【トロントの冬】2月の天気と気温を写真で振り返る

2021年2月は、トロントの例年に比べると、過ごしやすい気温の日が多かったように思います。

とはいえ、やはり1年のうちで最も寒い2月だけあって、吹雪が2度あり、積雪量10〜20cmほどのまとまった雪が3回ほどありました。

トロントに住み始めて9年ちょっと経ちますが、いまだにこの極寒には慣れません。

なんでトロントにいるんだろう、なんてところに来てしまったんだろうと、後悔します笑

だってとても寒い日は、マイナス二桁にもなるんですよー!

まつ毛や鼻毛が凍るんですよー!

今回の記事では、トロントの2月がどんな感じだったかを、写真を交えてご紹介します。

トロントの2月の天気と平均気温

Google調べによる、トロントの2月の天気の平均です。

平均最高気温は0度、平均最低気温は-7度で、雨(雪)の日は、およそ8日です。

あくまで平均なので参考までにとなりますが、気温はほぼ常に氷点下です。

よって、雪が降ってもすぐ溶けません。

天気が良く0度に近い日だと、日光が当たる部分は少し溶けますが、日陰の部分の雪は溶けることがありません。

雪が降り、溶けきる前にまた雪が降って積もる、の繰り返しです。ですので、春まで雪がずっと残っているのは、トロントではよくある風景です。

とても寒い日!と感じるのは「氷点下で風が強い日」です。

吹雪や快晴に関わらず、風が強いとすこぶる寒いです。

逆に言うと、快晴で無風であれば、日向にいればとても暖かく感じます。

ある日の2月の気温は、マイナス7度でした。気温だけだとかなり寒く感じますが、快晴で無風の日だと、とても気持ちよく外で過ごすことができます。

このような気候の中、子供の公園遊びに付き合って、合計2時間ほど連続で外にいましたが、寒さをほとんど感じませんでした。もちろん、完全防寒していて、の話ですが。

よって、気温は寒さの目安にはなりますが、それだけでは図りかねます。

トロントで外出するときは、気温と併せて、天気と風の強さも確認することが必須です。

2月に撮影したトロントの冬の写真

2021年2月に撮影した、トロントの風景を一部ご紹介します。

5歳の娘の登校中です。前夜〜早朝まで吹雪だったので、辺り一面雪だらけです。

トロントの除雪は、いつも迅速でありがたいのですが、吹雪直後だとさすがに作業が追いついていません。

なので、この時間帯の移動にはけっこう苦労することが多いです。

除雪は、歩道・車道と両方してくれます。

通りによってタイミングなどまちまちですが、高速や大通りがまず除雪され、そのあとに中小の通り・歩道が除雪されているかな、という感覚です。

除雪車には塩を撒く機能を搭載しているので、雪を取り除きながら、凍結防止も行ってくれます。

凍結対策を行なってくれるのは車道・歩道のみなので、公園や私道などを歩く時は注意が必要です。

雪ならまだ良いのですが、朝はかなりの確率で地面が凍結しています。

ゆっくり歩かねばならず時間がかかるので、出かける時はいつもより早めに出ないといけません。

いつも行く近所の公園です。

2月は砂場が凍っているので、砂遊びができません。砂がコンクリートのように硬いです。

公園の遊具エリアは除雪されません。

雪遊びができて子供たちは楽しそうにしていますが、雪解けが始まるとびしょびしょになりますし、凍結するので危ないです。

除雪後の車道と歩道です。塩が撒かれており、凍結しておらず歩きやすいです。

でもここで注意点!雪や氷が溶けて歩きやすいですが、靴が塩まみれになります。

大事な革のブーツや、UGGなどのムートンブーツは、塩水で濡れてシミの原因になります。

防水対策をしっかりするか、ウォータープルーフのスノーブーツなどを履くようにしましょう。

トロント1年目の冬、塩水のことを知らなかった私は、まんまとUGGのブーツに大きな染みを作りました。UGGはとても暖かく快適で、毎日のように履いていたのです。

洗っても染みが消えなかったので、当時は非常にショックを受けました。

結局捨てることなく、晴れた日に近所を歩く時だけ履いたりしていますが、大きな染みはまだ残っています。

IMG_9376

また、2月の平均最高気温が0度であることからもわかるように、終日寒いです。

なので、雪がさらさらしていて、べたっと服につくことがありません。

気温が0度以上の時は、雪が少し溶けるので、べたっとした雪になることもあります。

でも、氷点下の多い2月の雪質は、基本的にパウダースノーです。

トロントに来て初めて知りましたが、パウダースノーだと、雪玉を作ることができません。

ぎゅっと固めても、ばらばらと崩れ落ちます。

雪だるま作りや雪合戦には不向きですが、ソリやスキーなどには最適な雪質です。

2月のトロントの服装

お出かけ時に色々とおしゃれをしたいという気持ちはありますが、2月の寒さは尋常ではありません。

マイナス2桁にもなる真冬の日に、ウールのコート・タイツにスカート、薄いスエードブーツなんて履いて出かけた日には、ものの20分で凍傷になりかねません。。

見た目は二の次で、とにかく防寒!肌を出すのはご法度なのです。

出すのは目の周りだけ。耳も首も、マフラーや帽子でしっかり防寒しないといけません。

今日はマイナス2桁だ、という日に出かける時に、私だったら

耳が完全に隠れるニット帽
厚手の大判ストール (首と顔下半分隠れるサイズのもの)
膝丈まであるカナダグースの厚手ダウンジャケット
フリースかパーカー
ロンT
スノーパンツ
レギンスかジーンズ
靴下2枚ばき
ボアの入ったブーツ
最低でも2重構造の手袋

これらを全て着用してから、外へでます。

これだけ防寒していても、非常に風が強くて寒い日は、20分くらいが限界です。

外は極寒ですが、建物内は館内中とても暖かいので、室内でも快適に過ごせるように、脱げる格好をするようにしています。

最後に

今回の記事では、トロントの2月の気候についてご紹介しました。

ここ2〜3年は温暖化の影響からか、真冬でも厳しい冷え込みになる日が少し減ったように感じます。

とは言っても、寒い日はマイナス2桁になるので、油断禁物ですが。

とにかく毎朝天気予報をチェックして、気候に合わせた服装を考えることが大事です。

ちょっと着込みすぎかな?と思うくらいが良いです。

早く春よこい〜!!!

他にもトロントについて色々な記事を書いているので、ぜひご覧ください。

2021年の1月は、昨年に引き続き、例年に比べると割と過ごしやすい気候でした。 とはいえ、終始気温は一桁前半で...
枝の周りにびっしりと張り付いた氷・・・ カナダ生活も6年目。東京出身の私は、カナダの冬にまだ慣れなくて毎年寒さに怯えながら生活...
どうも、極寒の地カナダのトロントに住んで6年になります、ももです。 この記事では私が住んでいるトロントの冬の気候と、カナダ...
スポンサーリンク
Simplicity – レクタングル大




Simplicity – レクタングル大




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
Simplicity – レクタングル大