どうも、8年もトロントに住んでおきながら、先日初めてROMに行ってきたももです。
娘のクラスメイトとそのお母さん、4歳の娘と1歳の息子、そして私の計5人で行ってきたので、子連れで行って気づいたことなどをご紹介します。
目次
ROMとは?
ROMとは、Royal Ontario Museumの略で、ロイヤルオンタリオ博物館のことです。地元ではROM (ロム)という愛称で親しまれています。
北米で最も大きい博物館のうちの一つで、毎年100万人以上の来場者を誇っています。
2019年12月現在、大人の一般入場料が23ドル、4~14歳が14ドルで、特別展の入場料はそこからさらに10ドルほど追加されます。
祝日以外の月曜定休日で、火曜~日曜、10時~17時半まで営業しています。
毎月第3火曜日の夜は、17:30~20:30まで無料開放しています。
ティラノサウルスなどの恐竜の模型や化石、隕石・天然石・地元の石・宝石などの石、世界の建築物、動物植物の剥製・模型、古代エジプト、ヨーロッパ建造物などなど、博物館にありそうで、思いつくものは基本全て網羅しています。
その数や、なんと600万点以上!展示品が40ものギャラリーに散りばめられており、ボリュームが凄まじいのでとても見応えがあります。
ダウンタウンにあるので、TTCで簡単に行けるのも、子連れには嬉しいところ。地下鉄St. George駅から徒歩3分程度です。駅にはエレベーターがあるし、大通りを通ってこられるので、ベビーカーで来やすいです。
見どころ満載の博物館
特別展以外の一般料金エリアだけでも、博物館自体が広いのでとても見応えがあります。
触って良いのかな?と思いながら恐る恐る子供たちに触らせてしまった、巨大アメジスト。
ダイヤモンドなど、世界の宝石が展示されていて、私も思わずうっとり。
子供の身長でもたくさんの発見ができるのが嬉しい、花と昆虫エリア。
子供と一緒だったら、見たものに惹かれ、あっちこっちに翻弄されます。
あれこれ質問されたりするし、見たもの全てに立ち止まり、リアクションするので笑 1つ1つゆっくり見て回らないといけません。
小さい子と一緒に行くと、半日以上いても全て回りきれない可能性大です。というか、回りきれないと思って行動した方が良いです。
私たちは、3時間半ほどいて、館内の3〜4割を網羅できたかなと言う感じで終わりました。
とにかく規模が大きいので、子供が興味を持ちそうなものを数種類ピックアップして、そこをまずは目指すようにしましょう。
子連れに嬉しいサービス
その1、コートチェック
コート、マフラー、手荷物が3ドルで預けられます。
冬に子供と外出すると、自分のはもちろん、子供のスノーパンツとジャケットがけっこうかさばります。
室内にいる間に不要なものは、子供を追いかけ回すのに邪魔なので、少しでも身軽にしておくためにもこういったサービスはありがたいです。
その2、授乳室
子供がまだ小さくて授乳中でも、ROMは二階に授乳室があるので安心です。
私の息子はすでに卒乳しているので利用しませんでしたが、見た感じ広々としていて利用しやすそうでした。
その3、オムツ替え台
各フロア(4階以外)にオムツ替え台があるので、スムーズに訪れて替えることができます。
また、車椅子の方が利用できるよう、館内はバリアフリーになっています。
各フロアに車椅子用のトイレがあり、個室にベビーカー丸ごと入れることができるので、ママも安心です。
その4、プレイエリア
ROMの中で、子連れで行く際にここが1番オススメです!!
二階にあるDiscovery Galleryは、赤ちゃんから小学生くらいの子供が楽しめる、プレイエリア・体験エリアです。
子2人が最も気に入って、長時間滞在した場所です笑
エリア入口が二箇所あるのですが、どちらにもベビーカー置場があり、荷物を置いて身軽に子供を遊ばせることが出来ます。
赤ちゃんが遊べる場所はこんな感じ。
木のブロックやティーセットなどのおもちゃがあって、座って楽しめます。
幼児~小学生が楽しめるエリアはこんな感じです。
化石発掘が体験できるコーナーは、娘の大のお気に入りで、何度も行なっていました!
行ってみて気づいたこと
朝早めに行くべし
どのくらいの時間を要するかわからないし、子供に「もっとあれもこれも見たい!」と言われるとすぐ時間切れになってしまうので、出来るだけ早く行った方が良いと感じました。
私は、早めの昼食をすぐそばのカフェで食べて、12時過ぎに博物館へ入場しました。カフェテリアで少し休憩しましたが、3時半頃までずーっとうろうろしていました。それでも時間が足りないと感じました。当然、全て見切れませんでした。
子供も、「もっといたい!!」と言っていたので、もう少し早めに来るか、夕飯ギリギリまで滞在してもよかったかもしれません。
でも、時間が足りないと思ったとはいえ、連れて行った私はクタクタになりました笑
事前にマップは見ておくべし
「時間が足りない」「ボリュームがあって全て見られない」
という理由から、事前にマップを確認して、おおまかにどこに何があるのか、ここだけは行きたい!というところを決めておくと良いでしょう。
マップはROMのウェブサイトから見ることができます。
どでかいエコバッグを持っていくべし
クロークでコートを預けるとき、大きいエコバッグを持ってきて、そこに二人分のコート・マフラー・手袋など、館内で不要なもの全てを入れている親子がいました。なるほど、頭が良い!と思いました。
なぜなら、コートを単体で預けると、1つ3ドルかかるので2人分だと6ドルかかります。
でも、バッグ1つなら、1つのものとみなされ3ドルで済むからです。
荷物をあれこれたくさん預けたいなら、大きいバッグを持っていくと良いと思いました。
ベビーカーは持ち込んで正解
とにかく広くてあちこち回ることになるので、小さい子供がいる上に荷物があると、それらを持ち運びながら子供の相手をすることは、とても大変で疲れます。
ベビーカーがなくても大丈夫そうな年齢の子でも、ベビーカーは荷物置きにできます。なので、ベビーカーは持ってきた方が楽だと感じました。
飲食はカフェテリアのみ
飲食は地下のカフェテリアでのみできます。博物館ギャラリーのいたるところにサインがあるので、こっそりあげるのも難しそうでした汗
ベビーカーに乗っていた1歳の息子には、1度大泣きをしたので赤ちゃんせんべいをあげてしまいましたが。
ずっと歩き回るのも疲れてくるので、子供が疲れた!と少し機嫌を損ね始めたら、ささっとカフェテリアへ逃げてお菓子休憩をすると良いと思いました。
最後に
今回の記事では、ロイヤルオンタリオ博物館「ROM」に子供と行ったときのことをご紹介しました。
トロントの冬は長いので、インドアで遊べる場所を少しでもたくさん知っておくに越したことないです!
何より子供の好奇心をくすぐる、楽しい場所なので、ぜひ行ってみてくださいね。