どうも、通勤中にブログを書くのが最近の日課になりつつあるももです。
毎日寝る前に絵本を娘に読んであげているのですが、最近になって親子でハマって読んでいる絵本があります。
1986年に福音館書店から林明子さんが出版された、大ロングセラーの「おつきさまこんばんは」という絵本です。かなり有名な絵本なので、聞いたことがある方も多いかもしれません。
この記事では、おつきさまこんばんはの不思議な魅力と、私と娘が何度繰り返し読んでも、飽きることなく楽しめている理由をご紹介したいと思います。
目次
「おつきさまこんばんは」はどんなお話し?
夜になったらおつきさまが出てきた。
おつきさまこんばんは。
くもさんがどこからか出てきておつきさまを隠しちゃう、おつきさまが泣いちゃうからやめて。
あ、くもさんがいなくなった。よかったね、おつきさま。
というような、赤ちゃんが楽しめる絵本ならではの、非常にシンプルな内容です。
この本の魅力はおつきさまに表情があり、微笑んだり、悲しそうだったり、不安そうだったり、最後は笑顔だったりと実にリアルに描かれているところで、赤ちゃんが不思議と興味を示し惹きつけられます。
絵もとてもシンプルで、夜空におつきさまと一軒家、屋根の上に猫が2匹、そしておつきさまを隠そうとする雲。登場してくるのはそれだけです。
おつきさまの色を強調するかのように、おつきさま以外は全て暗い濃紺や黒に近い色で表現されています。周りが暗い分おつきさまが一際目立って、おつきさまの色合いがとても美しく見えます。
おつきさまこんばんはを買ったきっかけ
カナダ在住の我が家ですが、2016年に産休中に日本に一時帰国しました。
お座りができた頃から絵本をめくることに興味を持っていた娘に、一時帰国中にたくさん絵本を買ってあげたくて、ブックオフに行きました。
そこでふと手にしたのが「おつきさまこんばんは」でした。
中古の割には状態がとても良く、絵本事情に疎い私でも林明子さんの名前は知っていたので、興味本位で買うことにしました。
私が行ったブックオフには、3冊もおつきさまこんばんはの在庫があったので、やはり人気な絵本の1冊なのでしょう。
おつきさまこんばんははどの月齢がオススメ?
実は購入当初、娘が10ヶ月位のときに初めて読んだのですが、まだ興味のわく月齢でなかったようで、反応が薄かったです。
でも、ふと思い立って1歳2ヶ月になった辺りに再度読んであげたら、不思議と真剣に聞き入り、最後に笑って終わり、そこから娘のブームが始まりました。
よっぽど面白かったのか、久しぶりに読んであげたら、珍しくまた読んでと絵本を持ってきてせがまれて、3度ほど連続で読んであげました。
その後も娘が1人でずーっとめくってしばらく見入ってました。
おつきさまに表情があるのが気になったのでしょうか、この頃の赤ちゃんは人の顔に興味を持つというので、それが理にかなった絵本なのかもしれませんね。
2人目の息子にも引き続き読んであげています。
現在1歳10ヶ月ですが、やはり表情豊かなおつきさまの顔に惹かれるようで、楽しそうに読み聞かせを聞いては、最後の背表紙のべーっで笑っています。
最後のべーを真似っこして大笑い
お話しが終わった後にもお楽しみがあり、私と娘の1番好きなパートがここでもあります。
それは、背表紙のおつきさまです。背表紙のおつきさまは舌をだし、べーっとしています。これを初めて見た娘は大笑い。
私は同じようにベーっとして見せたら、これまた大笑い。
2、3回読んであげたあとは、ついに覚えて一緒に真似できるようになり、二人で顔を見合わせてべーっとおつきさまの真似をして遊ぶようになりました。
今でも毎日のように読んであげたあとは、背表紙のおつきさまを見て2人でべーっとして楽しんでいます。
絵本は親子の絆を深め、成長を促す
言葉のバリエーションが増えるし、表現力が豊かになるし、親子のふれあいにもなるし、集中力もつきます。
何よりお母さんと過ごす時間は心の安定剤になりますよね。
何冊くらい読んであげたらいいの?と思いますが、子どもが読みたそうだったら、時間が許す限り付き合ってあげましょう。
今の月齢で興味がなくても、3ヶ月後に読んであげるとものすごく興味を持って、何度も読んでとせがまれるかもしれません。色々な絵本をできるだけたくさん読んであげたいですね。
おつきさまこんばんはは絵本ナビさんから購入できます。私も引き続き、毎日時間を見つけて読んであげるよう頑張りまーす!
試し読みもできますよ。