トロントの桜がついに満開!ハイパークに行った私が開花状況を調べてみた。

極寒の地、トロントにもついに春がやってきました!2017年の冬は例年より暖冬で、4月に入ってからは、気温二桁になり、外に出かけてもずいぶんと過ごしやすくなりました。

日本では、毎年4月1日前後に見頃を迎える桜ですが、トロントの緯度は、北海道の上端部と同じくらいなので、開花時期がかなり遅いです。さらには気温差が激しいトロントの春、2016年は、例年よりもかなり寒い春だったので、桜が綺麗に咲くことなく終わり、多くのトロント在住日本人を悲しませました・・・涙

そんな残念な2016年でしたが、今年はとっても綺麗に開花しており、地元のニュースでも頻繁に取り上げられています!異国の地で美しい春の象徴、桜が見られるなんて、この上ない贅沢です。

Googleで検索してみても、ずらりと春の訪れを紹介しているサイトが見られますよ。

実は、娘と先週末見に行ったのですが、まだ蕾の状態だったので、綺麗に舞い散る桜をまだ拝めていません・・・散ってしまう前に、ぜひ娘に見せてやりたい!早く見に行かなきゃ!

というわけで、今回の記事では、トロントの桜についてとことんご紹介します!

・今年の開花状況と、見頃のピーク
・過去10年の開花日
・桜が見られる場所や、アクセス方法
・桜といえばで超有名!ハイパークの施設について
・ベビーカーでハイパークに行っても大丈夫?←実際に行ったのでその体験談

以上をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

今年のトロントの桜の開花予報と状況

先日の激しい風雨で、桜が散ってしまうのでは・・・と心配しましたが、High Park公式ホームページの桜開花予報によると、4月26日に満開を迎えました。SNSでも美しい桜の写真を載せている人を多くみかけます。#highpark

4月27日は気温が20度を超えるので、桜は一気に満開になるでしょう。まだ散り始める前の状態なので、まさに今!今週末!が見頃です。今週末になると散り始めてくると思います。

桜は多くの花をつけるので見ごたえがあり、美しいですが、見頃から散るまでおよそ1週間程度しか期間がありません。行こうかどうか迷っているうちに散ってしまうので、今週末までには行きましょう。

トロントの桜の見頃は毎年いつ頃?

毎年お世話になっている、Nobbyさんの桜開花予想によると、開花日は以下のとおりです。

2007年・・・5/2

2008年・・・4/25

2009年・・・4/27

2010年・・・4/12

2011年・・・5/4

2012年・・・4/5

2013年・・・4/30

2014年・・・5/9

2015年・・・5/2

2016年・・・開花せず

2017年・・・4/19

日本に比べると、かなり日にちが前後していますよね。毎年通常4月末~5月上旬に、トロントでは桜のピークを迎えます。

トロントのハイパークの桜とは?

日本では駅前や学校、川沿いや公園など、至るところで桜の木を見ることが出来ますが、桜は元々日本の木なので、北米で見られる場所は限られています。

トロントの桜で超有名で、トロントで見られるところと言えば!とカナディアンに聞くと、必ずみんな【ハイパーク】を挙げます。桜は、カナダで認知度はあまり高くありませんが、今年の開花の状態が非常に美しいことから、各メディアでも取り上げられています。

ハイパークは、トロント西部にある巨大な公園で、自然はもちろん、庭園や動物園やレストランなどの施設もあるので、春から夏は多くの人が訪れます。地下鉄の駅の目の前にあるので、交通の便もよく、訪れやすいですよ。

1959年に、Yoshino Toruさんが東京都民を代表して、2000本のソメイヨシノをハイパークに寄付したことから、トロントでの桜の歴史は始まりました。その後1984年、2001年と2006年にも桜が寄付され、その本数を少しずつ増やしています。

ハイパーク西部に、南北に走る歩道があり、その脇の二ヶ所にほとんどの桜は植えられています。Cherry Hillという、High Park駅から徒歩5分くらいにある場所と、Grenadier Pondという、公園西部、池の東側にある場所です。

なんだ、たったの2000本か、と思う方もいるかもしれませんが、それでも桜自体をカナダで見られることがありがたいんです!!

ハイパークのアクセス方法

ハイパークの住所は、「1873 Bloor Street West, Toronto, ON, Canada」です。

TTCという地下鉄で行くと、Bloor-Danforth線の、High Park駅が最寄駅で、ハイパークの北部と隣接しています。High Parkの駅の出口を出るとすぐ、正面にハイパークの看板があるので、見落とすことはないと思います。万一見落としても、カナディアンであればみんな知っている公園なので、道行く人にハイパークはどこかと聞いてみましょう。

また、501番のストリートカー(路面電車)が、ハイパークの南部に面しているThe Queens Wayという通りに走っているので、それに乗って来ることもできます。トロントのダウンタウンから来る方は、King駅やSt. Andrew駅から501番のストリートカーに乗り換えられるので、そこからハイパークに来ることができます。

車で行く人はかなりの混雑を覚悟しましょう

まだ花見のピークを迎えていないにも関わらず、4月23日の日曜をハイパークを訪れましたがすっごい人でした!日本に比べたら大したことないかもしれませんが、車社会のカナダでは、みんな車で移動しようとするので、出来るなら公共交通機関を使いましょう。

朝10時に行ったら、公園の周りや、公園敷地内の唯一の車道は車だらけで、公園内の車道は、歩いたほうが早いくらいの混みっぷり。私は旦那に車で送ってもらったけど、あまりにも混雑していたので、公園の入口で降ろされました笑

ハイパークに車で行くことは勧めませんが、車しか手段がないのなら、朝9時までには来たほうが良さそうです。

子連れでも行きやすい?

ななんと、地下鉄の最寄り駅であるHigh Park駅にはエレベーターがないので、ベビーカーで子どもを連れてくる人は、階段を担いで登らないといけません。TTC(=トロントの鉄道会社の名前)で来る人にとっては、不便です・・・

幸いカナディアンは優しい人が多いので、階段前で優しそうな人を待ち伏せして、声をかけて手伝ってもらいましょう。

さらには駅から桜が見られるスポットまで10〜20分ほどかかるので、広い園内を歩き回れる準備をしていきましょう。

ハイパーク内は、坂道はありますが、大抵の道はバリアフリーです。車道や歩道もキレイに舗装されているので、歩きやすいですよ。私が行ったときは本当に人でごった返していて、カップル、家族、団体と、老若男女問わず色々な人で賑わっていました。

至るところでベビーカーを使っている人を見かけたし、子どももあちらこちらで走り回っていたので、子どもが暴れても叫んでも全く問題ありません。周りに遊具などがないので、シャボン玉やボールなど、何か遊べるものを持ってくると良いですよ。

満開になる前に娘とママ友と行ったよ!

開花宣言された週の週末、ママ5人と1歳児5人で、ハイパークの桜のあるGrenadier Pond行きました。その様子はこちら。

後ろの木が桜です。まだ1本も咲いていない。。。涙

池の桜の木のエリアはキレイな芝生で覆われていて、ピクニットシートがなくても、お尻が汚れることがなくありがたいです。日本のようにシートで敷き詰められていて、場所取りが大変!ということはさすがにないので、車の混雑を除けば子連れにはとても過ごしやすい環境です。

お昼ご飯を各自持ち寄ってランチをしたり、シャボン玉やボールで遊んだり、周辺を歩き回ったり、池を見に行ったりと、動き回る活発な子どもにも持ってこいです。うちの娘は本当ーに常に動いていて追いかけるのが大変ですが、芝生のエリアはとても広く、人も転々と座っている程度だったのでのびのびと遊ばせることができました。

桜のシーズンじゃなくても、天気が良い日には来たいと思えるハイパーク。次はハイパークの動物園に行ってみたいと思います!

行ったらブログでご紹介しますね。

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