生き続ける日本の心。介護士さんに教えたい伝統工芸品の魅力が分かる記事特集
2015年11月、娘が生まれてから約3ヶ月後に初節句でした。
初節句のとき私の母が、孫にひな人形を贈りたいと言い、色々探してくれました。海外に住んでいるから、あまりかさばらないもので可愛らしいものをと、やっと見つけてくれたのが「卯三郎こけし」さんです。
いくつかひな人形の購入候補の写真を送ってもらいましたが、卯三郎こけしにズキューンとハートを射止められてしまい、他のものには何の魅力も感じられなくなってしまいました。とにかく可愛らしいです。
コロンとしたフォルムにとろーんとした優しいお顔がたまりません。そして全体的に少し渋めの色味で、そこも私好み。
好き過ぎて、温泉旅行した帰りに工場見学と販売店さんにお邪魔してきちゃったほどです。時間もないし、娘もまだ小さいし、少しだけ見てから帰ろうとか言っておきながら、1時間以上滞在しました笑
今回は私が買ったお雛様お内裏様を販売している、卯三郎こけしについて語ります!!
卯三郎こけしとは?
創業者の岡本卯三郎さんが昭和25年からこけし制作を手がけ、現在は6人のデザイン作家さんがその伝統を受け継ぎ、その匠の技の伝承にこころを燃やし制作されています。
全国こけし生産量一位の群馬県は榛東村に工房を構え、全国そしてヨーロッパを主に18ヶ国に海外輸出もされているのだとか。
あのキャラクターのこけしも!
伝統的なこけしはもちろん、様々な有名キャラクターともコラボレーションされています。
ミッフィちゃん、スターウォーズ、ウルトラマン、どらえもん、スジーズー、ディズニーなどなど、卯三郎こけしの雰囲気と上手く融合していてとても可愛いです。また十二支やひな人形やだるま、サンタと雪だるまなど、季節の行事に合わせて飾れるこけしも多く揃えていらっしゃいます。
子育て関連だと、へその緒を入れるケースになったこけしや、赤ちゃんのこけしなどありますよ。
我が家の卯三郎こけし
我が家の初卯三郎こけしはひな人形で、娘のためにとオンラインで母が買ってくれました。お雛様お内裏様を置ける台と、金の屏風と、雛と書いた小さい木のボードがセットになってます。
お雛様お内裏様を置く台の裏に、名前を書いてもらえるので娘の名前を書いてもらいました。金色のインクを使い、名前を筆で手書きで書いてくれるので、何とも味があります。世界で一つだけのもの、娘へのオーダーメイドとして贈れるので嬉しかったです。
我が家はひな人形の他に、ミニサンタと雪だるまもおります!
あと、まん丸でぽてーっとした着物を着た女の子のこけしもあります。季節のこけしで年中飾れなくて、飾る季節になるのが待ち遠しいです。
狙い目!工房に売られているB級品
工房に直接行くとB級品があってお求め安いので、それを目当てに行くのもいいですよ。
私が工房に直接行ったときに見つけた、まん丸女の子のこけしはB級品で、表面一部に少し黒いプツプツした木の目が出ていただけで破格の値段で売られてましたが、自宅用だしほとんど気にならないです。
とても可愛く、年末年始や春に飾っています。
卯三郎こけしさんの工房の近くに伊香保温泉があるので、温泉・卯三郎こけし工房の一泊ツアー、お勧めですよ!
直接行けない方は、オンラインでも購入できますよ。