どうも、飛行機で13時間離れている、トロント在住のももです。
現在2歳の娘がいるのですが、諸事情で生後4ヶ月、9ヶ月、22ヶ月のときにトロントから日本へ一時帰国しました。
このうち1回(生後9ヶ月時)は、1人でトロント〜羽田間を行き来しました。
エアカナダ直行便、片道13時間のフライトを乳児・幼児と乗り込むことは、当然容易ではありませんでした。疲れても眠くても、思うように休めないので、めちゃくちゃ大変です。
少しでもラクに乗り切れるよう、親子ともに無理のないよう、事前にしっかり準備をして、フライトに備える必要があります。
目次
自宅~空港~飛行機~空港~目的地までの移動が大変!
フライト時間が大変なのはもちろんですが、自宅から空港へ、空港で出発までの移動と待機、日本に着いてからの移動も、かなりの重労働なのはご存知ですか?
自分と子供の荷物と、常に終始共に移動しなければいけないなんて、何だか果てしなさ過ぎて、考えただけで白髪が増えそうになりますよね。
こんなことを3回もこなした自分を褒めてあげたい・・・!
結論から言いますが、自宅から飛行機、飛行機から目的地へ到着するまでの移動は、ベビーカーをフル活用するに限ります。
私は過去3回とも、毎回ベビーカーをチェックインで預けず、搭乗口ギリギリまで活用していました。
なぜかというと、ベビーカーがあれば暴れる子を収めておくこともできるし、抱っことせがまれたら、抱っこしてリュックをベビーカーに乗せて運べます。
とにかく、全ての荷物を持ち運ぶことは不可能なので、ベビーカーに頼りまくることをオススメします。
以下、なぜそんなにベビーカーを勧めるのか、詳しく私の体験記をご紹介しますね。
ちなみに、私が利用したのはエアカナダの直行便、トロント〜羽田です。
ベビーカーは、ペグペレーゴSiという、イタリア製のベビーカーを愛用しており、飛行機利用の際もペグペレーゴで乗り切りました。
ペグペレーゴの素晴らしさは、この記事で紹介してます>>ペグペレーゴ Si 所有者が2年使用したリアルな口コミ。新生児からずっと使える!
そもそもベビーカーはどこまで持ち込めるの?
エアカナダ国際線は、ベビーカーを飛行機入口ギリギリまで持ち込み、使用できます。
チェックイン時に預けることも可能ですが、なんせ子供の荷物がすごいし、セキュリティから搭乗口まで10分以上歩くことを知っていたので、ベビーカーを使用しないオプションは、私にはなかったです。
空港にカートか貸し出し用ベビーカー置いてないの?と思うかもしれませんが、そんな便利な施設が整っているのは日本くらいです。
トロントの空港では、貸し出しは一般的ではないので、みんな自家用のものを持ち込んで使用しています。
搭乗カウンターでチケットを見せ、空港と飛行機の連結トンネルをくぐり抜け、いざ飛行機に乗るぞ!という本当の直前まで、ベビーカーは使えます。
飛行機入口の踊り場で、ベビーカーを自分で畳みます。ここで畳まないといけないし、少しの距離は全ての荷物を持って歩かないといけないので、事前に荷物をコンパクトにまとめておきましょう。
畳んだら、そのままその場に置いておけば、後は出発直前にスタッフが飛行機に積み込んでくれます。
ちゃんと積み込んでくれるか心配であれば、キャビンアテンダントにベビーカーを置いておく旨を伝えておくと良いでしょう。
客席までは持っていけませんのでご注意を。最近流行りの、極小に折り畳めるベビーカーなら、大きめのリュックサイズにまでまとめられるので、客席上に収納することができます。
有名な折り畳みベビーカーは、「ポキット」とマウンテンバギーの「ナノ」です。破損が心配だから、常に手元に持っておきたい、とにかく軽量なものが良いというママさんにはオススメです。付属のバッグに収納できて、持ち運びもラクラクできます。
ポキット ベビーカー【ポキット gb POCKIT air】
持ち込み料金はかかりません
ベビーカーを搭乗口で預けることに対する追加料金は、一切かかりません。ベビーカーをチェックインカウンターで預けると、預ける荷物の1つとしてカウントされるようですが、直前まで持ち込む場合は、荷物としてカウントもされません。
ちなみに、私と旦那が機内に持ち込んだ荷物は、
リュックとスーツケースは客席上の収納にしまい、スポーツバッグは何でもすぐ取り出せるように足元に収納していました。
チェックインは窓口でしないといけない
便利な世の中になったもので、出発時間24時間前から、オンラインでチェックインが出来るようになりました。さらには、自分でチェックインが出来るキヨスク(券買スタンド)ができ、長い列に並ぶ手間が省けるようになってきました。
が!!
乳幼児がいて、ベビーカーを搭乗口まで使用したい場合は、窓口でチェックインをする必要があります。なぜなら、子供の年齢や席の有無を確認され、ベビーカーに持ち込みタグを付けないといけないからです。
オンラインで事前にチェックインしても、乳幼児+ベビーカーがあることをスタッフに伝えると、必ず窓口に案内されます。
バシネットや席の変更リクエストなど、予期せぬ出来事が起こることも踏まえて、時間に余裕をもってチェックインに臨みましょう。
海外では貸し出しベビーカーがないことが当たり前
羽田空港では、セキュリティを通った後も、至る所に乳幼児シート付きのカートがあり、ベビーカーの必要性を一切感じません。
でもそれは日本ならではのサービスで、カナダではそのような贅沢なサービスは、残念ながらありません・・・
カナダを始めとする、ほとんどの国ではベビーカーを貸し出すというサービス自体がありません。そんなことをしたら、返さない人・盗む人が多発するからです。
日本以外の国では、手持ちのベビーカーを使用する前提で、準備しておきましょう。
唯一後悔したこと
これはいつか起こるだろうと思っていたことですが、搭乗口で預けたときにベビーカーが一部破損してしまいました。差し支えなく使用できる部分が破損したので、まぁ問題はないっちゃないのですが、今も壊れたままです。
今もそのまま使用しています。これは荷物を預ける宿命だから仕方ないかな、と諦めています。
私は時すでに遅しですが、破損が大きい場合は、空港を離れる前に、すぐに空港スタッフに問い合わせましょう。
エアカナダでは、ケースバイケースですが
・手荷物受取後7日以内に書面にて提出
であれば、修理を補償してくれます。
詳細は、エアカナダの公式ウェブサイト(https://www.aircanada.com/jp/ja/aco/home/plan/baggage/delayed-damaged-baggage.html)を確認してみてください。
羽田空港では、すぐベビーカーを回収されるので注意!
羽田では、搭乗カウンター付近にベビーカーで近寄ると、目を光らせているスタッフがすぐに来て、ベビーカーを回収されます。
スムーズに搭乗手続きを済ますための作業なので、仕方ないことですが、搭乗時間まで十分な時間がある場合でも回収されてしまいます。これが地味に厄介で、すぐに子供と荷物を持ち、ベビーカーを折り畳むように言われるので、準備していかないと大変な思いをします。
羽田空港には、乳幼児シート付きのカートがあるので、それを使えば移動は問題ありません。
でも、ギリギリまで回収されたくないなら、搭乗カウンター付近のスタッフから十分に離れて笑 搭乗時間まで待機するようにしましょう。
ベビーカーを持ち込んでよかったことまとめ
最後に、ベビーカーを持ち込んで良かったこと・ラクだったことをまとめてみました。
(靴・食べかけのお菓子・おもちゃなど、一時保管場所として便利)
3往復、計6回乳幼児と飛行機に乗った経験から言うと、
ベビーカーは絶対絶対、持ち込むべし!!!!!
です。ベビーカーをチェックインで預けるメリットが一切思いつかないので、もう1度言います。
絶対ベビーカーは、搭乗口まで持ち込みましょう!
少しでもママと赤ちゃんの負担を軽くする、空の旅になりますように。