極寒の地へ行く時に絶対対策しておくべきこと「塩」編

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

どうも、カナダに5年以上住んでいて、-20度の環境に一生慣れることはないだろうと最近確信した、ももです。

東京出身の私は、雪国での生活に関しては全く無知でした。
なので、真冬にマイナス二桁が常であるトロントに住み始めた当初は、色々と失敗しました。

失敗したものの中の1つに、「塩」が挙げられます。

路面が凍結してしまうほどの気温が常である、トロントや極寒地では、街の至る所で凍結防止の「塩」が撒かれています。
本当にあちこち至る所です。真冬の間は、車道から歩道まで、塩だらけです。

ちなみにこの塩は、食用ではなく凍結防止目的の業務用で、ホームセンターなんかに大袋に入って売られています。

塩のおかげで路面が凍結することなく、歩道を早足で歩くことができますが、ものによっては「靴」が塩のせいですぐ痛んでしまって、使い物にならなくなります。

あなたの「靴」、きちんと防水加工が施されていますか。。?

防水加工がされていないブーツを履いていた、トロント生活1年目の私は、この塩の恐ろしさを知らず、非常に後悔しました。

もし、これからロシアやカナダなどの極寒地に旅行に行く人には、ぜひともこの「塩」対策をしてもらいたいです。

というわけで、今回の記事では、旅行や留学などで極寒地へ行く時に絶対知っておくべきことの1つ、「塩」とその対策についてご紹介します。

スポンサーリンク
Simplicity – レクタングル大

私のブーツに何が起こったのか

「トロントって寒いのよね、じゃあこれ買ってあげるから大事に使ってね!」と、カナダに来る前に、親に買ってもらったUGGのムートンブーツ。

確かにめちゃくちゃあったかくて、気温がマイナスでも、底冷えせず快適でした。

見た目も可愛いし、機能性も抜群だし、UGGはトロントの環境にぴったりだ!!と信じて、愛用していました。

でもある日、UGGが防水性が乏しいことから「塩」にやられました。

極寒の地だからといって、常に雪・氷の世界ではなく、少し気温が上がったときに雪と氷が一気に溶けます。その時に外出していると、いつの間にか雪と塩が混ざった水がブーツに染みて広がり、その後乾いてもシミとなって残るのです。

気づいたときにはすでに遅し。

ぬるま湯をつけたタオルで、叩くように拭き取ろうと試みましたが、少し取れたもののしっかりシミは残ってしまいました・・・涙

塩が靴にどんな影響を及ぼすのか

私のブーツが悲劇に見舞われてしまったように、トロントの街中を歩いていると、至る所でブーツやスニーカーが、塩ジミで汚れてしまっている人を度々見かけます。
今朝も塩まみれのブーツを目にしました。

防水加工を施されていない靴、または吸水性の高い靴は、塩が混ざった雪水を吸収し、シミとなって残ってしまうのです。

ここですぐ対策をすれば(方法は後述します)、被害を最小限に抑えられます。
でもシミを気にせず、対策もせずその靴を履き続けると、塩でダメージを受けた靴の生地が劣化します。

そして最終的には、生地が破れてしまいます。

そこまでなってしまうまでに時間はかかりますが、それほど塩による靴のダメージは想像以上に大きいのです。

これ、塩です。道路・歩道一面塩だらけ。

どのような気候が最も靴のダメージを受けやすいのか

では、どのような気温や天気で、靴は「塩」のダメージを最も受けやすいのでしょうか?

それは、意外にも極寒の日ではなく、少し暖かくなった、雪が一気に溶け始めたころです。

トロントは、マイナス2桁になる極寒の地ですが、毎日マイナス2桁というわけではなく、マイナス1桁〜0度前後になることもあります。

0度前後になると、積雪している雪が一気に溶け始め、みぞれのような状態になり、道路がびちゃびちゃになります。

このような天候、道路状態の時に、防水加工のない靴で外を歩き回ると、一気に塩水が染み込みます。
その結果、靴にダメージを与えることになるのです。
極寒地では、この季節は天気予報を見てから出かけることが必須です。
気温・天気を事前に確認してから出かけないと、痛い目を見ることが度々あります。

塩ダメージを予防できる、家でのお手入れ方法

極寒地では、ウォータープルーフの靴を履くことが絶対条件です。
防水されていない靴で出かけると、絶対後悔します。

ウォータープルーフのものですら、日々のメンテナンスを怠っていると、塩のせいで素材が劣化していきます。
早ければ1〜2年でひび割れていき、買い替えないといけません。

そうなる前に、定期的にお手入れをしておくと、大事な靴が長持ちします。

私はこのお手入れ方法で、黒の革のロングブーツをかれこれ5年ほど愛用しています。
毎冬履きまくっているので、さすがにかかと部分が劣化してきましたが、革部分はツヤツヤでまだまだ履けます。

私が日頃行っている、家で簡単にできるお手入れ方法をご紹介しますね。

用意するもの

・靴底が入るサイズのトレー・平バケツ
・ボロ布・タオル
・KIWI ダブリン(見た目ワセリンのようなオイル状ペースト)
・防水スプレー

1、靴底をぬるま湯につけ、不着している塩を落とす。
トレーやバケツがあれば便利ですが、なければ水道から直接ぬるま湯をかけても良いです。

2、ボロ布をぬるま湯で緩めに絞り、靴全体を拭きながら塩を取る。

3、塩が取れて靴の表面が乾いてきたら、今度は靴の保護をします。
ダブリンでビニール・革素材の部分を磨きます。こうすることで、防水対策ができると共に、靴にツヤが出ます。

革のブーツなんかは、これを使うとうっとりするほどツヤツヤになりますよ!

4、ダブリンをしっかり塗り込み、靴に馴染んだら、全体に防水スプレーをかけます。
特に雪が不着しやすい、靴のソール部分は念入りにかけましょう。

5、完了!

毎日このお手入れをする必要はないです。
でも、塩の付着が見られる場合は、こまめにボロ布で拭き取ることをオススメします。

カナダでよく見かけるKIWIのダブリンは、日本では販売していないようですが、似たようなものを見つけました。

防水スプレーは、こちらのロングセラーのものがオススメです。

今から買うならこんな素材・形の靴がおススメ

極寒地に行くに向けて、これから靴を買う!という方は、

・ウォータープルーフ
・足底がしっかりギザギザしているもの
・くるぶし丈以上のハイカットの靴か、ブーツ
・拭き取り、お手入れが簡単な合皮や革素材

であるものを選びましょう。

ゴツゴツしたいかついブーツを買う必要はありませんが、足が冷えやすい人は、アウトドアブランドから出ているブーツを選ぶことをオススメします。

*注
長靴は防水に優れてはいますが、保温効果が皆無で足がめちゃくちゃ底冷えするのでオススメできません。
Hunterを履いていた時期がありましたが、足用のホカロンがあっても冷えて仕方なかったので、長靴は買わないほうが良いです。

カナダで有名で、街中でよく見かけるのは、

・SOREL
・Kamik
・防水加工されたUGG(先述しましたがムートンタイプはNG)
・Timberland 

辺りですね。

特に、SORELとUGGは雪環境に耐えられるように作られているので、とにかく頑丈です。
ソールも分厚くて、底冷えしません。

私はSORELのショートブーツを持っているのですが、足底が分厚くて丈夫で、あまり手入れしなくても劣化しませんし、底冷え一切しません!!!

SORELは雪国で生活する人には絶対一足は揃えてほしい、オススメの一品ですね。

最後に

今回の記事では、「極寒の地へ行く時に絶対対策しておくべきこと「塩」編」として、雪国に住まないと意外と知らない、知っておくと得する情報をご紹介しました。

塩は街中に撒き散らされているので、避けようがありません。

大切にしていたブーツに、大きな塩ジミを作ってしまった私の二の舞にならないように、しっかりと対策してくださいね。

スポンサーリンク
Simplicity – レクタングル大
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
Simplicity – レクタングル大