうなときは、直ちにストレスを発散するようにしましょう。

Yahoo知恵袋とかに愚痴って、同じように悩んでいる・悩んでいたお母さんと分かち合うのもよし、ドラマを見るのもよし、身体を動かすのも良し、日々の家事を忘れてお休みするのも良し。頼る人がいるなら、2~3時間子供を預けて友達とランチしたり、買い物をしに行ったりするのも手です。

ストレスが溜まると、子供への対応もきつくなったり、優しくできなかったりします。楽しく子育てをするために、上手くストレスをコントロールましょう。

まとめ

今回の記事では、イヤイヤ期真っ最中の子供を育てるママが、子供と接するときの心の持ち方や対応の仕方、ストレス発散の方法をご紹介しました。

イヤイヤは成長の証。ママは大きな心で受け止めてあげて、子供の言うことを共感してあげましょう。

毎日イヤイヤ!とされたり、周りから冷たい目で見られると、ママも滅入ってしまいますが、これだけは言いたいです。

ママは毎日一生懸命がんばっているんだから、絶対にダメなお母さんだと思わないでください。

しんどい、疲れたと思うのは、毎日子供のためにがんばっている証拠です。

他人が何と言っても、自分の子供のことを1番知っているのはお母さんです。

しんどくてイライラして、上手くいかずに大変なことも多々ありますが、息抜きしながら、マイペースに行きましょうね。お母さんのがんばり、しっかり子供は見ていますよ!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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