生後2〜3ヶ月頃になってくると、自分の手をグーにして、口に持っていくようになります。
一人目のときも二人目のときも、思い返してみればありました。
ふーっと手が顔の近くまで来て、口元に触れたかと思うと、頭を左右に振りながらかぶりつく。
そして泣くわけでもなく、ただ無心にしゃぶっている。
そんな風に思いながら、育児をしていました。
結果、赤ちゃんの成長過程で必要なこと、よくあることと知り、安心したことを覚えています。
今回の記事では、昔の私のように気になっているママさんの悩みを解決すべく、「赤ちゃんが手をしゃぶっているのは空腹のサインなの?」という疑問を、私が学んだことと、過去の経験談を交えてご紹介します。
手は赤ちゃんのおもちゃ!
新生児のときは、産まれたばかりで上手く目が見えません。
なので、まだ自分の「手」が見えておらず、その存在に気付いてません。
ですが、生後2〜3ヶ月ほどすると、まだ手の存在に気付いていないものの、少しずつ周りが見えるようになってきます。
そして、自分の近くにある手が、偶然にも顔の近くにやって来た時、ぱくっと吸い付くのです。
赤ちゃんが、なんでもかんでも吸い付くことを吸啜反応(きゅうてつはんのう)といい、これはごく自然な行為です。
面白いくらい、なんでもかんでも吸い付いて、口に入れようとします。
もう少し月齢が上だったときだと思いますが、自分の手を吸って「これはおっぱいじゃない!」とわかった時の悲しい顔、娘が4歳になった今でも忘れられません笑
話を元に戻しますが、まだ上手くおもちゃを握れない赤ちゃんにとって、手は格好の遊び道具であり、成長には欠かせない動作なのです。
徐々に手を自分の手と認識し始める
そんなこんなで、手をしゃぶる行為に慣れてくると、次第にその「手」が「自分」のものだったということに気づき始めます。
一般的に、生後3〜4ヶ月頃に見られます。
これが俗に言う「ハンドリガード」です。
手をしゃぶって、自分の指や手なんだと徐々に認識するようになります。
なので、手をしゃぶる=自分の手を知る第一歩!ということですね。
空腹というわけではない
以上のような理由があるので、手をしゃぶっているからお腹が減っている、というわけではありません。
なので、過剰に反応せず、赤ちゃんのさせたいようにしてあげるのが1番です。
我が家では、成長過程で手をしゃぶっているとわかってからは、しゃぶりたいだけしゃぶらせてあげていました。
というか、その行為を気にしないようにしました。
出来るだけ清潔にと、手をガーゼで拭いてあげたりはしていました。
でも細かいことは気にせず、自然のままにさせていました。
たまに、授乳をしっかりした後にも手をしゃぶっていて、口に入れすぎておえっとなっていました笑
さすがにお腹が減っているとは思えず、、、きっと手で遊んでいたのでしょう。
気になるなら体重チェックを
それでも「お腹減っているんじゃないか」と思う方もいるかもしれません。
そんなときは、手をしゃぶる行為に過敏に反応せず、赤ちゃんの体重をチェックしましょう。
順調に増えているようであれば、空腹による行為ではないはずです。
気にする必要はないでしょう。
最後に
今回の記事では、「赤ちゃんが手をしゃぶっているのは空腹のサインなの?」という疑問を、私が学んだことと、過去の経験談を交えてご紹介しました。
手をしゃぶることが、赤ちゃんが成長しているという証なのだとわかると、つい愛おしくなってしまいます。
まだまだ小さい赤ちゃん。
些細な事で心配になったり、悩んだりすることもあるかと思いますが、赤ちゃんの力を信じて見守ってあげましょう。